書評の楽しみを考える Book Japan

 
 
 
トップページ > おすすめ本書評一覧 > ラーメン屋の行列を横目にまぼろしの味を求めて歩く

ラーメン屋の行列を横目にまぼろしの味を求めて歩く

「まぼろし」×「下手味」はどこに行ったのか

勝見洋一
朝日新聞出版随筆・エッセイ] 国内
2009.07  版型:B6
>>書籍情報のページへ
レビュワー/北條一浩

この本、実はごくあっさり言って、ノスタルジー本と言って差し支えない内容なのである。もし読者が、「なんだよ、要するに昔は良かったって話じゃないか」という感想を抱いたとすれば、ハイ、それ、大正解。しかるに、他人から見ればこの「要するに」の四文字で済んでしまう構えの中に著者が込めた思い、その全体重のかけ方が、まったくもって半端じゃないのだ。

【そもそもラーメンは、厳選された素材がどうのという料理ではない。どこかウソっぽいのに、しみじみと旨いというキラキラした秘密を持っていた。その「悪」の魅力が、ラーメンの精神的スタンスだった。それがあってこそ社会の荒涼とした現実と自分との関係を噛みしめることができる、実存主義的食べ物であった。】

「キラキラした秘密」というのがいい。いま、名店といわれるラーメン店の多くが所有しているのは、どこもキラキラなんかしていなくて、単なる「企業秘密」だったりするはずである。そんな店に長時間行列してラーメンを食べることのバカバカしさ。これは筆者の個人的な感想だが、だいたいラーメン店に行列している連中の何がいちばんイヤかって、完全に自足しきったその様子こそイヤなものはない。「ったく、いつまで待たせんだよコラ! さっさと食わせろ」という苛立ちが皆無なのである。これはもう信者だ。ちなみにこの章の表題は「新興宗教とラーメン」である。

聡明な皆さんはすでに察しが付いていると思うけれど、『ラーメン屋の行列を横目にまぼろしの味を求めて歩く』は、高級なもの、本格的なものをその高みから下ろし、逆にB級料理を称揚するといった、ルサンチマン爆発! というような本ではまったくない。それどころか著者は、ラーメン店に行列する人々が一生口にすることがないような美味の数々を、これまでの人生でさんざん口にしてきた人である。京都祇園で繊細極まりない鯛の造りを食し、近江の「招福楼」、東京・新橋の「金田中」など名立たる名店の味を懐かしみ、地元民以外はなかなかありつけない敦賀の「水魚」を、口を極めてほめちぎって、「あんなものがいいのかねえ」などと言わせながら、満更でもない顔で出させてしまう。

で、そうした人々はふつう、「グルメ」と呼ばれるわけだけれども、勝見洋一という人が断じて「グルメ」でないのは、膨大な足し算の山の上に立っているのが「グルメ」なのに対して、もう一度書くが「マイナス×マイナス=大いなるプラス」という「飛躍」をその特徴としているからだと思う。

「飛躍」するためには落ちなければならない。体を張って、自分の舌と体で毎回々々、キッチリと「ああ、こんな味じゃない。これも違う。とうとうこれもまぼろしになってしまったのだ」と、落胆しなければならない。

ホンモノ志向といいながら、なんだ、世の「グルメ」たちが食っているものなんかニセモノだらけじゃないか。オレは長年、ホンモノを食ってきたんだから騙されないぞ。そういう本では、まったくないのだ。むしろここにあるのはホンモノだらけの世の中に対する嘆き節。ホンモノの食材をホンモノの教育を受けたエリート料理人が調理したら、あら不思議、ぜんぜん味がしないってどういうことなの?

「下手味がないからだ」と、さしあたって著者は言うだろう。どこかインチキめいた、正統的な料理の手順からすればまったく推奨できない、しかしアレとソレをこっそり混ぜちゃうと、なんと! どうしてこんな美味が生まれるのか。そういうことをかつて料理人たちはちゃんと知っていたし、しかしそれはもう、「まぼろし」になってしまったのだと。

【子供のころ、今の銀座並木通りのはずれ、橋を渡ればすぐ新橋駅の汐留川の傍らに、屋台の「紙カツ屋」が出た。豚肉を紙のように薄く切って叩き伸ばし、衣をつけてカリカリに揚げた儚いトンカツの味が懐かしい。つまり衣をいかに旨くするかで、これはカツ丼の旨さとも共通する。分厚い肉など夢だった頃の、かえって味覚の本質を突いた旨さだ。そして私はやがてレバカツの味に目覚める。カツとは衣が主役なのだ。とその途端、だんだん世の中が豊かになって厚い肉が主流になったのか、紙カツ屋は町から消えてしまったのだ。】

