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暗い窓から、こんにちは。

岩瀬成子 『まつりちゃん』

2010/10/27 掲載
岩瀬成子
理論社児童文学 ] 国内
2010.09  版型:B6 ISBN:465207977X
レビュワー/北條一浩

 日本のどこにでもありそうな、ごく平均的な町。駅があり、商店街があり、コンビニがあり、 その奥に住宅街が広がっていて、ささやかな公園が置かれている。町中を川が流れていて、部活 や買い物の帰りにその傍を歩いたりできるのは、ちょっといいかもしれない。
そんな町に小さな女の子がいる。おそらくは小学生になるかならないかといった年齢だが、見か ける時はいつも一人だ。どうやら学校や保育所などには行っていないらしい。そういえば、両親 の姿を見たことがない。友達もいないみたい。中学卒業と同時に引っ越して行ったみゆきちゃん が昔住んでいた家に越してきたようなのだけれど、その家に明かりが灯ったのを見た者はいない。 まさか一人暮し? あんな小さな子が? 食事はどうしているのかな。警察や役所に届けなくて いいのだろうか。ほんとに部屋の中にいるの? だって真っ暗じゃない。一度様子を見に行った ほうがいいのじゃないかしら?

 岩瀬成子の最新刊『まつりちゃん』は、いつも一人でいる女の子・まつりちゃんを描くとともに、 まつりちゃんと出会うことで何らかの変化が兆す町の人々を同時に捉えた小説である。まつりちゃん は主人公ではあるものの、中心にいるというよりはあちこちに偏在し、ふとした場面で姿を表しては、 人々の気持ちに静かながらもさざ波を立てていく。

   【その子はぼくの腰をつんとつついた。ぼくはその子を見た。
   その子はぼくを見あげていた。
   「なに」尋ねると、
   「字、読めますか」とその子は言った。
   「読めるだろ、ふつう」なにが言いたいんだと、思った。
   「ちょっと来てください」
   その子はぼくのジャンパーを引っ張った。】

 ドラマティックではないが、新しい世界が開けようとしている。字が「読める」とも限らない、 「ふつう」じゃない世界が「ぼく」のすぐ隣にやってきたのだ、向こうから。「読めるだろ、ふつ う」に込められた倦怠7割・苛立ち3割といった口調には、「ぼく」の毎日の退屈が込められており、 どこかへ向かいたいがベクトルを獲得できずにいるポテンシャルが眠っている。「ぼく」はまつり ちゃんの存在によって変化していくだろう。自分でも気付かないような仕方で。

 『まつりちゃん』は8つの章から成る小説である。8章はそれぞれ独立した短篇として読むことも 可能だし、連作短篇と言ってもいい。各章に出てくるまつりちゃん以外の人物は章が終わると同時 に姿を消すから、ストーリーテリングの上ではまったく長編とは呼べない。最後に大団円へと向か う群像劇にもならない。『まつりちゃん』はいわば、現実に居そうでもあるし居なさそうでもある、 「まつりちゃん」というにぎやかでいくらか淋しい名前が照らし出す「普通」の人々のポートレート 集なのだ。
全8章のうち、前半の4つの章は、それぞれ年齢も属性も異なる町の人々(しかしその多くは子供や 主婦、要介護者、ボランティアなど、経済活動に従事していないという共通項がある。昼間、町を空 けているような人々ではない)とまつりちゃんの接触が素描される。まつりちゃんは、真っ直ぐに目 の中に飛び込んでくることはなく、人々が無防備な時にスッと姿を表すか、ふと日常の意識が逸れた 瞬間、「そういえばあの子、どうしたかな」という具合に思い出すような存在として、小さく消えた り点いたりしている。
 そして5章の「仔ヤギのお母さん」から、それまで種まき(拡散)されていたものが収穫(集中) していくように、物語がグラリと動いていく。町の人々のうちのほんの一握りの者だけが気にしてい たこと、そしてこれ以上その事実に気付く者が増えないことを願いもしたあの疑い、つまり、小さな 女の子がたった一人で、明かりも点かない家に暮しているのではないかという不安の扉を開ける時が やってくるのである。

