書評の楽しみを考える Book Japan

 
 
 
トップページ > おすすめ本書評一覧 > 肝心の子供/眼と太陽/世紀の発見/終の住処

肝心の子供/眼と太陽/世紀の発見/終の住処


【ALL OF 磯崎憲一郎】
母と妻と愛人と子供に恵まれた会社員生活は、聖なる世界とつながっている! 最も通俗的な作品で芥川賞を受賞した、磯崎憲一郎の男らしさとは?

磯崎憲一郎
肝心の子供 2009.04  版型:B6
>>書籍情報のページへ
眼と太陽 2008.08  版型:B6
>>書籍情報のページへ
世紀の発見 2009.06  版型:B6
>>書籍情報のページへ
河出書房新社小説] 国内
終の住処 2009.07  版型:B6
>>書籍情報のページへ
新潮社小説] 国内
レビュワー/相川藍

仕立屋の息子が発見するドラマチックな瞬間
『世紀の発見』

「いまではまったく信じがたい話だが、私たちはついこのあいだまで花は花屋で、肉は肉屋で、服は仕立屋で買う世界に住んでいた。彼の家も仕立屋だった。あるとき、彼は機関車を見た」

今度は、自営業を営む実家をベースにした話である。少年時代から始まるこの小説では、楽観主義と無防備度合いがさらに加速している。なんといっても、冒頭に機関車が登場するのだから、これはリュミエール兄弟による世界初の映画『列車の到着』と芥川龍之介の『トロッコ』の豪華二重奏ではないか。キモは「馬鹿げた思いつきであればあるほど、自分はそれに従わねばならぬように思えた」という記述で、磯崎憲一郎の小説の<ドラマチックな瞬間>の秘密は、こんな素直な習慣にあることがわかる。

母親に定められた人生と、麻薬のように抜け出すことが困難な自然。そんな環境を経て大人になった彼はやがて気付く。「つまり俺は、誰のものでもある、不特定多数の人生を生きているということだな」。だが、これは自嘲ではなく達成感であり、幼い子供との生活も、後ろめたいまでに幸福なのだという。それにしても、見知らぬ女を見た瞬間「俺は、誰のものでもある」と思うなんて、男ならではの発想だよなと思う。

「自分の妻がいまの妻であって、あの女ではないことがどうにも不思議に思われたのだ。あの向かい側の部屋に暮らし、毎朝あの部屋から勤めに出て、夕飯はあの女と、あの女の娘か息子と一緒のテーブルで食べる生活であったとしても何ら不都合はない、問題なく受け入れられるような気がした」

自営業の両親と、サラリーマンの彼。人はどんな意外な人生を送ったり、親の期待を無視したりしたつもりでいても、母親や幼いころに出会った自然の呪縛から逃れることはできないのだろう。その幻想のようなイメージが、現実の娘に集約するカメラワークがまぶしい。子供を持った男には、きっと「戻ってきた」という安堵感があるのだろう。男の人生って、ずいぶん回り道なのかもしれない。

不機嫌な妻と暮らす戦後日本の楽観主義サラリーマン
『終の住処』

「彼も、妻も、結婚したときには三十歳を過ぎていた。一年まえに付き合い始めた時点ですでにふたりには、上目遣いになるとできる額のしわと生え際の白髪が目立ち、疲れたような、あきらめたような表情が見られたが、それはそれぞれ別々の、二十代の長く続いた恋愛に破れたあとで、こんな歳から付き合い始めるということは、もう半ば結婚を意識せざるを得ない、という理由からでもあった」

結婚生活の話だが、なんて希望のない書き出しだろう。妻はいつも不機嫌で、彼はそれを理解できない。別れようと思ってももう遅い。彼の母と妻は恐ろしく仲がいいのである。「長く慣れ親しんだ母という時間と、始まったばかりの、まだおっかなびっくりの妻という時間の融合」は包囲を強める。「要するに彼は、自ら外堀を埋めて退路を断つような、自由を放棄するような選択ばかりを繰り返していたのだ」。

