西ひがし 改版
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著
金子光晴
中央公論新社
/中公文庫
[伝記]
国内
2007.12 版型:文庫 ISBN:9784122049529
価格:940円(税込)
三千代夫人はひとりベルギーに残った―。暗い時代を予感しながら暑熱と喧噪の東南アジアにさまよう詩人の終りのない旅。『どくろ杯』『ねむれ巴里』につづく自伝。
「月の世界の人」; マルセイユまで; 波のうえ; 氷水に浮いてる花; 関帝廟前好事あり; 関帝廟第二; 夢は蜈しょう嶺を越えて; さらば、バトパハ; 情念の業果; やさしい人たち; おもいがけないめぐりあい; ふたたび蛮界; 蚊取線香のむこうの人々; かえってきた詩; 紫気に巻かれて; 口火は誰が; マラッカのジャラン・ジャラン; 疲労の靄; 世界の鼻唄
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