書評の楽しみを考える Book Japan

 
 
 
トップページ > おすすめ本書評一覧 > ミランダの秘密の日記

ミランダの秘密の日記

片恋少女の平凡な日記は、ツンデレ子爵を愛したとき、波乱万丈の恋物語に変わる!

ジュリア・クイン羽田詩津子
ランダムハウス講談社ランダムハウス講談社文庫ロマンス] 海外
2008.11  版型:文庫
>>書籍情報のページへ
レビュワー/不来方優亜

片想いに共鳴度★★★★★ 子爵ツンデレ度★★★★★ 女子の友情度★★★★

<一八一〇年三月二日
今日、あたしは恋に落ちた。>

10歳の少女は、お隣に住む親友の兄に恋をした。伯爵家の継嗣で、金髪碧眼の完璧な美貌を持った19歳のターナー子爵。彼は、友達に醜いと言われて落ち込んでいた少女に、濃い茶色の髪も目も、豊かな唇も青白い肌もとても好きだと慰めた。そして彼女に日記をつけることを薦めた。いつの日か、彼女が成長し、賢く美しい女性、<本当のきみ>になったとき、今日のこの日を笑えるように。その日は必ずくるからと。少女――ミランダは、一瞬で恋に落ちた。
ミランダが日記に綴るのは彼、ターナーのこと。彼が結婚したときは胸が張り裂けそうで、それでも恋の喜びに輝く彼を見つめることをやめられなかった。初恋を知ってから9年の時を経て、ミランダは<本当のきみ>になった。そして、ターナーは、変わってしまっていた。彼の美しい妻は事故で亡くなったばかりだったが、結婚前から不貞を働き、彼を裏切っていたのだ。彼の愛は失われ、かつての純真さも死に絶えた。妻の葬儀の日、深夜に、ひとり酒を呷るターナーの姿を見つけたミランダは、彼にキスされる。それは、長いあいだ夢みていた瞬間。だが、そこに恋や愛はなかった。逃げ帰ったミランダは、その日、日記をつけなかった。
翌日、ターナーの妹であり、ミランダの親友であるオリヴィアが驚きの提案をする。オリヴィアの双子の兄ウィンストンとミランダを結婚させようというのだ。そうすれば、二人は姉妹になれるし、どうやらウィンストンはミランダに気があるらしいからと。まるで、ターナーに初めて恋をしたころのような外見と無邪気な性格のウィンストン。とまどいながらも、ウィンストンに笑顔を見せるミランダに、なぜかターナーは苛立ちを覚え、気がつけば弟とミランダの仲を邪魔しようとしていた。完璧ではない初恋の人の姿を目にしたミランダに、ある変化が訪れる。

<ターナーだった。彼の匂いは知っていた。彼の息づかいも知っていた。
彼のそばにいるとき、空気がどんなふうに感じられるかを知っていたのだ。
そのとき、ミランダははっきりと心から悟った。それが愛だということを。
それは愛だった。男への女の愛だった。彼を白馬の騎士だと考えていた少女は消えてしまった。いまや彼女は一人前の女性だった。彼の弱点を知っていたし、欠点も目の当たりにしていた。それでも、彼を愛していた。
彼を愛し、彼を癒したかった。それから――。>

一方、もう誰も愛さないと心を閉ざすターナーにも、徐々に変化が表れていた。ミランダの大きな茶色い瞳と率直な愛の言葉は、ターナーを動揺させ、冷たく無情な態度を取りながらも、ミランダを構わずにはいらなくさせた。そしてついに、二人が一線を超えたとき、ターナーがとった行動とは?

