妖怪大談義─対談集
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著
京極夏彦
角川書店
/角川文庫
[SF・ホラー]
[神話・伝承・昔話]
国内
2008.06 版型:文庫 ISBN:9784043620050
価格:700円(税込)
水木しげるとは妖怪を通じて結ばれた師弟の絆を深め、大塚英志とは民俗学の巨人にして現代妖怪の産みの親・柳田國男の功罪について語り合い、宮部みゆきとは妖怪を通して日本文化の来し方を振り返り、唐沢なをきとは「妖怪図鑑」の楽しみ方をディープかつ無責任に提示。怪しいことのあれこれを色んな視点で語りたおした、間口は広く、敷居は低く、奥が深い、妖怪の世界に対する溢れんばかりの思いが込められた、充実の一冊。
水木しげる―妖怪が深める師弟の絆;
養老孟司―脳化社会の妖怪たち;
中沢新一―ダンディな悪なる自然;
夢枕獏―闘う陰陽師作家、嗤う妖怪作家;
アダム・カバット―江戸の妖怪キャラクター;
宮部みゆき―妖怪と心の闇をのぞく;
山田野理夫―妖怪と怪談の真髄;
大塚英志―民俗学は偽史だったのか?;
手塚眞―妖怪を生み出す手法;
高田衛―偉大なる我らのエンタテインメント;
保阪正康―「妖怪」がわかれば「昭和」もわかる;
唐沢なをき―妖怪図鑑は、愛と勝負感できまる!;
小松和彦―妖怪学の現在;
西山克―妖怪学とは何か?;
水木しげる・荒俣宏―睡眠力こそすべての源;
文庫版特別収録・尾上菊之助―脈々たる「和」と「怪」の系譜
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