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邪悪なものの鎮め方

金持ちも貧乏人も、宝くじに当たる確率は変わらない
そんな世の中でも楽しく生きられる

内田樹
バジリコ木星叢書思想・哲学・評論] 国内
2010.01  版型:B6
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レビュワー/堀和世

そしてまた、いつものように何が言いたいのやら、ぐだぐだと書き連ねている私は、現時点でこの原稿がどこにどう収まるか分からない。収まらないかもしれない。収まらなかった場合、今書いている原稿を人の目にさらすことはないから、もしこれをご覧になっている方がいたとしたら、どこかには収まっているのだろう(あ、収まってませんか、すみません)。

書くべきことがあるから書いているのは事実なのだが、本当に書きたいことは書き始めてみないと分からない。書いている最中は、書いているものが最終的にどういう意味を持つことになるか分からない。原稿が「収まる」というのは、原稿が完成して「全体」として書きたかったこと(原稿の価値はそれで測られる)が定まるということだ。今、私が熱心に並べている単語の列は「部分」であり、その価値は現時点では分からない。原稿が収まるべきところに収まったとき、全体から部分に初めて意味が与えられ、それに見合った価値が生まれるのである。

私はあと何時間(何日)、この作業を続けなければいけないのか見当がつかないが、どんな形になろうととりあえず「終わり」はある。私は私の仕事を振り返り、私なりの点数(赤点上等!)をつけることができるだろう。しかし、そういうことも含めた雑多な営みの集合であるところの人生そのものを、私自身は振り返ることができない。人生の終わりを見ることはできない(だって死ぬ瞬間には死んでしまうのだから)。つまり、どこまで行っても私たちは常に部分でしかありえない。部分が自分で自分の価値を決めることはできないのだから、結局は「自分とは何か」と一見根源的な問いに悩んでも仕方がないということになる。

書いているうちに何とかなる、はずだ

と、いかにも知ったふうな書きぶりなのだが、もちろんこれらは今回紹介する『邪悪なものの鎮め方』に書いてあったことからの、半ば受け売りである。著者の内田樹先生は「あとがき」にこう記している。
〈たぶんそれは書いている僕自身が読んでも、話がどう展開するのか、どういう「オチ」に持ち込むつもりなのか、なかなか予測できないからでしょう。(中略)「では、以下にその理路をご説明しよう」などというふうに、いかにも書き手はこれから書くことの全体を一望俯瞰しているようなレトリックが使われてはいますけれど、ほんとうのことを言うと、「以下、どういう理路で説明がなされることになるのか」は書き始めているときに僕自身よくわかっていないのです。「書いているうちに何とかなるだろう」と思っているだけです〉

内田先生も原稿が「どこにどう収まるか分からない」ままに単語を並べているというのだ。もちろん、神戸女学院という名門ミッション系女子大で女子大生に学問を授けている学究の徒と、この私などを比べるのはおこがましいにもほどがある。内田先生が言う「僕自身よくわかっていない」と、私が口にするそれとは、まったく同じ五十音が並んでいたとしても意味は異なるはずだ(繰り返すが、部分の持つ意味は全体によって変わるからだ)。

恐らく……だが、内田先生が合気道の有段者ということを考えると、武道家が常に心がける「脱力」と関係があるに違いない。例えば相対した敵に手で胸を押されたとき、こちらが力んで体を固めていると簡単にバランスを失い、よろめいてしまう。逆にこちらが体をゆるゆるに緩めると、暖簾に腕押しの状態になり、相手の力をいなすことができる。その上で相手が力を込めた(=体が固まる)すきをついてバランスを崩し、相手をコントロールすることができる。

「脱力」とはまったく力を使わないことではない。敵の腕力や重力など自分の外側にある力を最も効率的に利用できるポジションに自分の重心を置き、もっぱら受動的・反射的に力を使うことだ。そうすると筋肉がリラックスした状態で最適なパフォーマンスが発揮できる条件が整う。武道だけでなく、最近の陸上競技ではいかに速く重心を移動させるかに努力が払われる。地面を蹴って重心を動かすのではなく、まず重心を移動させ、それを脚が追いかける。重心の真下で足裏を接地させ、地面からの反力を使って体幹をさらに前に進める。重心の加速についていくため、どこまで歩幅を広げ、脚の回転を速くできるかが、その人の走力のリミットになる。

「書いているうちに何とかなるだろう」というのは、何か書くことによって原稿の重心をずらし、文脈上に「位置エネルギー」を生むことだ。そのときに力まず脱力していれば、エネルギーを解放させる方向に沿って自然と思考は加速する。それを拾い上げて文字にすれば、再び重心がずれて視点が変わる。その繰り返しである。重心をただ鉛直線上に落とし込むのではなく、わきに振れば振るほど原稿は面白くなる。話が脱線しすぎて論理が崩壊する一歩手前まで振幅を取れるのが優れた書き手であろう(と私は思う)。川がいくら蛇行しても、水は必ず一番低いところに流れ込んで安定するように、脱力して書かれた原稿は結局、収まるべきところに収まる。「オチ」とは「落ち」、つまり重心の収まりどころのことである。

で、話が中途半端になっていたが、内田先生と私の書くものがどうして違うのかといえば、脱力の巧拙もあるだろうが(力を抜くのは案外難しい)、要するにもともとの体力が違うのである。私は速く走るのにはどう体を使えばいいかは分かっているが、実際に100メートルを10秒台では走れない。力を抜くのは日ごろの鍛錬に裏打ちされた潜在力をいかんなく発揮するためで、潜在してないものは出てこない。例えば、内田先生はこんなことを書いている。

内田樹の他作品の書評も収めていますので、お楽しみください。
『日本辺境論』 レビュワー/北條一浩 書評を読む
『街場の教育論』 レビュワー/近藤雄生 書評を読む

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内田樹
バジリコ木星叢書思想・哲学・評論] 国内
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