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夜はやさし

過ぎ去った二十年代と夢の終わりを甘く気怠げに描く未完の作品。

特集 マイ・フェイバリット・フィッツジェラルド 【1】
フランシス・スコット・フィッツジェラルド森慎一郎
集英社小説] 海外
2008.05  版型:B6  
>>書籍情報のページへ
レビュワー/山崎まどか

『夜はやさし』はスコット・フィッツジェラルドの四作目の長編小説だ。『グレート・ギャツビー』の成功から九年経って発表された作品だが、その間にアメリカのムードも、フィッツジェラルド自身の人生も大きく移り変わってしまった。『夜はやさし』が出版されたのは1934年、アメリカは1929年に襲った大不況の傷痕がまだ癒えていない頃である。フィッツジェラルドが主役だったお祭り騒ぎのジャズ・エイジは既に終わり、妻のゼルダは精神を病んで入退院を繰り返すようになっている。
二十年代のフィッツジェラルドの作品を支配しているのが陶酔の中でふと感じる「終わりの予感」のせつなさだとしたら、『夜はやさし』はその終わりに行き着いてしまった後を描く小説だ。フィッツジェラルドの文章は登場人物たち、特に主人公の精神科医ディック・ダイヴァーが若さや希望を失い、ゆるゆると退廃的に滅んでいく様子を、あきらめに似た優しさで包み込んでいる。ぷつりと糸が切れた後の、解放感とはまた違う気怠さと、季節外れのリゾートで一人、誰もいない海をたゆたっているような雰囲気。この虚無的な甘さとつかみどころのなさは、フィッツジェラルドの作品の中でも『夜はやさし』独自のものだ。
 
この作品を失敗とする意見もある。その緊張感のなさからか、あるいはところどころに見られる綻びからか。何より「未完成」のイメージが強いのが大きな要因だろう。
有名な話だが、現在世に出ている『夜はやさし』にはふたつのバージョンがある。34年に発表されたオリジナル版と、後にフィッツジェラルドが考えた変更案を基に、批評家マルカム・カウリーの協力によって完成させた51年発表の改訂版である。細かな点を除けば、オリジナルと改訂版の違いは構成にある。

最初にフィッツジェラルドが発表したオリジナルは、1925年、新人映画女優のローズマリーが南仏のリヴィエラを訪れ、精神科医のディック・ダイヴァーとその妻ニコルに出逢うところから始まる。若々しく、型破りな魅力に溢れたダイヴァー夫妻と彼らを取り巻くアメリカ人のサークルに無垢なローズマリーは魅せられる。そしてディックに恋心を抱くようになる。同時にローズマリーは、美しく、貴族的なニコルにも接近する。しかし、この夫婦には何か秘密があるらしい。夫婦の友人であり、特にニコルのことを愛している若いトミー・バルバンはこの夫婦の名誉を守るために決闘騒ぎさえ起こす。やがて、ローズマリーが泊まる部屋で黒人の死体が見つかるという事件が起こるにいたって、夫婦の秘密が明らかになる。ニコルは精神を病んでいた。
第二部は時間を遡り、チューリッヒにやって来た若き医者のディック・ダイヴァーと、総合失調症の美しい少女ニコルとの出逢いが描かれる。ニコルは父親と近親相姦の関係に陥り、精神を病んだのだ。二人は医師と患者の関係を越えてしまい、恋に落ちる。ニコルが財産家の娘であったため、ディックはお金目当てで結婚しようとしていると彼女の家族から責められるが、ニコルとの結婚は贅沢な自由を彼に許す代わりに、野心的な研究者であったディックの、医師としてのキャリアを奪うことになる。第三部になると時間は再び先に進み、ニコルを離婚で失い、ただゆっくりと崩壊していくディックの人生が綴られている。

