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流れる山の情景

そうか、山は流れるものなのか

北條一浩 Tuesday新刊チェック 2009/9/1
浜田優
山と渓谷社詩歌] [随筆・エッセイ] 国内
2009.08  版型:B6
>>書籍情報のページへ
レビュワー/北條一浩

最後は、実は友人の本。友人や知人の本をここで取り上げるのは極力避けて来たのだけれど、いつのまにかこんな本が作られていて、そのことをまったく知らなかったし、なによりとてもいい本になっていると思うので、書いてみよう。

古本好きなら知っていることだと思うけれど、昔ながらのクラシカルな古本屋には、たいていの場合、山岳書のコーナーが設けられている。そこには、いわゆる登山家の手記から自然科学的なアプローチの本、図鑑、写真集、そして必ず、小説家や詩人、歌人、俳人ら文学者たちの随筆類や紀行が含まれている。串田孫一や尾崎喜八、深田久弥といった、誰もが思い浮かべる名前のほかにも、おやっ? この人にもこんな山岳書があったのか、と思うような発見が、時折見られる。

そして同時に書いておかなければいけないのは、これら山岳書の棚は、残念ながら「稼動していない」ということである。山岳書の棚が店舗スペースに占める割合の大きい古書店はこんにち、苦しい商売を強いられているはずだし、若い古書店主がいよいよ自分の店を開くといった場合、よく勉強して行き届いた多彩な本の中には、むろん山の本もいくらかは散見されるものの、それがあるまとまったボリュームや棚を形成することは無い。つまり、ありていに言っていま山岳書は「過去」に属している状況なのである。だから本書の帯に「失われつつある山岳書を再興する」とあるのは、まさしくそういう状況の中での出版、ということを意味しているのである。

『流れる山の情景』には詩、散文、エッセイ、そして紀行が収録されているが、最も特徴的なのは、第I部で、まず詩が先行し、そのあとにその詩と響きあう散文、散文の隣に銅版画、ペン画が置かれるというその形式である。散文はむろん、自作詩の解説というような単純なものではないが、この散文があることで読者は再び、感受性がほぐれた状態で詩に還っていくことができるように思う。まずはある種の緊張とともに詩に向き合い、そのあとに散文で寛ぎ、また前ページの詩に戻ってみるとき、その詩は最初に読んだ詩とどう違って映るかという問題は、実は、「詩とはなにか?」を考えることでもあり(読者ばかりでなく、著者も考えているだろう)、『流れる山の情景』とはそういう本である。

  イラクサの ぎざぎざの
  葉形を目の刺激にして

  蘚苔のすがすがしさ
  ひと夏を冷やしてすごす森の
  均された朽ち木の湿り

「緑陰」という詩の冒頭である。「イラクサの ぎざぎざの/葉形を目の刺激にして」、ああこれは登山者の視線だなと思う。都市の、平地の人間のそれではない。さてこの詩に向き合う散文の冒頭はこうだ。

   盛夏から残暑にかけて、緑陰は山旅のさなか
  で人が気ままに憩える貴重な場所だ。晴れた日
  中に炎天下で休む気にはとうていなれず、降れ
  ば降ったで幾重にも枝をひろげた大樹の陰でじ
  っとしていれば、たいして濡れないものだ。

ここにも山地の作法が端的な言葉で記されている。詩はイラクサのギザギザをいっしゅんにして目の中に通過させ、散文はそのまま自らが緑陰となって、読者にも涼と憩いを提供する。このすばらしきハーモニー。

「想う山」と題された第II部では、伊東静雄の詩「曠野の歌」、カフカの『城』、宮沢賢治の「なめとこ山の熊」と、山にまつわる三つの文学作品に対する「読み」が展開される。伊東静雄、カフカ、宮沢賢治と固有名が並ぶだけでそそられるが、「なめとこ山の熊」について冒頭、

【熊に威嚇されたことがある。】

に始まり、いっしゅん、人の声ではないか、いやそんなはずはあるまいという顛末を綴ったあと、著者はこう書く。

【それよりも私自身のことをいえば、なぜとっさに人だと思ったのか、それがあとあとまで気にかかった。もちろんその声が、人のものにそっくりだったからだ。でもはじめから半信半疑だったのはたしかだし、ちょっと考えれば人間ではないことなどあきらかではないか。むしろ私が人だと思いこみたかったのではないか。でははぜ人だと思いこみたかったのか。】

このあと、いよいよ「なめとこ山の熊」の読解に入っていくわけだが、『流れる山の情景』というこの本の中に挿入されることによって、賢治の著名な作品はまた新たな輝きを見せることになるだろう。

輝き、といえば、第I章の門坂 流氏の挿画は、まあここで杜撰な形容詞をつらねても失礼千万だが、『流れる山の情景』というタイトルのこの本の、「流れる」というその趣旨に完璧に寄り添った見事なものである。なんといっても名前が「流」ではないか! その作品は時に、まるで等高線のように、あるいは指紋のようにも見える。そして、時々で色を変えながら、書物の中で「二色」という体裁が持つ美しさを、再認識させてくれるように思う。

ああ、そろそろ紙幅が尽きたかな? Webだから別にかまわないんだけどサ。それにしても浜ちゃん、いつのまにこんな物を書いていたのだね。とってもいい本になったと思う。おめでとう。山を通過している人とそうでない人(ぼくがそうだ)では、きっと生命が流線形だということの志向と感覚について、ずいぶんと開きがあるということがわかった気がする。どうしても☆をつけなきゃいけないというルールなので、☆☆☆☆にします。

今度、超初級編の山に、連れてってください。

とてもおすすめ ☆☆☆☆☆
おすすめ ☆☆☆☆
まあまあ ☆☆☆
あまりおすすめできない ☆☆
これは困った

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流れる山の情景
浜田優
山と渓谷社詩歌] [随筆・エッセイ] 国内
2009.08  版型:B6
価格:2,000円(税込)
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