不倫に足をすくわれた彼は、いよいよ離婚を決意し、母親に会いに行く。経験しているはずのない記憶までが次々によみがえる実家の庭を見ながら、こう思うのだ。「彼が生きていくことはおそらく、生み出される実在しない記憶をそのまま受け入れることに他ならなかったのだ」。結局、離婚はしないのだが、彼を救ったのは「子供の強引な支配力」だった。これまでの作品に見られた、母親、自然、束縛、楽観主義の集大成である。

しかし、彼は不倫を繰り返す。ある日、唐突に家族を連れて遊園地に行くものの、次に妻と話したのは11年後であるというシュールな展開。このとき彼が導き出す結論に注目したい。「恐らく妻は、俺と結婚する以前から結婚後に起きるすべてを知っていた、妻の不機嫌とは、予め仕組まれた復讐なのだ。妻は俺に復讐するために結婚した」。浮気も妻のせいといわんばかりの極論だが、このことに気付くことで、彼は解放され身軽になったような気分さえし、なんと浮気はエスカレート。その後も彼の人生は、シュールな場面転換と啓示の連続だ。冬の朝の通勤電車の中で、運命的な祝福の風景に出会ってしまった彼は、妻と娘に向かって叫ぶのだ。「決めたぞ!家を建てるぞ!」

男が一生のうちに家族に与えることができるビッグイベントは、遊園地に連れていくことと、家を建てることくらいなのかもしれない。しかし、そういうある種の身勝手な気まぐれが、家族にとって記憶に残るモニュメントとなるのだから、男の存在って大きいなと思う。観覧車の割り切れない数、「良い木」が見つからない建築のプロセスなどは、男の理屈っぽさ、融通のきかなさ、本質に迫る強さの象徴として面白い。男女は一緒にいても、もはや別の世界に住んでいるとしかいいようがない。

おすすめ本書評・紹介書籍

肝心の子供
磯崎憲一郎
河出書房新社小説] 国内
2007.11  版型:B6
価格:1,050円(税込)
>>詳細を見る
眼と太陽
磯崎憲一郎
河出書房新社小説] 国内
2008.08  版型:B6
価格:1,050円(税込)
>>詳細を見る
世紀の発見
磯崎憲一郎
河出書房新社小説] 国内
2009.06  版型:B6
価格:1,470円(税込)
>>詳細を見る
終の住処
磯崎憲一郎
新潮社小説] 国内
2009.07  版型:B6
価格:1,260円(税込)
>>詳細を見る

新着情報

2013/08/16[新着書評]
『きことわ』朝吹真理子
評者:千三屋

2013/08/15[新着書評]
『テルマエ・ロマエⅥ』ヤマザキマリ/「1~3巻は大傑作、4~6巻は残念な出来」
評者:新藤純子

2013/06/19[新着書評]
『高円寺 古本酒場ものがたり』狩野俊
評者:千三屋

2013/06/18[新着書評]
連載「週末、たまにはビジネス書を」第11回
『くまモンの秘密 地方公務員集団が起こしたサプライズ』熊本県庁チームくまモン

評者:蔓葉信博

2013/05/12[新着書評]
『フィフティ・シェイズ・ダーカー(上・下)』ELジェイムズ
評者:日向郁

2013/04/04[新着書評]
『クラウド・アトラス』デイヴィッド・ミッチェル
評者:千三屋

2013/03/15[新着書評]
【連載】 蔓葉信博「週末、たまにはビジネス書を」
第10回 『投資家が「お金」よりも大切にしていること』藤野英人
評者:蔓葉信博