改訂版は第二部が冒頭に来て、時間軸通りに物語が進んでいく。そのため、目もくらむような美しき夫妻の秘密が明らかになっていくオリジナルと違い、徐々に破滅していくディック・ダイヴァーの人生を、読者はひたすら追うこととなる。
現在日本で出ているものでいうと、集英社から新訳で出た『夜はやさし』はオリジナル版の構成であり、復刊した角川文庫の方は改訂版の翻訳に当たる。ペンギン・ブックスのペーパーバックだと、Essential Penguinで出ているのが改訂版で、Penguin Modern Classicsのシリーズで出ているのがオリジナル版だ。二つの版のどちらを読むかで『夜はやさし』の印象は大きく違うが、アンニュイでありながら、若さが持つ痛々しさも感じられるオリジナル版の構成の方が私は好きだ。

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2012/05/16[新着書評]
連載「長坂陽子 ロマンスの神様願いを叶えて第18回」
「その名は自己満足」
長坂陽子

2012/03/30[新着書評]
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2012/02/28[新着書評]
連載「長坂陽子 ロマンスの神様願いを叶えて第16回」
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2012/02/15[新着書評]
連載「長坂陽子 ロマンスの神様願いを叶えて第15回」
「非華奢女子の生きる道」
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2012/02/02[新着書評]
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2012/01/31[新着書評]
『最高に美しい住宅をつくる方法』彦根明
評者:相川藍

2012/01/20[新着書評]
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評者:藤井勉

2012/01/17[新着書評]
連載「長坂陽子 ロマンスの神様願いを叶えて第13回」
胸だけ見ててもモテ期はこない
長坂陽子

2012/01/11[新着書評]
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2012/01/10[新着書評]
「旧式のプライバシー」
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2011/12/19[新着書評]
連載「長坂陽子 ロマンスの神様願いを叶えて第11回」
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長坂陽子

2011/11/29[新着書評]
『文化系のためのヒップホップ入門』長谷川町蔵,大和田俊之
藤井勉

2011/11/25[新着書評]
連載「長坂陽子 ロマンスの神様願いを叶えて第10回」
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長坂陽子

2011/11/01[新着書評]
連載「長坂陽子 ロマンスの神様願いを叶えて第9回」
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長坂陽子

2011/10/19[新着書評]
連載「長坂陽子 ロマンスの神様願いを叶えて第8回」
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長坂陽子

2011/10/12[新着書評]
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2011/10/07[新着書評]
連載「長坂陽子 ロマンスの神様願いを叶えて第7回」
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2011/10/03[BJインタビュー]
目利きの翻訳家にテーマをしぼってインタビューする「この翻訳家に聞きたい」。第2回のゲストは『宇宙飛行士オモン・ラー』の訳者、尾山慎二さんです。
ロシア現代文学を代表する作家であるヴィクトル・ペレーヴィンの魅力と、その源流にあるゴーゴリのハチャメチャイズムって?
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2011/09/15[新着書評]
連載「長坂陽子 ロマンスの神様願いを叶えて第6回」
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2011/08/26[新着書評]
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2011/08/25[新着書評]
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2011/08/23[新着書評]
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2011/08/19[新着書評]
連載「長坂陽子 ロマンスの神様願いを叶えて第5回」

恋愛力向上のための夏期講習―リゾート編
長坂陽子

2011/07/29[新着書評]
『立ちそば大全』今 柊二
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2011/07/27[新着書評]
連載「長坂陽子 ロマンスの神様願いを叶えて第4回」

恋愛力向上のための夏期講習―女子編
長坂陽子
2011/07/11[イベント告知]
BookJapan主催トークイベント第2弾!「創刊35周年をうっかりスルーして3ヶ月。これからの『本の雑誌』は一体どういう感じか?  二代目編集長に聞いてみるぞ新宿大集会」開催のお知らせ
2011/07/20[新着書評]
『心はあなたのもとに』村上龍
「飢餓感から生まれる果てしない病。」
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2011/07/14[新着書評]
連載「長坂陽子 ロマンスの神様願いを叶えて第3回」