著者にとって味覚とは、徹頭徹尾、個人的なものである。他でもない、「この私」がその時、その土地で、その年齢で食したものが、個人を成形する。「まぼろし」を求めて「この私」が彷徨すれば、どうしたってそこに出現するのは少年時代、幼年時代の記憶ということになる。

【しかし、チョコレートを食べて子供のころの味覚を取り戻したいと期待するときがある。
自分の体の中に確かにあった、三まわりも四まわりも小さい、かつての自分の人体を感じたいのだ。
甘いチョコレートを食べる。
すると体の中のもっと小さな自分も「おいしい」と呼応する。その声をいつまでも聞いていたい。】

「ニューヨークのソーダファウンテン」と題された章の最終部分だが、めずらしく改行の多い(改行とはすなわち「詩」である)このパッセージの豊かさ。そして狂おしさはどうだろう。

いま、われわれの「体の中のもっと小さな自分」はどこにいるのだろうか。その「小さな自分」を社会の中で飼いならすことができず、思わず山手線の中でプリンを食してしまったとしても、ラーメン店に行列するよりはるかにそのほうがいい。行列はいつだって多数なのであり、こっちはいつだって一人ぽっちなのだから。

ホンモノばかりに囲まれた世の中で、ヘルシーな料理に舌鼓を打つことの歪み。「それのどこが歪んでいるのか?」と人は言う。医食同源じゃないか。冗談じゃないよ、旨いものというのはすなわち「毒」であり、人間は「毒」をいっぱい食べてさっさと死ぬようにできている、とこの本は応える。

さっさと死にたくはないのだけれど、高級食材に囲まれて、おいしいものを食べて、同時に健康になって、でも時々無性に刺激の強いラーメンだけは食べたいなぁなんて、そんな虫のいい話が支持される世の中は厭だ。そういう感覚を筆者は共有したいと思う。

『ラーメン屋の行列を横目にまぼろしの味を求めて歩く』。こんな長いタイトルは憶えられないって? いや、憶えなくてよいのです、「ホラ、なんだっけあの長いタイトルの……」と、それでじゅうぶん。この長いタイトルを、この本を読んだという経験を「この私」のものにするために、そっと舌の上で何度か転がしてみれば、ある日スッとすべての言葉が出てくることでしょう。

これは久々に、ほんとうに抜群に「美味しい文章!」でありました。

おすすめ本書評・紹介書籍

ラーメン屋の行列を横目にまぼろしの味を求めて歩く
勝見洋一
朝日新聞出版随筆・エッセイ] 国内
2009.07  版型:B6
価格:1,680円(税込)
>>詳細を見る

勝見洋一による既刊の「食」エッセイ、そして「食」から見た中国文化史

匂い立つ美味
勝見洋一
光文社光文社文庫随筆・エッセイ] 国内
2007.09  版型:文庫
価格:520円(税込)
>>詳細を見る
匂い立つ美味 もうひとつ
勝見洋一
光文社光文社文庫随筆・エッセイ] 国内
2008.11  版型:文庫
価格:520円(税込)
>>詳細を見る
怖ろしい味
勝見洋一
光文社光文社文庫随筆・エッセイ] 国内
2007.10  版型:文庫
価格:540円(税込)
>>詳細を見る
中国料理の迷宮
勝見洋一
朝日新聞出版朝日文庫歴史] [ノンフィクション] 国内
2009.07  版型:A6
価格:693円(税込)
>>詳細を見る

新着情報

2013/08/16[新着書評]
『きことわ』朝吹真理子
評者:千三屋

2013/08/15[新着書評]
『テルマエ・ロマエⅥ』ヤマザキマリ/「1~3巻は大傑作、4~6巻は残念な出来」
評者:新藤純子

2013/06/19[新着書評]
『高円寺 古本酒場ものがたり』狩野俊
評者:千三屋

2013/06/18[新着書評]
連載「週末、たまにはビジネス書を」第11回
『くまモンの秘密 地方公務員集団が起こしたサプライズ』熊本県庁チームくまモン

評者:蔓葉信博

2013/05/12[新着書評]
『フィフティ・シェイズ・ダーカー(上・下)』ELジェイムズ
評者:日向郁

2013/04/04[新着書評]
『クラウド・アトラス』デイヴィッド・ミッチェル
評者:千三屋

2013/03/15[新着書評]
【連載】 蔓葉信博「週末、たまにはビジネス書を」
第10回 『投資家が「お金」よりも大切にしていること』藤野英人
評者:蔓葉信博