2013/02/18[新着書評]
『はぶらし』近藤史恵
評者:日向郁

2013/01/31[新着書評]
『知的唯仏論』宮崎哲弥・呉智英
評者:千三屋

2012/01/30[新着書評]
【連載】 蔓葉信博「週末、たまにはビジネス書を」
第9回 『思考の「型」を身につけよう』飯田泰之
評者:蔓葉信博

2013/01/25[新着書評]
『醤油鯛』沢田佳久
評者:杉江松恋

2013/01/18[新着書評]
『秋田寛のグラフィックデザイン』アキタ・デザイン・カン
評者:千三屋

2013/01/17[新着書評]
『空白を満たしなさい』平野啓一郎
評者:長坂陽子

2013/01/15[新着書評]
『箱根駅伝を歩く』泉麻人
評者:千三屋

2013/01/11[新着書評]
『世界が終わるわけではなく』ケイト・アトキンソン
評者:藤井勉

2012/12/21[新着書評]
【連載】 蔓葉信博「週末、たまにはビジネス書を」
第8回 『ネンドノカンド 脱力デザイン論』佐藤オオキ
評者:蔓葉信博

2012/12/19[新着書評]
『デザインの本の本』秋田寛
評者:千三屋

2012/12/12[新着書評]
「さしたる不満もなく私は家に帰った」第2回「岸本佐知子『なんらかの事情』と近所の創作系ラーメン屋」
評者:杉江松恋

2012/11/28[新着書評]
『ニール・ヤング自伝I』ニール・ヤング
評者:藤井勉

2012/11/22[新着書評]
『日本人はなぜ「黒ブチ丸メガネ」なのか』友利昴
評者:新藤純子

2012/11/21[新着書評]
『私にふさわしいホテル』柚木麻子
評者:長坂陽子

2012/11/19[新着書評]
【連載】 蔓葉信博「週末、たまにはビジネス書を」
第7回 『老舗を再生させた十三代がどうしても伝えたい 小さな会社の生きる道。』中川淳
評者:蔓葉信博

2012/11/15[新着書評]
『格差と序列の心理学 平等主義のパラドクス』池上知子
評者:新藤純子

2012/11/09[イベントレポ]
兼業古本屋のできるまで。とみさわさん、なにをやってんすか

2012/11/08[新着書評]
『機龍警察 暗黒市場』月村了衛
評者:大谷暁生

2012/11/02[新着書評]
『なしくずしの死』L-F・セリーヌ
評者:藤田祥平

2012/10/31[新着書評]
『エコー・メイカー』リチャード・パワーズ
評者:藤井勉

2012/10/30[新着書評]
『文体練習』レーモン・クノー
評者:藤田祥平

2012/10/25[新着書評]
『生きのびるための建築』石山修武
評者:千三屋

2012/10/24[新着書評]
『占領都市 TOKYO YEAR ZERO Ⅱ』デイヴィッド・ピース
評者:大谷暁生

2012/10/23[B.J.インタビュー]
「この翻訳家に聞きたい」第3回 藤井光さんに聞く「アメリカ文学の"音"って?」(後編)
インタビュアー:石井千湖

2012/10/22[B.J.インタビュー]
「この翻訳家に聞きたい」第3回 藤井光さんに聞く「アメリカ文学の"音"って?」(前編)
インタビュアー:石井千湖

2012/10/19[新着書評]
『最後の授業 ぼくの命があるうちに』ランディ・パウシュ、ジェフリー・ザスロー
評者:日向郁

2012/10/18[新着書評]
『イタリア人と日本人、どっちがバカ?』ファブリツィオ・グラッセッリ
評者:相川藍

2012/10/17[イベントレポ]
ミステリー酒場スペシャル ローレンス・ブロック酒場Part1

2012/10/16[イベントレポ]
ブックレビューLIVE:杉江VS米光のどっちが売れるか!?

2012/10/15[イベントレポ]
ミステリ酒場スペシャル ローレンス・ブロック酒場三連発 PART2~泥棒バーニー、殺し屋ケラー編&ブロックおもてなし対策会議~

2012/10/15[新着書評]
『犬とハモニカ』江國香織
評者:長坂陽子

2012/10/10[新着書評]
『Papa told me cocohana ver.1 丘は花でいっぱい』榛野なな恵
評者:千三屋

2012/10/08[イベントレポ]
“その日”が来てからでは遅すぎる! あなたの知らないお葬式のすべて?ボッタクリの秘密から納得のエコ葬儀プランまで

2012/10/04[新着書評]
【連載】 蔓葉信博「週末、たまにはビジネス書を」
第6回 『本気で売り上げを伸ばしたければ日経MJを読みなさい』竹内謙礼
評者:蔓葉信博

2012/10/03[新着書評]
『青い脂』ウラジーミル・ソローキン
評者:藤井勉

2012/10/02[イベントレポ]
松本尚久さん、落語の楽しみ方を教えてください!