 各章ごとに語り手を変え、複眼的な視点を持たせながらもオムニバス的な平坦さに陥らないこの 小説では、それまでずっと不在だったまつりちゃんの両親のことがいよいよ語られるにいたって、 物語世界はさらに奥行きを増す。両親について語られることは秘密が明かされることであると同時に、 『まつりちゃん』が「社会」という場所のほうへ、昼間は町を留守にしている経済活動を担う者たち のほうへ踏み込むことを意味している。
もっと書いてしまえば、そこは小さな女の子からはふだん注意深く遠ざけられている「死」の世界 でもある。

    【瀬川さんが笑っていた。仕事仲間とすっかりうちとけて、冗談にげらげら
     笑っている。ぼくには、瀬川さんが立たされている苦境がどれほどのもの
     か、言葉では理解できても、実際には想像することすらできない。この現
     場で四か月間、いっしょに働いてきたほかの人たちについても、ぼくは何
     ひとつ知らない。知りようがない。笑っているみんなの中に、とてつもな
     いことが、じつは混じり込んでいるかもしれないということに、気づけな
     いでいる。とてつもないことは、目の前に現れてきたときにしか、おそら
     く知ることはできないのだろう。】

 7番目の章は「コンクリート」と題されている。日本の経済活動の象徴的な存在だ。「瀬川さん」が 誰を指すのかはもう書く必要がないだろう。瀬川さんはまつりちゃんから遠く離れて経済活動を行っており、むろんそのことはまつりちゃんにも関係がある。

 本の装画に描かれているように、『まつりちゃん』のベースは「家」である。暗くて、小さな窓があ る家。暗幕は外の光を遮るためではなく、家の明かりを洩らさないために着けられている。それがまつ りちゃんの秘密だ。でもだいじょうぶ。暗いところは案外、あたたかい。そっと足を忍ばせて、あの人 も、あの人もやってくる。だってまつりちゃんは、家に入る時はそーっと誰にも気付かれないようにドア を閉めるくせに、時々、あの小さな窓から外を眺めていたりするのだから。

  【顔だけが暗い窓にあった。一度だけ見かけたあの子だった。
   その子はわたしを見ていた。
   こんばんは。わたしが言うと、
   その子は口をとがらせて、「しゅー」と音をたてた。
   「なんの音?」尋ねると、
   「へびの声」その子は言って、くっと笑った。】

 作者の岩瀬成子(じょうこ)さんは、1977年のデビュー作『朝はだんだん見えてくる』(理論社)以来、 30年以上に渡り、旺盛な創作活動を続けている児童文学作家。児童文学や絵本執筆の傍ら、 近年は自伝的エッセイ『二十歳の頃』(晶文社)や青春小説『オール・マイ・ラヴィング』 (ホーム社 こちらについては当サイトで書評しました。拙文をご参照ください)を発表し、 狭義の児童文学の枠から逸脱したスリリングな存在となっている。その青春時代、生まれ育った 山口県岩国市に米軍基地があり、折りしもベトナム戦争の時期にあたっていたことがこの作家の 創作の底流にあり、揺れ動く時代とそこを通り過ぎていく人々との出会い、とりわけ「別れ」の 感覚は常に鮮烈である。

 『まつりちゃん』では、岩国市を彷彿とさせる町の描写は抑制され、全国のどこにもありそうな 匿名の町となって、いわば町は後景化している。そしてこの作者らしく小さな子どもを配しながら、 大人の語り手を章ごとにスイッチし、なによりも両親の存在が語られる場面のある種突出した 独立感と緊張感はこれまでの作品には見られないものであり、それは先に書いた「死」の厳しい 気配とともに、新しい境地であると思う。

 現在、民事再生手続中の理論社の本です(理論社には岩瀬さんの本多数)。ぜひ、お読みください。




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書評書籍


(画像はAmazonへのリンク)
まつりちゃん
岩瀬成子
理論社 国内
2010.09  版型:B6 ISBN:465207977X
価格:1,470円(税込)

その子はいつもひとりだった。コンビニの前。公園。商店街。家の窓、カーテンのかげに。ひとりで住んでいることは秘密。まつりちゃんが出会った人の心にくれたものは…。出会いがもたらすささやかな奇跡の物語。


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