1月14日、第142回直木賞・芥川賞(日本文学振興会主催)が発表されました。
【直木賞】
佐々木譲『廃墟に乞う』文藝春秋
白石一文『ほかならぬ人へ』祥伝社
【芥川賞】
該当作なし
第142回直木賞は2作品が選出されました。北海道を舞台にした警察小説を発表し続けてきた作家生活30年のベテラン、佐々木譲が『廃墟に乞う』で3度目の候補での受賞。そして、話題作を次々に刊行し、直木賞初の親子での受賞という栄誉も得た白石一文は『ほかならぬ人へ』により2度目の候補での受賞です(父親・故白石一郎さんは、候補8度目での受賞)。
【Book Japan】では、直木賞受賞2作品と、佐々木譲の受賞第1作目『北帰行』(角川書店)について、杉江松恋さんによる受賞後の書評を掲載しています。
白石一文『ほかならぬ人へ』については、相川藍さんによる候補選出前の時点での書評も掲載していますので、ぜひお楽しみください。
直木賞・芥川賞の受賞作・候補作のご購入には、ポイントもおトクな【Book Japan】をぜひご利用ください。この1月は、2010年お年玉ポイント・キャンペーンも開催しています。