恋愛力向上のための夏期講習―男子編
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2011/07/13[新着書評]
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2011/07/05[新着書評]
「「自虐的メタラノベ」の金字塔?」
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2011/07/04[新着書評]
「新しい視点」
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2011/06/08[新着書評]
連載「長坂陽子 ロマンスの神様願いを叶えて」第2回
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2011/06/08[新着書評]
連載「長坂陽子 ロマンスの神様願いを叶えて」第1回
ロマンス小説評連載開始!
長坂陽子
2011/04/28[イベント告知]
BookJapan主催トークイベント第一弾!「豊﨑由美×杉江松恋 「書評の愉悦」出張講座」開催のお知らせ
2011/05/08[新着書評]
『八日目の蝉』角田光代
「実在の事件。小説。そして映画。」
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2011/04/19[新着書評]
『ジュ・ゲーム・モア・ノン・プリュ』ブルボン小林
「ゲームしない、けど、大好き、なぼくたちへ」
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2011/04/08[新着書評]
『死んでも何も残さない 中原昌也自伝』中原昌也
「読むものに、裏切られたくない日々。」
相川藍
2011/04/01[新年度ご挨拶]
新年度ご挨拶
2011/03/31[新着書評]
『東方求聞史紀』ZUN
杉江松恋
本日の更新(2/2)BookJapan強化月間最終日。
2011/03/31[新着書評]
「なお食前に服用すること」
『エレンディラ』ガルシア=マルケス
藤田祥平
本日の更新(1/2)
2011/03/30[新着書評]
『カード式 一生使える毎日の糖尿病献立』『カード式 一生使える毎日の糖尿病献立 新・和食編』塩沢和子
杉江松恋
BookJapan強化月間連日更新中。
2011/03/98[新着書評]
『わが町』ソーントン・ワイルダー
杉江松恋
BookJapan強化月間実施中。
2011/03/28[新着書評]
『パチンコがアニメだらけになった理由』安藤健二
杉江松恋
BookJapan強化月間実施中。
28日更新分(2/2)本目。
2011/03/28[新着書評]
共通項のある三冊書評
「駅――匿名の群衆と東京の「私」」
北條一浩
28日更新分(1/2)本目。
2011/03/25[新着書評]
『空中楼閣 ― 夢のノート』川田絢音
杉江松恋
BookJapan連日更新中!
2011/03/24[新着書評]
『青い空、白い雲、しゅーっという落語』堀井憲一郎
BookJapan連日更新中!
杉江松恋
2011/03/23[新着書評]
『鮃頼Oの恋 舞姫エリスの真実』六草いちか
BookJapan連日更新中!
杉江松恋
2011/03/22[新着書評]
『駅長さん!これ以上先には行けないんすか』北尾トロ
杉江松恋
2011/03/18[新着書評]
『変愛小説集』岸本佐知子・編訳
杉江松恋
2011/03/17[不定期連載]
杉江松恋の「おじさんの顔は怖いけど読む本はおもしろいんだきゃらっ!」その4
『ムンバ星人いただきます』花くまゆうさく
BookJapan強化週間(3週目)実施中。
杉江松恋
2011/03/16[新着書評]
『結婚しなくていいですか』益田ミリ
杉江松恋
16日更新分(2/2)本目。
2011/03/16[新着書評]
「おれと一緒に青春の旅に出てみない?」
『おれのおばさん』佐川光晴

相川藍
16日更新分(1/2)本目。
2011/03/15[新着書評]
『くまのパディントン』マイケル・ボンド
杉江松恋
2011/03/14[新着書評]
『ふたりはいい勝負』レオポルド・ショヴォー
 書評サイトBookJapan主宰の杉江松恋です。  東北地方太平洋沖地震で命を喪われた方に謹んで哀悼の意を捧げます。  現在、行方がわからなくなっている方の無事をお祈りし、避難生活を送られている方が元の生活に戻れる日が早くくるよう、精一杯のことをしていきたいと思っています。
杉江松恋
2011/03/11[不定期連載]
杉江松恋の「おじさんの顔は怖いけど読む本はおもしろいんだきゃらっ!」その3
O・ヘンリー 『赤い酋長の身代金』
BookJapan強化週間(2週目)実施中。
11日更新分(2/2)本目。 杉江松恋
2011/03/11[新着書評]
能町みね子『お家賃ですけど』
「この春、一人暮らしを始めたあなたの本。」