2012/10/01[新着書評]
『ヴァンパイア』岩井俊二
評者:長坂陽子

2012/09/27[新着書評]
『A Life of William Inge: The Strains of Triumph』ラルフ・F・ヴォス
評者:新藤純子

2012/09/25[新着書評]
『鬼談百景』小野不由美
評者:挟名紅治

2012/09/24[新着書評]
『ここは退屈迎えに来て』山内マリコ
評者:長坂陽子

2012/09/20[新着書評]
『銀の匙』中勘助
評者:藤田祥平

2012/09/18[新着書評]
『最初の人間』アルベール・カミュ
評者:新藤純子

2012/09/14[新着書評]
『その日東京駅五時二十五分発』西川美和
評者:相川藍

2012/09/13[新着書評]
『無分別』オラシオ・カステジャーノス・モヤ
評者:藤井勉

2012/09/12[新着書評]
『鷲たちの盟約』(上下)アラン・グレン
評者:大谷暁生

2012/09/11[新着書評]
『ラブ・イズ・ア・ミックステープ』ロブ・シェフィールド
評者:日向郁

2012/09/10[新着書評]
『嵐のピクニック』本谷有希子
評者:長坂陽子

2012/09/07[新着書評]
『本当の経済の話をしよう』若田部昌澄、栗原裕一郎
評者:藤井勉

2012/09/06[新着書評]
【連載】 蔓葉信博「週末、たまにはビジネス書を」
第5回 『戦略人事のビジョン』八木洋介・金井壽宏
評者:蔓葉信博

2012/09/05[新着書評]
『ひらいて』綿矢りさ
評者:長坂陽子

2012/09/04[新着書評]
『失脚/巫女の死 デュレンマット傑作選』フリードリヒ・デュレンマット
評者:藤井勉

2012/09/03[新着書評]
『かくも水深き不在』竹本健治
評者:蔓葉信博

2012/09/01[新着書評]
『残穢』小野不由美
評者:挟名紅治

2012/08/31[新着書評]
『わたしが眠りにつく前に』SJ・ワトソン
評者:長坂陽子

2012/08/28[新着書評]
『芸術実行犯』Chim↑Pom(チン↑ポム)
評者:相川藍

2012/08/27[新着書評]
『ぼくは勉強ができない』山田詠美
評者:姉崎あきか

2012/08/16[新着書評]
『オカルト 現れるモノ、隠れるモノ、見たいモノ』森達也
評者:長坂陽子

2012/08/10[新着書評]
『セックスなんか興味ない』きづきあきら サトウナンキ
評者:大谷暁生

2012/08/08[新着書評]
『深い疵』ネレ・ノイハウス
評者:挟名紅治

2012/08/07[新着書評]
【連載】 蔓葉信博「週末、たまにはビジネス書を」
第4回 小林直樹『ソーシャルリスク』
評者:蔓葉信博

2012/08/03[新着書評]
『はまむぎ』レーモン・クノー
評者:藤井勉

2012/08/02[新着書評]
『清須会議』三谷幸喜
評者:千三屋

2012/07/31[新着書評]
『岡崎京子の仕事集』岡崎京子(著)増渕俊之(編)
評者:相川藍

2012/07/30[新着書評]
『月と雷』角田光代
評者:長坂陽子

2012/07/28[新着書評]
『ことばの食卓』武田百合子
評者:杉江松恋
2012/07/18[新着書評]
『図説 死因百科』マイケル・ラルゴ
評者:大谷暁生

