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アフロ・ディズニー─エイゼンシュテインから「オタク=黒人」まで

二人一役で煙に巻く、
現代芸術のパフォーミング・トークショー

菊地成孔大谷能生
文藝春秋アート・カルチャー] 国内
2009.08  版型:B6
>>書籍情報のページへ
レビュワー/相川藍

タイトルにおしゃれ感がないと、その本を読んでみようなんて思えない。おしゃれ感がない服を試着する気にならないのと同じだ。誰だってそうでしょう? いや、そうでもないみたいだ。まったくおしゃれじゃない、持っているだけで恥ずかしくなるようなタイトルの本が売れているらしいじゃないか。そのことをどう説明する? 本はファッションとは違うのだろうか? いや、ファッションだって、おしゃれじゃないものが飛ぶように売れている…。

『アフロ・ディズニー』というのはおしゃれなタイトルだなと思ったけれど、黒い表紙にピンクと白抜きの文字を大きく配したデザインはやや不穏だし、帯コピーの強迫的な羅列感はいささかマニアックだ。以前本屋で、ある不穏なことを調べるためにマニアックな本をぱらぱら立ち読みしていたら、隣に立っていた見知らぬ男に「さっきから、すごい本ばかり見てるんですね...」と声をかけられて動揺した経験を思い出した。私は次第に不安になり、たまたま身近にいたおしゃれでセンスがいい人に、この本のタイトルをどう思うか聞いてみることにした。すると、この本をたぶん読まないだろうし、著者の名前も知らないであろうその人は、表紙を一瞥して言った。
「ミッキーマウスの頭がアフロヘア? 優等生がハメをはずした感じ?」

私は少し安心した。
そう、この本は、そんな感じの本だ。

フォーマルに紹介するなら、この本は『東京大学のアルバート・アイラー』(全2巻/文春文庫)と『M/D』(エスクァイアマガジンジャパン)にまとめられた東京大学でのジャズ講義で知られる菊地成孔(音楽家/文筆家/音楽講師)と大谷能生(批評家/音楽家)のコンビが、その後、慶應義塾大学で装い新たに展開した「現代芸術」の講義録である、ということになる。

私は、大学で2人の講義を聴いたことはないが、渋谷のカフェで2人が話しているのを見たことがある。そう、たまたま見たのだ。そして、忘れていた。何年前だっけな? 私はそのカフェに興味があったのだ。以前は渋谷川沿いにあって、夜お茶なんて言葉が流行っていたころ、深夜にお腹がすいたりしたときに行っていたカフェのひとつだった。宮益坂近くに移転したと聞き、時代は変わったのね、と行ってみたら、2人が喋っていたのだ。

夕方から夜にかけての美しい時間だったと思う。お店は広くキラキラしており、席はすべて埋まっていた。人気のある人たちなんだなと思って、私は、しばらく立って見ていた。ラフな感じで本や映画の話をしていて、大勢の人が静かに聞き入っていた。ああ、これは新しい形のライブなのだ―。そのとき、どちらか1人が本を手に取って開き、唐突に「老眼なんだよね」と言った。老眼? 私はその言葉にインパクトを受け、妙に心に残ってしまい、あとの話は覚えていない。

今では2人のことを、もう少し知っている。何冊か著書を読み、演奏も聴いたからだ。といっても、彼らはいつも一緒に活動しているユニットなどでなく、私はどちらかといえば、どちらかのファンなのだが、『アフロ・ディズニー』では2人が一緒くたになっているので、私も、一緒くたにしてしまうしかない。

だって、のっけから「慶應大学文学部の皆さんこんにちは。菊地と大谷です。以降、この本では、例外がない限りにおいて『わたし』という一人称は『菊地と大谷』という二名をまとめたものとさせて頂きます」だって! しかもそれは、ルイス・ブニュエルの遺作『欲望のあいまいな対象』において、主人公の女優が「二人一役」であるのにその入れ替わりには何の意味もなく、最後まで説明もないという演出に、何らかの影響を受けたスタイルなのだという。

ライブで耳にする2人の語り口は相当魅力的であり、これほど刺激に満ちたエモーショナルな言葉をマシンガンのように発することで視聴者を翻弄できる人たちが、なぜ、どっさり文章を書いたり演奏をしたりもするんだろう、と余計な疑問を抱くくらいだが、もちろん、それぞれの語りのトーンは異なり、世代も違えば生き方のタイプも違う。なのに、あっさりと二人一役になっていて、私はえー!?と思った。おしゃれな2人は、ファンの気持ちなんてどうでもいいのである。 対談形式は「後書」のみで、その後書が身悶えするほど面白いのも、何だか癪にさわる。

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