北條一浩
11日更新分(1/2)本目。
2011/03/10[新着書評]
コーリ・フォード『わたしを見かけませんでしたか?』
杉江松恋「あなたと+100人がリツイートしました」

BookJapan強化週間(2週目)実施中。
10日更新分(2/2)本目。 杉江松恋
2011/03/10[新着書評]
「いい日でもない旅立ちの3冊」
藤井勉
10日更新分(1/2)本目。
2011/03/09[新着書評]
『地下鉄少年スレイク』フェリス・ホルマン
BookJapan強化週間(2週目)実施中。
杉江松恋
2011/03/08[新着書評]
『正しいパンツのたたみかた』南野忠晴
BookJapan強化週間(2週目)実施中。
杉江松恋
2011/03/07[新着書評]
「笑いたいのではない。泣きたくないのだ」
『どこ行くの、パパ?』ジャン=ルイ・フルニエ

BookJapan強化週間2週目突入。
杉江松恋
2011/03/04[新着書評]
『愛についての感じ』海猫沢めろん
樋口ヒロユキ
04日更新分(2/2)本目。
2011/03/04[新着書評]
『盗まれた細菌/初めての飛行機』H・G・ウェルズ
「H・G・ウェルズってこんな人だったの!?」

04日更新分(1/2)本目。BookJapan強化週間実施中!
杉江松恋
2011/03/03[新着書評]
「歩き方が正しくないが大丈夫だ、問題ない」
BookJapan強化週間実施中。
杉江松恋
2011/03/02[新着書評]
『話す写真─見えないものに向かって』畠山直哉
「人間の、いや私の手がまだ触れない」

BookJapan強化週間その3。
杉江松恋
2011/03/01[新着書評]
『え!?絵が下手なのに漫画家に?』施川ユウキ
「いえ、ハンコはシャチハ○じゃ困ります!」

BookJapan強化週間その2。今回もお知らせがあります。
杉江松恋
2011/02/28[新着書評]
「残酷な官吏があなたの夢を換金する」
BookJapan強化週間その1。共通項のある書評について原稿募集についてもこちらを御覧ください。
杉江松恋
2011/02/21[新着書評]
『Self-Reference ENGINE』円城塔
樋口ヒロユキ
2011/02/18[新着書評]
「幸福な胃もたれ」
『伝奇集』ホルヘ・ルイス・ボルヘス

藤田祥平
2011/02/17[新着書評]
『ナイロビの蜂』ジョン・ル・カレ
井田英登
2011/02/16[新着書評]
「大通りに面した、大きなガラス窓のこちら側で」
『ジョゼフ・コーネル 箱の中のユートピア』デボラ・ソロモン