自分を信じる気持ちを年上の少年から教えられた少女は、9年もの間、彼のことを忠実に思い続けています。遠くから見つめていた片思いが、触れられる距離の現実の男性として現れたとき、彼女は大人への階段をのぼり、新たに愛を知るのです。
でも、この片想いの相手はなかなか手ごわくて、すぐに恋愛成就というわけにはいきせん。はっきりいって、ターナーはツンデレです。死んだ妻の悪女ぶりがよほどこたえたのか、すっかりヤサぐれて、ミランダにもつれない態度をとりまくります。いわく、結婚する気はない、キスしたのは欲望じゃなく隣にいたからだ、弟と結婚したら君は玉の輿だ、等々。挙句の果てには、ミランダの前から逃亡です。新しい愛の予感に、恐怖を感じてしまう、可哀想なターナーに、9年越しの愛を捧げるミランダの心情は、本当に切なくて切なくて、胸がギュっと痛みます。またターナーときたら、ヤサぐれた上に、S(エス)っ気まで覚えてしまって、ミランダをわざと怒らせて反応を楽しんだりするのです。ターナーったら、大人の階段、のぼりすぎだから! ……そんなところも含めて楽しめます。
それ以外にも、ミランダと親友オリヴィアとの友情も読みどころのひとつ。オリヴィアは、兄たちと同じ、金髪碧眼の完璧な美少女ですが、幼いころからミランダと互いに認め合い、助けあっています。ミランダを子供のときに侮辱した近所の少女と喧嘩をしたり、ミランダの母親が亡くなった夜、ずっとそばについていたり。ミランダは、早くに母親を亡くしており、父親は学者バカだったので、オリヴィアの家に面倒をみられて育ったのです。そんな彼女たちの会話は、家族のいたわりに満ちています。ターナーはそれもあって、妹にも等しいミランダに手を出すことに余計自責の念を覚え、ミランダとの関係が家族に不協和音を与えかねないことを恐れるのです。

長く変化のなかった片恋日記が、波乱万丈な恋物語となり、いかに素晴らしいハッピーエンドを綴るのか、ぜひその目でお確かめください。

おすすめ本書評・紹介書籍

ミランダの秘密の日記
ジュリア・クイン 羽田詩津子
ランダムハウス講談社ランダムハウス講談社文庫ロマンス] 海外
2008.11  版型:文庫
価格:924円(税込)
>>詳細を見る

新着情報

2013/08/16[新着書評]
『きことわ』朝吹真理子
評者:千三屋

2013/08/15[新着書評]
『テルマエ・ロマエⅥ』ヤマザキマリ/「1~3巻は大傑作、4~6巻は残念な出来」
評者:新藤純子

2013/06/19[新着書評]
『高円寺 古本酒場ものがたり』狩野俊
評者:千三屋

2013/06/18[新着書評]
連載「週末、たまにはビジネス書を」第11回
『くまモンの秘密 地方公務員集団が起こしたサプライズ』熊本県庁チームくまモン

評者:蔓葉信博

2013/05/12[新着書評]
『フィフティ・シェイズ・ダーカー(上・下)』ELジェイムズ
評者:日向郁

2013/04/04[新着書評]
『クラウド・アトラス』デイヴィッド・ミッチェル
評者:千三屋

2013/03/15[新着書評]
【連載】 蔓葉信博「週末、たまにはビジネス書を」
第10回 『投資家が「お金」よりも大切にしていること』藤野英人
評者:蔓葉信博