2013/02/18[新着書評]
『はぶらし』近藤史恵
評者:日向郁

2013/01/31[新着書評]
『知的唯仏論』宮崎哲弥・呉智英
評者:千三屋

2012/01/30[新着書評]
【連載】 蔓葉信博「週末、たまにはビジネス書を」
第9回 『思考の「型」を身につけよう』飯田泰之
評者:蔓葉信博

2013/01/25[新着書評]
『醤油鯛』沢田佳久
評者:杉江松恋

2013/01/18[新着書評]
『秋田寛のグラフィックデザイン』アキタ・デザイン・カン
評者:千三屋

2013/01/17[新着書評]
『空白を満たしなさい』平野啓一郎
評者:長坂陽子

2013/01/15[新着書評]
『箱根駅伝を歩く』泉麻人
評者:千三屋

2013/01/11[新着書評]
『世界が終わるわけではなく』ケイト・アトキンソン
評者:藤井勉

2012/12/21[新着書評]
【連載】 蔓葉信博「週末、たまにはビジネス書を」
第8回 『ネンドノカンド 脱力デザイン論』佐藤オオキ
評者:蔓葉信博

2012/12/19[新着書評]
『デザインの本の本』秋田寛
評者:千三屋

2012/12/12[新着書評]
「さしたる不満もなく私は家に帰った」第2回「岸本佐知子『なんらかの事情』と近所の創作系ラーメン屋」
評者:杉江松恋

2012/11/28[新着書評]
『ニール・ヤング自伝I』ニール・ヤング
評者:藤井勉

2012/11/22[新着書評]
『日本人はなぜ「黒ブチ丸メガネ」なのか』友利昴
評者:新藤純子

2012/11/21[新着書評]
『私にふさわしいホテル』柚木麻子
評者:長坂陽子

2012/11/19[新着書評]
【連載】 蔓葉信博「週末、たまにはビジネス書を」
第7回 『老舗を再生させた十三代がどうしても伝えたい 小さな会社の生きる道。』中川淳
評者:蔓葉信博

2012/11/15[新着書評]
『格差と序列の心理学 平等主義のパラドクス』池上知子
評者:新藤純子

2012/11/09[イベントレポ]
兼業古本屋のできるまで。とみさわさん、なにをやってんすか

2012/11/08[新着書評]
『機龍警察 暗黒市場』月村了衛
評者:大谷暁生

2012/11/02[新着書評]
『なしくずしの死』L-F・セリーヌ
評者:藤田祥平

2012/10/31[新着書評]
『エコー・メイカー』リチャード・パワーズ
評者:藤井勉

2012/10/30[新着書評]
『文体練習』レーモン・クノー
評者:藤田祥平

2012/10/25[新着書評]
『生きのびるための建築』石山修武
評者:千三屋

2012/10/24[新着書評]
『占領都市 TOKYO YEAR ZERO Ⅱ』デイヴィッド・ピース
評者:大谷暁生

2012/10/23[B.J.インタビュー]
「この翻訳家に聞きたい」第3回 藤井光さんに聞く「アメリカ文学の"音"って?」(後編)
インタビュアー:石井千湖

2012/10/22[B.J.インタビュー]
「この翻訳家に聞きたい」第3回 藤井光さんに聞く「アメリカ文学の"音"って?」(前編)
インタビュアー:石井千湖

2012/10/19[新着書評]
『最後の授業 ぼくの命があるうちに』ランディ・パウシュ、ジェフリー・ザスロー
評者:日向郁

2012/10/18[新着書評]
『イタリア人と日本人、どっちがバカ?』ファブリツィオ・グラッセッリ
評者:相川藍

2012/10/17[イベントレポ]
ミステリー酒場スペシャル ローレンス・ブロック酒場Part1

2012/10/16[イベントレポ]
ブックレビューLIVE:杉江VS米光のどっちが売れるか!?