北條一浩
2011/02/10[新着書評]
「ノルウェイの森からこぼれた女たち。」
『こぼれそうな唇』LiLy

相川藍
2011/02/09[新着書評]
「文系人間の不確定性原理」
『コペンハーゲン』マイケル・フレイン

新藤純子
2011/02/07[新着書評]
「リア厨爆発しろ、とつぶやいたあなたに」
『いちばんここに似合う人』ミランダ・ジュライ

杉江松恋
2011/02/04[新着書評]
「おっぱいは1日30分!? ペンギンハイウェイのおっぱいルール!」
『ペンギン・ハイウェイ』森見登美彦

渡りに船
2011/02/01[新着書評]
「標識としての文学。」 『狭き門』アンドレ・ジッド
藤田祥平
2011/01/28[新着書評]
『ハーモニー』伊藤計劃
樋口ヒロユキ
2011/01/27[新着書評]
「ある瞬間」
『小説のように』アリス・マンロー
長坂陽子
2011/01/24[新着書評]
「言葉による幾何学的幻想」
『夢の遠近法』山尾悠子
五代ゆう
2011/01/19[新着書評]
「下り坂のコスモポリタン」
『神戸/続神戸/俳愚伝』西東三鬼
北條一浩
2011/01/17[新着書評]
「男女逆転の痛快コメディ」
『アフリカの女王』セシル・スコット・フォレスター
新藤純子
2011/01/14[新着書評]
「死ぬ前に読んでおきたい、死んだ後についての3冊」
「沖で待つ」絲山秋子
『従兄ポンス―収集家の悲劇』バルザック
「早まった埋葬」エドガー・アラン・ポオ
藤井勉

2011/01/13[新着書評]
「そして、そこに在り続ける場所」
『海炭市叙景』佐藤泰志
『オリーヴ・キタリッジの生活』エリザベス・ストラウト
瀧源舞

2011/01/12[新着書評]
『ペドロ・パラモ』フアン・ルルフォ
樋口ヒロユキ

2011/01/06[新着書評]
『愛の渦』三浦大輔
細川洋平

2011/01/05[新着書評]
『ガリバー旅行記』ジョナサン・スウィフト
「確かめること。」
藤田祥平

2011/01/04[新着書評]
『宇宙は何でできているのか─素粒子物理学で解く宇宙の謎』村山斉
「切り裂かれる宇宙とペシャンコ宇宙。お好みは?」
柿本照己

2010/12/29[新着書評]
『暗黒太陽の浮気娘』シャーリン・マクラム
「おいでませ、『えすえふ』魔界」
五代ゆう

2010/12/28[新着書評]
『これでよろしくて?』川上弘美
「世界は小さな決断でできている」
長坂陽子

2010/12/27[新着書評]
『四十路越え』湯山玲子
「モテる女は、規格外。」
相川藍

2010/12/24[新着書評]
『ポポイ』倉橋由美子
樋口ヒロユキ

2010/12/22[新着書評]
「関西人として言わせてもらえば、その対比には賛同しがたい」
『松本人志は夏目漱石である!』峯尾耕平
松永英明

2010/12/21[新着書評]
『昔日の客』関口良雄
千三屋

2010/12/15[新着書評]
「世界はサイレントで待っている。」
『鈴を産むひばり』光森裕樹
北條一浩

2010/12/15[お知らせ]
ポプラビーチの「月刊ピュアフルアーカイヴス」で友部正人氏の『いつも通りの日々』早川司寿乃についての書評が引用されています。
「月刊ピュアフルアーカイヴス」第五回『いつも通りの日々』
友部正人「しあわせな日常との出会い」
2010/12/15[新着書評]
長坂陽子 「欠落の世界を選ぶこと」
『やさしい訴え』小川洋子
長坂陽子

2010/12/08[新着書評]
長坂陽子 「理解しえないこと、そしてその先にある自由」
『抱擁、あるいはライスには塩を』江國香織
長坂陽子

2010/12/06[新着書評]
「ワイルドはお好き?」相川藍
『文学2010』日本文藝家協会編
相川藍

2010/12/03[特集]
 本日の更新は第11回文学フリマ直前特集!
 その1では注目の各サークルをご紹介。>>記事を読む
 その2は杉江松恋の「松恋屋」から今回出品する『サバービアとミステリ 郊外/都市/犯罪の文学』から抜粋して一部をお読みいただけます。>>記事を読む

2010/12/02[新着書評]
『馬のような名字』アントン・チェーホフ
福田桃子
2010/12/02[不定期連載]
杉江松恋の「おじさんの顔は怖いけど読む本はおもしろいんだきゃらっ!」その2
『いつもちこくのおとこのこ』ジョン・バーニンガム

