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トロムソコラージュ

これではたして、詩の言葉として拮抗できているのだろうか。

北條一浩 Tuesday新刊チェック 2009/7/7
谷川俊太郎
新潮社詩歌] 国内
2009.05  版型:B6
>>書籍情報のページへ
レビュワー/北條一浩

「よく読む本のジャンルは?」「文芸書ですね」といった会話がなされる場合、これまでの経験と実感から、ここでいう「文芸書」のだいたい92%くらいは小説を、5%がエッセイの類を指していて、例外的な「その他」の3%の中に詩、俳句、短歌といった短詩型や戯曲などがすべて押し込められていると思う。つまり、普通は「文学好き」と「小説好き」は限りなくイコールに近い。

そんな中、谷川俊太郎という人の詩は、わりあい広く世間に流通している。おそらく、いわゆる「現代詩」の他の詩人と比較して、読者の数はケタが1つ(2つ?)違うはずである。このことは、必ずしも他の詩人に比べてダントツに作品が優れているという話でもなく(もちろん、「ダントツに優れている」と言っても間違っていないと思う)、しばしば「難解で何が書いてあるかよくわからぬ」と言われる「現代詩」の中では、比較的平易であるから、というばかりでもない(ぜんぜん平易でない谷川俊太郎の詩はいっぱいある)。

ただ、好むと好まざるとにかかわらず、そして(おそらく)ご本人の意思とは関係なく、谷川俊太郎という人の存在が、詩という文学上の一形式を、過去の遺物でもなく、特殊な人だけが出入りする「辺境」もしくは「前衛」でもなく、リアルな今日の文学フォームたりうるものとして、かろうじて繋ぎとめているのは間違いないと思う。
そういう意味で、唯一無二の人、なのである。

で、最新刊の『トロムソコラージュ』。トロムソというのはノルウェー北部の都市の名前であり、「トロムソで開かれた日本特集の文学祭に参加したときに、なかば即興的に大半を書いた」という表題作をはじめ、物語的な要素が混入した、比較的長い詩が6篇、収録されている詩集だ。

  いきなり男が部屋に入ってきた
  会ったこともない男だ
  玄関の鍵はかかっていたはずだが
  顔を見た
  敵意はなかった
  咄嗟に水のような顔だと思った

うわあ、巧い。「問う男」という詩の冒頭の6行だが、ミステリのはじまりのようであり、平易な語り口でありながら、詩でしか(特に行分けの詩でしか)表現できないことが見事に集中している。緊張の場面だけれども、そこはかとなく弛緩の気配もある。ほんとに巧いなあ。

と、書きながら、さて。実は筆者は『トロムソコラージュ』を批判的に読んだのである。とてもデリケートなことだけれども、著者があとがきで言う「物語的な要素が隠し味のように加わることで、詩が思いがけぬ方向へ展開していくのが書いていて楽しかった」というのは良いとして、その「隠し味」と一緒に、少なからず通俗的なものが一緒にくっついてきたように思うからである。

【小鳥たちは色んな名前をもっているけど/私は覚えないよ 覚えたくないよ/だって小鳥は名前じゃないから/小鳥は一羽一羽がいのちなんだから/一は始まりの数だというけれど/終わりの数でもあるんだ/私は一なんだ/誰かは知らないがあなたも一だよ/だって宇宙そのものが一なんだから/球場に集まる何万人もほんとは一と数えていいのだ/だがね もしそこで誰かが自爆したら/死傷者をまとめて一とは数えられないね/名前が血を流すとき一は統計に呑み込まれる】
―― 表題作「トロムソコラージュ」より ――

「一」という出来事をめぐって書かれるこれらの詩行の中で、最後の部分「だがね もしそこで誰かが自爆したら/死傷者をまとめて一とは数えられないね/名前が血を流すとき一は統計に呑み込まれる」の所が弱い。これでは弱いのです!

ここで書かれていることは「良識」もしくは「願望」であって、それはいささか通俗的で、暴力を前にした時の(それが「抵抗」であれなんであれ)詩の言葉として拮抗しているとは思えない。だって、宇宙そのものが「一」で、「球場に集まる何万人もほんとは一」なのに、死傷者だけが「一とは数えられない」というのは、「数えてなるものか」という意志であるとしても、それはヒューマニズムではないか。

詩はもっと、別のことを言わなければいけない。たぶん。

『トロムソコラージュ』には、「遺失物」という、けっして見逃がすことのできない一語が挿入されていて、それはこんな具合。

  あらかじめ失われている遺失物かもしれない私が
  新幹線の席で携帯を拾ったことがある

そして「遺失物」といえば、谷川俊太郎の絶対処女作にして、いつページを開いても絶対的にあたらしい『二十億光年の記憶』の中のあの「かなしみ」という短い詩を想起させずにはいない。

  あの青い空の波の音が聞こえるあたりに
  何かとんでもないおとし物を
  僕はしてきてしまったらしい

  透明な過去の駅で
  遺失物係の前に立ったら
   僕は余計に悲しくなってしまった

遺失物係の前に立つ「僕」から、自分自身が遺失物かもしれない「私」へ。50年以上の歳月を隔てて書かれる2つの「遺失物」を、さて、どう読んだらいいのか。筆者はどうしても、厳しい自己認識の結果であるかもしれない「私」よりも、「余計に悲しくなってしまった」、「僕」に与したいと思う。これって、甘いかなあ。

谷川俊太郎さんの詩集に、☆3つや4つを付けてもしょうがない。開き直って☆☆★。「この人、アタマ悪いから、ちゃんと読めてないんだ」と思って、手に取ってください。

とてもおすすめ ☆☆☆☆☆
おすすめ ☆☆☆☆
まあまあ ☆☆☆
あまりおすすめできない ☆☆
これは困った

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2009.05  版型:B6
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