2012/10/15[イベントレポ]
ミステリ酒場スペシャル ローレンス・ブロック酒場三連発 PART2~泥棒バーニー、殺し屋ケラー編&ブロックおもてなし対策会議~

2012/10/15[新着書評]
『犬とハモニカ』江國香織
評者:長坂陽子

2012/10/10[新着書評]
『Papa told me cocohana ver.1 丘は花でいっぱい』榛野なな恵
評者:千三屋

2012/10/08[イベントレポ]
“その日”が来てからでは遅すぎる! あなたの知らないお葬式のすべて?ボッタクリの秘密から納得のエコ葬儀プランまで

2012/10/04[新着書評]
【連載】 蔓葉信博「週末、たまにはビジネス書を」
第6回 『本気で売り上げを伸ばしたければ日経MJを読みなさい』竹内謙礼
評者:蔓葉信博

2012/10/03[新着書評]
『青い脂』ウラジーミル・ソローキン
評者:藤井勉

2012/10/02[イベントレポ]
松本尚久さん、落語の楽しみ方を教えてください!

2012/10/01[新着書評]
『ヴァンパイア』岩井俊二
評者:長坂陽子

2012/09/27[新着書評]
『A Life of William Inge: The Strains of Triumph』ラルフ・F・ヴォス
評者:新藤純子

2012/09/25[新着書評]
『鬼談百景』小野不由美
評者:挟名紅治

2012/09/24[新着書評]
『ここは退屈迎えに来て』山内マリコ
評者:長坂陽子

2012/09/20[新着書評]
『銀の匙』中勘助
評者:藤田祥平

2012/09/18[新着書評]
『最初の人間』アルベール・カミュ
評者:新藤純子

2012/09/14[新着書評]
『その日東京駅五時二十五分発』西川美和
評者:相川藍

2012/09/13[新着書評]
『無分別』オラシオ・カステジャーノス・モヤ
評者:藤井勉

2012/09/12[新着書評]
『鷲たちの盟約』(上下)アラン・グレン
評者:大谷暁生

2012/09/11[新着書評]
『ラブ・イズ・ア・ミックステープ』ロブ・シェフィールド
評者:日向郁

2012/09/10[新着書評]
『嵐のピクニック』本谷有希子
評者:長坂陽子

2012/09/07[新着書評]
『本当の経済の話をしよう』若田部昌澄、栗原裕一郎
評者:藤井勉

2012/09/06[新着書評]
【連載】 蔓葉信博「週末、たまにはビジネス書を」
第5回 『戦略人事のビジョン』八木洋介・金井壽宏
評者:蔓葉信博

2012/09/05[新着書評]
『ひらいて』綿矢りさ
評者:長坂陽子

2012/09/04[新着書評]
『失脚/巫女の死 デュレンマット傑作選』フリードリヒ・デュレンマット
評者:藤井勉

2012/09/03[新着書評]
『かくも水深き不在』竹本健治
評者:蔓葉信博

2012/09/01[新着書評]
『残穢』小野不由美
評者:挟名紅治

2012/08/31[新着書評]
『わたしが眠りにつく前に』SJ・ワトソン
評者:長坂陽子

2012/08/28[新着書評]
『芸術実行犯』Chim↑Pom(チン↑ポム)
評者:相川藍

2012/08/27[新着書評]
『ぼくは勉強ができない』山田詠美
評者:姉崎あきか

2012/08/16[新着書評]
『オカルト 現れるモノ、隠れるモノ、見たいモノ』森達也
評者:長坂陽子

2012/08/10[新着書評]
『セックスなんか興味ない』きづきあきら サトウナンキ
評者:大谷暁生

2012/08/08[新着書評]
『深い疵』ネレ・ノイハウス
評者:挟名紅治

2012/08/07[新着書評]
【連載】 蔓葉信博「週末、たまにはビジネス書を」
第4回 小林直樹『ソーシャルリスク』
評者:蔓葉信博

2012/08/03[新着書評]
『はまむぎ』レーモン・クノー
評者:藤井勉

2012/08/02[新着書評]
『清須会議』三谷幸喜
評者:千三屋

2012/07/31[新着書評]
『岡崎京子の仕事集』岡崎京子(著)増渕俊之(編)
評者:相川藍

2012/07/30[新着書評]
『月と雷』角田光代
評者:長坂陽子

2012/07/28[新着書評]
『ことばの食卓』武田百合子
評者:杉江松恋
2012/07/18[新着書評]
『図説 死因百科』マイケル・ラルゴ
評者:大谷暁生