杉江松恋

2010/11/30[新着書評]
「シングルである人間という存在」新藤純子
『A Single Man』クリストファー・イシャウッド
新藤純子

今回は洋書の書評です。
2010/11/29[新着書評]
『猛スピードで母は』長嶋有
細川洋平

2010/11/26[新着書評]
『死の病・アガタ』マルグリット・デュラス
樋口ヒロユキ

2010/11/26[新着書評]
「アラガキさんが棲みついた。」
『もぎりよ今夜も有難う』片桐はいり

北條一浩
2010/11/25[新着書評]
『デパートへ行こう!』真保裕一
千三屋
2010/11/24[新着書評]
『まぶた』小川洋子
樋口ヒロユキ

2010/11/19[新着書評]
『寝ても覚めても』柴崎友香
野村祥恵

2010/11/18[不定期連載]
杉江松恋の「おじさんの顔は怖いけど読む本はおもしろいんだきゃらっ!」その1
『ちゃんとたべなさい』ケス・グレイ

杉江松恋

2010/11/11[新着書評]
『エコラム』 リリー・フランキー
杉江松恋

2010/11/08[新着書評]
「多くの祭り(フエト)のあとに」
永江朗 『セゾン文化は何を夢見た』

北條一浩

2010/11/04[新着書評]
アントニオ・タブッキ 『レクイエム』
樋口ヒロユキ

2010/11/03[新着書評]
ラッタウット・ラープチャルーンサップ『観光』
藤井勉

2010/10/29[新着書評]
狩野かおり・狩野俊『文士料理入門』
千三屋

2010/10/28[新着書評]
茂木健一郎『脳と仮想』
細川洋平

2010/10/27[新着書評]
暗い窓から、こんにちは。
北條一浩
岩瀬成子 『まつりちゃん』
2010/10/26[新着書評]
ドブ泥に浮いた虹の欠片
五代ゆう
平山夢明 『ミサイルマン―平山夢明短篇集』
2010/10/25[新着書評]
「戦争美化にも喜んで参画できるのが、広告人だ。」
柿本照己
馬場マコト『戦争と広告』
2010/10/22[新着書評]
奥泉光『モーダルな事象─桑潟幸一助教授のスタイリッシュな生活』に様々な方向からスポットをあて、その魅力を語ります。
樋口ヒロユキ
奥泉光『モーダルな事象─桑潟幸一助教授のスタイリッシュな生活』
2010/10/21[新着書評]
今日も初登場の執筆者。カポーティの生涯を証言で追った伝記の書評です。
福田桃子
ジョージ・プリンプトン『トルーマン・カポーティ』
2010/10/20[新着書評]
仮リニューアル後の第三弾。本日も新登場の執筆者です。
細川洋平
梨木香歩『家守綺譚』
2010/10/19[新着書評]
仮リニューアル後の第二弾、早速新しい執筆者の登場です。
五代ゆう
「ものかきに与ふる書 ── マリオ・バルガス=リョサ『若い小説家に宛てた手紙』」
2010/10/18[お知らせ]
BookJapanについてのインタビューがエキサイトレビューに掲載されました。
2010/10/18[新着書評]
仮リニューアルの第一弾は杉江松恋による トーベ・ヤンソンの『トーベ・ヤンソン短篇集』評。
2010/10/4[お知らせ]
リニューアルを進めるにあたり、読者投稿書評のサービスは終了いたしました。投稿していただいた読者の方々にはこの場を借りて御礼申し上げます。ご愛顧いただき誠にありがとうございました。
2010/10/2[リニューアルご挨拶]
こんにちは。書評ライターの杉江松恋です。
このたび、株式会社アクロス様より本サイトの運営権を譲り受け、主宰を務めることになりました。
BOOK JAPANは生まれ変わります。
全文を読む
2010/10/1[お知らせ]
BookJapanは近々書評サイトとしてリニューアルし、新刊・おすすめ本の書評を再開する予定です。どうぞお楽しみに。

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