2012/07/13[新着書評]
『最果てアーケード』
小川洋子
評者:長坂陽子

2012/07/12[新着書評]
『なぜ戒名を自分でつけてもいいのか』橋爪大三郎
評者:千三屋

2012/07/05[新着書評]
『少年は残酷な弓を射る』(上・下)
ライオネル・シュライヴァー
評者:長坂陽子

2012/07/04[新着書評]
『未解決事件 グリコ・森永事件~捜査員300人の証言』NHKスペシャル取材班
評者:挟名紅治

2012/07/02[新着書評]
『女が嘘をつくとき』リュドミラ・ウリツカヤ
評者:藤井勉

2012/06/29[新着書評]
連載 蔓葉信博「週末、たまにはビジネス書を」
第3回 三浦展『第四の消費』
蔓葉信博

2012/06/27[新着書評]
『シフォン・リボン・シフォン』近藤史恵
評者:相川藍

2012/06/26[新着書評]
『湿地』アーナルデュル・インドリダソン
大谷暁生

2012/06/22[新着書評]
『話虫干』小路幸也
長坂陽子

2012/06/20[新着書評]
『彼女の存在、その破片』野中柊
長坂陽子

2012/06/15[新着書評]
『新人警官の掟』フェイ・ケラーマン
日向郁

2012/06/14[新着書評]
『俳優と超人形』ゴードン・クレイグ
千三屋

2012/06/13[新着書評]
『毒婦。 木嶋佳苗100日裁判傍聴記』北原みのり
長坂陽子

2012/06/12[新着書評]
『WOMBS』白井弓子
大谷暁生

2012/06/11[新着書評]
『21世紀の世界文学30冊を読む』都甲幸治
藤井勉

2012/06/08[新着書評]
『愛について』白岩玄
評者:相川藍

2012/06/06[新着書評]
『柔らかな犀の角ー山崎努の読書日記』山崎努
挟名紅治

2012/06/04[新着書評]
『夜をぶっとばせ』井上荒野
長坂陽子

2012/06/01[新着書評]
「七夜物語』川上弘美
長坂陽子

2012/05/30[新着書評]
連載 蔓葉信博「週末、たまにはビジネス書を」
第2回 高畑哲平『Webマーケティング思考トレーニング』
蔓葉信博

2012/05/23[新着書評]
「ピントがボケる音 OUT OF FOCUS, OUT OF SOUND』安田兼一
藤井勉

2012/05/21[新着書評]
「飼い慣らすことのできない幻獣たち」
『幻獣辞典』ホルヘ・ルイス・ボルヘス
藤田祥平

2012/05/16[新着書評]
連載「長坂陽子 ロマンスの神様願いを叶えて第18回」
「その名は自己満足」
長坂陽子

2012/03/30[新着書評]
連載「長坂陽子 ロマンスの神様願いを叶えて第17回」
「そのプライドが邪魔をする」
長坂陽子

2012/02/28[新着書評]
連載「長坂陽子 ロマンスの神様願いを叶えて第16回」
「恋のリスクマネジメント」
長坂陽子

2012/02/15[新着書評]
連載「長坂陽子 ロマンスの神様願いを叶えて第15回」
「非華奢女子の生きる道」
長坂陽子

2012/02/02[新着書評]
連載「長坂陽子 ロマンスの神様願いを叶えて第14回」
「パターン破りの効用」
長坂陽子

2012/01/31[新着書評]
『最高に美しい住宅をつくる方法』彦根明
評者:相川藍

2012/01/20[新着書評]
『ペット・サウンズ』ジム・フジーリ
評者:藤井勉

2012/01/17[新着書評]
連載「長坂陽子 ロマンスの神様願いを叶えて第13回」
胸だけ見ててもモテ期はこない
長坂陽子

2012/01/11[新着書評]
連載「長坂陽子 ロマンスの神様願いを叶えて第12回」
「恋で美しくなる」は本当か
長坂陽子

2012/01/10[新着書評]
「旧式のプライバシー」
『大阪の宿』水上滝太郎
藤田祥平


Internet Explorerをご利用の場合はバージョン6以上でご覧ください。
お知らせイベントBook Japanについてプライバシーポリシーお問い合わせ
copyright © bookjapan.jp All Rights Reserved.