2013/02/18[新着書評]
『はぶらし』近藤史恵
評者:日向郁

2013/01/31[新着書評]
『知的唯仏論』宮崎哲弥・呉智英
評者:千三屋

2012/01/30[新着書評]
【連載】 蔓葉信博「週末、たまにはビジネス書を」
第9回 『思考の「型」を身につけよう』飯田泰之
評者:蔓葉信博

2013/01/25[新着書評]
『醤油鯛』沢田佳久
評者:杉江松恋

2013/01/18[新着書評]
『秋田寛のグラフィックデザイン』アキタ・デザイン・カン
評者:千三屋

2013/01/17[新着書評]
『空白を満たしなさい』平野啓一郎
評者:長坂陽子

2013/01/15[新着書評]
『箱根駅伝を歩く』泉麻人
評者:千三屋

2013/01/11[新着書評]
『世界が終わるわけではなく』ケイト・アトキンソン
評者:藤井勉

2012/12/21[新着書評]
【連載】 蔓葉信博「週末、たまにはビジネス書を」
第8回 『ネンドノカンド 脱力デザイン論』佐藤オオキ
評者:蔓葉信博

2012/12/19[新着書評]
『デザインの本の本』秋田寛
評者:千三屋

2012/12/12[新着書評]
「さしたる不満もなく私は家に帰った」第2回「岸本佐知子『なんらかの事情』と近所の創作系ラーメン屋」
評者:杉江松恋

2012/11/28[新着書評]
『ニール・ヤング自伝I』ニール・ヤング
評者:藤井勉

2012/11/22[新着書評]
『日本人はなぜ「黒ブチ丸メガネ」なのか』友利昴
評者:新藤純子

2012/11/21[新着書評]
『私にふさわしいホテル』柚木麻子
評者:長坂陽子

2012/11/19[新着書評]
【連載】 蔓葉信博「週末、たまにはビジネス書を」
第7回 『老舗を再生させた十三代がどうしても伝えたい 小さな会社の生きる道。』中川淳
評者:蔓葉信博

2012/11/15[新着書評]
『格差と序列の心理学 平等主義のパラドクス』池上知子
評者:新藤純子

2012/11/09[イベントレポ]
兼業古本屋のできるまで。とみさわさん、なにをやってんすか

2012/11/08[新着書評]
『機龍警察 暗黒市場』月村了衛
評者:大谷暁生

2012/11/02[新着書評]
『なしくずしの死』L-F・セリーヌ
評者:藤田祥平

2012/10/31[新着書評]
『エコー・メイカー』リチャード・パワーズ
評者:藤井勉

2012/10/30[新着書評]
『文体練習』レーモン・クノー
評者:藤田祥平

2012/10/25[新着書評]
『生きのびるための建築』石山修武
評者:千三屋

2012/10/24[新着書評]
『占領都市 TOKYO YEAR ZERO Ⅱ』デイヴィッド・ピース
評者:大谷暁生

2012/10/23[B.J.インタビュー]
「この翻訳家に聞きたい」第3回 藤井光さんに聞く「アメリカ文学の"音"って?」(後編)
インタビュアー:石井千湖

2012/10/22[B.J.インタビュー]
「この翻訳家に聞きたい」第3回 藤井光さんに聞く「アメリカ文学の"音"って?」(前編)
インタビュアー:石井千湖

2012/10/19[新着書評]
『最後の授業 ぼくの命があるうちに』ランディ・パウシュ、ジェフリー・ザスロー
評者:日向郁

2012/10/18[新着書評]
『イタリア人と日本人、どっちがバカ?』ファブリツィオ・グラッセッリ
評者:相川藍

2012/10/17[イベントレポ]
ミステリー酒場スペシャル ローレンス・ブロック酒場Part1

2012/10/16[イベントレポ]
ブックレビューLIVE:杉江VS米光のどっちが売れるか!?

2012/10/15[イベントレポ]
ミステリ酒場スペシャル ローレンス・ブロック酒場三連発 PART2~泥棒バーニー、殺し屋ケラー編&ブロックおもてなし対策会議~

2012/10/15[新着書評]
『犬とハモニカ』江國香織
評者:長坂陽子

2012/10/10[新着書評]
『Papa told me cocohana ver.1 丘は花でいっぱい』榛野なな恵
評者:千三屋

2012/10/08[イベントレポ]
“その日”が来てからでは遅すぎる! あなたの知らないお葬式のすべて?ボッタクリの秘密から納得のエコ葬儀プランまで

2012/10/04[新着書評]
【連載】 蔓葉信博「週末、たまにはビジネス書を」
第6回 『本気で売り上げを伸ばしたければ日経MJを読みなさい』竹内謙礼
評者:蔓葉信博

2012/10/03[新着書評]
『青い脂』ウラジーミル・ソローキン
評者:藤井勉

2012/10/02[イベントレポ]
松本尚久さん、落語の楽しみ方を教えてください!

