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中央モノローグ線

どこまでも真っ直ぐだから、交わらない

北條一浩 Tuesday新刊チェック 2009/11/10
小坂俊史
竹書房マンガ・アニメ] 国内
2009.10  版型:コミック
>>書籍情報のページへ
レビュワー/北條一浩

さて今回の最後の本は漫画。それも、四コマ漫画集である。題して『中央モノローグ線』。普段めったに漫画を読まないので、たいへん申し訳ないが、著者の小坂俊史さんという方については何一つ知らない。ではなぜこの本を手にとったかというと、むろん最大のポイントは、この漫画が、東京の中央線沿線に住む8人の女性の物語であるということ。筆者は中央線沿線・阿佐ヶ谷駅付近の住人である。他には、知人がブログで賞賛していたことや、カバーを一瞥した時の勘(よい匂いがする!)も、もちろんある。

余計なことかもしれないがいちおう書いておくと、中央線というのは、東京駅を起点に、終点の高尾駅まで、東京を東西に横断する路線である。しかしながら、中央線が総武線と合流する御茶ノ水に始まり、中野までの駅は、総武線と中央線が平行して走っているために中央線沿線とはみなされず、「中央線沿線」といえば一般に中野~高尾のあいだを指す。

ここまでが鉄道路線的な説明だが、ここに歴史的・文化的な文脈が介入する。いわゆる「中央線的」なる文化なり風景なり生活様態が漂っているのは、中野~三鷹までの各駅――具体的に書けば、中野、高円寺、阿佐ヶ谷、荻窪、西荻窪、吉祥寺、三鷹の7駅ということになる。三鷹の次の駅は武蔵境だが、武蔵境から先は「中央線的」なるものは一気に希薄になり、そのことは『中央モノローグ線』にも明確に述べられている。

さらにややこしいのは、先に触れた総武線というのが、中野行きと三鷹行きの2種類があるということだ。つまり先の理屈でいうと(鉄道路線的な理屈でいうと)、純粋に中央線沿線といえるのは、本当は武蔵境から高尾までの駅ということになるわけだが、皮肉なことにその「純粋沿線」(?)ほど、文化的に「中央線的」なるものが薄く、以上のような、ハッキリいって他の地域の人から見たらどうでもいいような区分けによって、こんにち、「中央線沿線」として話題になるのはもっぱらその7駅ということになっている。そうだ。中央線も総武線も使えて、しかも中央線を語る時には必ず登場する7駅は、ちょっとズルいのである。

と、ここまでの説明をガマンして読んでいただいたのは理由があって、それはこの『中央モノローグ線』に登場する8人の女性たちは、そんな「ズルさ」を感受性のどこかでキチンと理解していて、それでもここに住んでいる人たちだと感じられるからである。8人の女性はそれぞれ、中野在住のイラストレーター・なのか、高円寺の古着屋店主・マドカなど、各駅の特性を象徴するようなキャラクター設定が1駅1人でなされており、つまりは中野はいかにもイラストレーターが多く住んでいそうな町であり、高円寺は古着屋が多そうな(実際、多い)町ということになる。

さて、先に7駅と書き、また8人の女性たちと書いたが、ではその「1」の誤差は何か。それは、武蔵境駅近辺に住む女性を登場させたことである。この設定が秀逸だと思われるのは、「中央線的なるもの」が薄くなってしまう最初の駅・武蔵境を加えて、いわば「中央線」にいくらかでも相対的な視野を与えようという意図が感じられるからだ。さらに素晴らしいのは、この武蔵境駅に割り振られるキャラクターが、8人の中で最年少、中学3年生のキョウコだという点で、キョウコにとってはお隣駅の三鷹を超えて東に行くこと、特にあこがれの都会・新宿に行くことは冒険であり、「中央線的なるもの」に浸入することと、大人になることとがイコールなのである。これがポイントその(1)。

その(2)は、「中央モノローグ線」というタイトルの意味するところ、その深さだ。8人の女性たちはそれぞれ単独で四コマの中に登場し、仕事相手や客、同級生などと一緒にいることもあるが、基本的には孤独だ。その口から漏れる言葉はまさしく「モノローグ」ばかり。そしてこの8人の生活が交わることはけっしてない。映画『マグノリア』のように、同一画面の中に納まらずとも、それぞれの人生が偶然の玉突き事故のように連関し、それで一つの大きなストーリーが育まれるかというと、そういうこともない。タテに長い四コマは、あたかも彼女たち1人ひとりに振り当てられた短冊のように、それぞれの「歌」ならぬ「モノローグ」を映していくばかりなのである。中央線というのは、かなり強引に用地買収などをして建設された路線であり、定規をあてたようにどこまでも真っ直ぐな線路が伸びている。カーブというものが無いのである。だから、どこまで行ってもひたすら真っ直ぐな8人の「線」は、彼女たちが中央線沿線に住んでいる以上、けっして交わってはならない、というのがこの作品の作法であり、これはとても深い中央線の理解につながっていると思う。

3つめのポイントは、著者が「あとがき」で「中野区にしか住んでいない」と書いているように、中野在住のイラストレーター・なのかの登場する回が最も多く、いちおう主人公めいた役割を与えられていることだ。「いちおう」と書いたのは、ポイント(2)のところでも書いたように、この漫画はあくまで「線」であって「面」を構成することが無いので、「主人公」という概念自体がそぐわないからである。しかし、8人をまったく等価に描くよりもずっとリアルであり、実際、作者が住んでいたというだけあって、なのかのエピソードは非常に具体的で、ディテールの楽しいものが多い。

4つめ(このへんで止めます)はなんといっても、男性作者であるにもかかわらず(?)、女子の物語にしたこと。このことは、ハッキリと強者ではなく弱者の視点に立つことを意味していて、8人の女性はそれぞれ、「地方出身者」「貧乏」「就職難」「シングルマザー」「一人暮らし」などなど、必ずどこかに負の属性を持っていて、その負の匂いが、そのままモノローグとして語られている。

そして筆者が、『中央モノローグ線』が新しい作品だと思うのは、その地味な外観(失礼)にもかからわず、「中央線」を語る際にこれまでの「男」(ほんとうは性別の問題ではないが「男」的なもの)が語ってきた「オレたち中央線」という、東京の中の勝ち組には背を向けているが、しっかり独自の文化を醸成しているぜ、的な暑苦しさとはあっさり手を切り、しかしながら同時に、田舎モノや1人モノにやさしい中央線の恩恵もまた自覚した聡明な女性として、8人を造型することに成功しているからである。

ドップリと暗さに浸かったような物語ではないし、ユーモアも随所に溢れているが、それでも『中央モノローグ線』のそれぞれのコマから立ち上がってくる「さびしさ」の感覚は、とても、とても、深いと思う。この「深さ」はただ事ではない。

この漫画を読むときは、「私は高円寺に住んでいるから、高円寺のマドカが出てくる所だけ先に読んじゃおう」なんて思わずに、できれば最初から順番にページをめくっていってほしいと思う。そうすることで、ラストの第20話の、あの美しい構成がダンゼン、生きてくる。

さて、締めくくりに問題を出してみよう。武蔵境の中学生・キョウコは、新宿にある私立高校と、地元の都立高校のどちらに進学するか? 最後まで当レビューを読んでくださった方なら、きっと正解できますよね? 

いやはや、まいりました。完璧です。☆☆☆☆☆。

とてもおすすめ ☆☆☆☆☆
おすすめ ☆☆☆☆
まあまあ ☆☆☆
あまりおすすめできない ☆☆
これは困った

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