2012/07/13[新着書評]
『最果てアーケード』
小川洋子
評者:長坂陽子

2012/07/12[新着書評]
『なぜ戒名を自分でつけてもいいのか』橋爪大三郎
評者:千三屋

2012/07/05[新着書評]
『少年は残酷な弓を射る』(上・下)
ライオネル・シュライヴァー
評者:長坂陽子

2012/07/04[新着書評]
『未解決事件 グリコ・森永事件~捜査員300人の証言』NHKスペシャル取材班
評者:挟名紅治

2012/07/02[新着書評]
『女が嘘をつくとき』リュドミラ・ウリツカヤ
評者:藤井勉

2012/06/29[新着書評]
連載 蔓葉信博「週末、たまにはビジネス書を」
第3回 三浦展『第四の消費』
蔓葉信博

2012/06/27[新着書評]
『シフォン・リボン・シフォン』近藤史恵
評者:相川藍

2012/06/26[新着書評]
『湿地』アーナルデュル・インドリダソン
大谷暁生

2012/06/22[新着書評]
『話虫干』小路幸也
長坂陽子

2012/06/20[新着書評]
『彼女の存在、その破片』野中柊
長坂陽子

2012/06/15[新着書評]
『新人警官の掟』フェイ・ケラーマン
日向郁

2012/06/14[新着書評]
『俳優と超人形』ゴードン・クレイグ
千三屋

2012/06/13[新着書評]
『毒婦。 木嶋佳苗100日裁判傍聴記』北原みのり
長坂陽子

2012/06/12[新着書評]
『WOMBS』白井弓子
大谷暁生

2012/06/11[新着書評]
『21世紀の世界文学30冊を読む』都甲幸治
藤井勉

2012/06/08[新着書評]
『愛について』白岩玄
評者:相川藍

2012/06/06[新着書評]
『柔らかな犀の角ー山崎努の読書日記』山崎努
挟名紅治

2012/06/04[新着書評]
『夜をぶっとばせ』井上荒野
長坂陽子

2012/06/01[新着書評]
「七夜物語』川上弘美
長坂陽子

2012/05/30[新着書評]
連載 蔓葉信博「週末、たまにはビジネス書を」
第2回 高畑哲平『Webマーケティング思考トレーニング』
蔓葉信博

2012/05/23[新着書評]
「ピントがボケる音 OUT OF FOCUS, OUT OF SOUND』安田兼一
藤井勉

2012/05/21[新着書評]
「飼い慣らすことのできない幻獣たち」
『幻獣辞典』ホルヘ・ルイス・ボルヘス
藤田祥平

2012/05/16[新着書評]
連載「長坂陽子 ロマンスの神様願いを叶えて第18回」
「その名は自己満足」
長坂陽子

2012/03/30[新着書評]
連載「長坂陽子 ロマンスの神様願いを叶えて第17回」
「そのプライドが邪魔をする」
長坂陽子

2012/02/28[新着書評]
連載「長坂陽子 ロマンスの神様願いを叶えて第16回」
「恋のリスクマネジメント」
長坂陽子

2012/02/15[新着書評]
連載「長坂陽子 ロマンスの神様願いを叶えて第15回」
「非華奢女子の生きる道」
長坂陽子

2012/02/02[新着書評]
連載「長坂陽子 ロマンスの神様願いを叶えて第14回」
「パターン破りの効用」
長坂陽子

2012/01/31[新着書評]
『最高に美しい住宅をつくる方法』彦根明
評者:相川藍

2012/01/20[新着書評]
『ペット・サウンズ』ジム・フジーリ
評者:藤井勉

2012/01/17[新着書評]
連載「長坂陽子 ロマンスの神様願いを叶えて第13回」
胸だけ見ててもモテ期はこない
長坂陽子

2012/01/11[新着書評]
連載「長坂陽子 ロマンスの神様願いを叶えて第12回」
「恋で美しくなる」は本当か
長坂陽子

2012/01/10[新着書評]
「旧式のプライバシー」
『大阪の宿』水上滝太郎
藤田祥平


Internet Explorerをご利用の場合はバージョン6以上でご覧ください。
お知らせイベントBook Japanについてプライバシーポリシーお問い合わせ
copyright © bookjapan.jp All Rights Reserved.