2012/10/01[新着書評]
『ヴァンパイア』岩井俊二
評者:長坂陽子

2012/09/27[新着書評]
『A Life of William Inge: The Strains of Triumph』ラルフ・F・ヴォス
評者:新藤純子

2012/09/25[新着書評]
『鬼談百景』小野不由美
評者:挟名紅治

2012/09/24[新着書評]
『ここは退屈迎えに来て』山内マリコ
評者:長坂陽子

2012/09/20[新着書評]
『銀の匙』中勘助
評者:藤田祥平

2012/09/18[新着書評]
『最初の人間』アルベール・カミュ
評者:新藤純子

2012/09/14[新着書評]
『その日東京駅五時二十五分発』西川美和
評者:相川藍

2012/09/13[新着書評]
『無分別』オラシオ・カステジャーノス・モヤ
評者:藤井勉

2012/09/12[新着書評]
『鷲たちの盟約』(上下)アラン・グレン
評者:大谷暁生

2012/09/11[新着書評]
『ラブ・イズ・ア・ミックステープ』ロブ・シェフィールド
評者:日向郁

2012/09/10[新着書評]
『嵐のピクニック』本谷有希子
評者:長坂陽子

2012/09/07[新着書評]
『本当の経済の話をしよう』若田部昌澄、栗原裕一郎
評者:藤井勉

2012/09/06[新着書評]
【連載】 蔓葉信博「週末、たまにはビジネス書を」
第5回 『戦略人事のビジョン』八木洋介・金井壽宏
評者:蔓葉信博

2012/09/05[新着書評]
『ひらいて』綿矢りさ
評者:長坂陽子

2012/09/04[新着書評]
『失脚/巫女の死 デュレンマット傑作選』フリードリヒ・デュレンマット
評者:藤井勉

2012/09/03[新着書評]
『かくも水深き不在』竹本健治
評者:蔓葉信博

2012/09/01[新着書評]
『残穢』小野不由美
評者:挟名紅治

2012/08/31[新着書評]
『わたしが眠りにつく前に』SJ・ワトソン
評者:長坂陽子

2012/08/28[新着書評]
『芸術実行犯』Chim↑Pom(チン↑ポム)
評者:相川藍

2012/08/27[新着書評]
『ぼくは勉強ができない』山田詠美
評者:姉崎あきか

2012/08/16[新着書評]
『オカルト 現れるモノ、隠れるモノ、見たいモノ』森達也
評者:長坂陽子

2012/08/10[新着書評]
『セックスなんか興味ない』きづきあきら サトウナンキ
評者:大谷暁生

2012/08/08[新着書評]
『深い疵』ネレ・ノイハウス
評者:挟名紅治

2012/08/07[新着書評]
【連載】 蔓葉信博「週末、たまにはビジネス書を」
第4回 小林直樹『ソーシャルリスク』
評者:蔓葉信博

2012/08/03[新着書評]
『はまむぎ』レーモン・クノー
評者:藤井勉

2012/08/02[新着書評]
『清須会議』三谷幸喜
評者:千三屋

2012/07/31[新着書評]
『岡崎京子の仕事集』岡崎京子(著)増渕俊之(編)
評者:相川藍

2012/07/30[新着書評]
『月と雷』角田光代
評者:長坂陽子

2012/07/28[新着書評]
『ことばの食卓』武田百合子
評者:杉江松恋
2012/07/18[新着書評]
『図説 死因百科』マイケル・ラルゴ
評者:大谷暁生

2012/07/13[新着書評]
『最果てアーケード』
小川洋子
評者:長坂陽子

2012/07/12[新着書評]
『なぜ戒名を自分でつけてもいいのか』橋爪大三郎
評者:千三屋

2012/07/05[新着書評]
『少年は残酷な弓を射る』(上・下)
ライオネル・シュライヴァー
評者:長坂陽子

2012/07/04[新着書評]
『未解決事件 グリコ・森永事件~捜査員300人の証言』NHKスペシャル取材班
評者:挟名紅治

2012/07/02[新着書評]
『女が嘘をつくとき』リュドミラ・ウリツカヤ
評者:藤井勉

2012/06/29[新着書評]
連載 蔓葉信博「週末、たまにはビジネス書を」
第3回 三浦展『第四の消費』
蔓葉信博

2012/06/27[新着書評]
『シフォン・リボン・シフォン』近藤史恵
評者:相川藍

2012/06/26[新着書評]
『湿地』アーナルデュル・インドリダソン
大谷暁生

2012/06/22[新着書評]
『話虫干』小路幸也
長坂陽子

2012/06/20[新着書評]
『彼女の存在、その破片』野中柊
長坂陽子

2012/06/15[新着書評]
『新人警官の掟』フェイ・ケラーマン
日向郁

2012/06/14[新着書評]
『俳優と超人形』ゴードン・クレイグ
千三屋

2012/06/13[新着書評]
『毒婦。 木嶋佳苗100日裁判傍聴記』北原みのり
長坂陽子

2012/06/12[新着書評]
『WOMBS』白井弓子
大谷暁生

2012/06/11[新着書評]
『21世紀の世界文学30冊を読む』都甲幸治
藤井勉

2012/06/08[新着書評]
『愛について』白岩玄
評者:相川藍

2012/06/06[新着書評]
『柔らかな犀の角ー山崎努の読書日記』山崎努
挟名紅治

2012/06/04[新着書評]
『夜をぶっとばせ』井上荒野
長坂陽子

2012/06/01[新着書評]
「七夜物語』川上弘美
長坂陽子

2012/05/30[新着書評]
連載 蔓葉信博「週末、たまにはビジネス書を」
第2回 高畑哲平『Webマーケティング思考トレーニング』
蔓葉信博

2012/05/23[新着書評]
「ピントがボケる音 OUT OF FOCUS, OUT OF SOUND』安田兼一
藤井勉

2012/05/21[新着書評]
「飼い慣らすことのできない幻獣たち」
『幻獣辞典』ホルヘ・ルイス・ボルヘス
藤田祥平

2012/05/16[新着書評]
連載「長坂陽子 ロマンスの神様願いを叶えて第18回」
「その名は自己満足」
長坂陽子

2012/03/30[新着書評]
連載「長坂陽子 ロマンスの神様願いを叶えて第17回」
「そのプライドが邪魔をする」
長坂陽子

2012/02/28[新着書評]
連載「長坂陽子 ロマンスの神様願いを叶えて第16回」
「恋のリスクマネジメント」
長坂陽子

2012/02/15[新着書評]
連載「長坂陽子 ロマンスの神様願いを叶えて第15回」
「非華奢女子の生きる道」
長坂陽子

2012/02/02[新着書評]
連載「長坂陽子 ロマンスの神様願いを叶えて第14回」
「パターン破りの効用」
長坂陽子

2012/01/31[新着書評]
『最高に美しい住宅をつくる方法』彦根明
評者:相川藍

2012/01/20[新着書評]
『ペット・サウンズ』ジム・フジーリ
評者:藤井勉

2012/01/17[新着書評]
連載「長坂陽子 ロマンスの神様願いを叶えて第13回」
胸だけ見ててもモテ期はこない
長坂陽子

2012/01/11[新着書評]
連載「長坂陽子 ロマンスの神様願いを叶えて第12回」
「恋で美しくなる」は本当か
長坂陽子

2012/01/10[新着書評]
「旧式のプライバシー」
『大阪の宿』水上滝太郎
藤田祥平


Internet Explorerをご利用の場合はバージョン6以上でご覧ください。
お知らせイベントBook Japanについてプライバシーポリシーお問い合わせ
copyright © bookjapan.jp All Rights Reserved.