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ハッピー・リタイアメント

ハッピー・リタイアメントにもいろいろある
どうする? 日本人、そろそろどうだ? 日本

浅田次郎
幻冬舎小説] 国内
2009.11  版型:B6
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レビュワー/堀和世

まくら 朝の駅で人間の正体を見た

朝からいやなものを見た、と思った。私は職場でひとりフレックスタイムをしているのでラッシュアワーに電車に乗ることは少ないが、週に一度、午前中に会議がある日は込んだ電車に乗らなければならない。

朝の駅のホームは万人による万人に対する闘争状態にある。扉が開く位置を示す印に従って、乗客は2本あるいは3本の整然とした列を作るが、それは決して行儀のよさを意味しない。私が空席にありつきたいと欲し、そう行動する自由と権利は、同じ列に並ぶ他の十数人の自由と権利と常に相争っている。

自由や権利の代わりに束縛や義務といった言葉があるが、それらは必ずしも対立する概念ではない。ある人の権利を制限するのは別の人の権利であり、どこかに独立して存在する義務(感)ではない。私に与えられた「座る」という権利は、同じく誰かに与えられた権利を(しぶしぶではあるが)認めることによって初めて保障されるのである。親は子どもに「電車に乗るときは行儀よく列に並ばなければならないよ」と教え諭すが、別にそういう「義務」がはなからあるわけではない。

もし私がとんでもない乱暴者と化し、列を無視して電車の扉に突進し始めたら、かろうじて保たれていた権利同士のバランスが崩れ、誰もがわれ先にとわずかな空席目がけて殺到するに違いない。子どもや年寄りは満員電車の床に踏み敷かれてしまうだろう。その恐るべき混沌はめったには生じないが、意外と簡単に立ち現れることを誰もが知っている。

私は一日に何十回と駅のホームに繰り返し形作られる列を見て、「ああ、これが民主主義という営みなのだ」と納得する。他人に不利を及ぼさないことによって、他人から不利を及ぼされないようにする。常に他人を疑いながら、それゆえに他人を信じる行為――そのことである。かつて教わった「地方自治は民主主義の学校である」という言説は死文化させられたが、満員電車は今なお民主主義の実践場である。

民主主義は試行錯誤の末に人間社会が獲得した貴重な財産ではあろうが、果たしてヒトとしての生理に合致しているかといえば、怪しい。他人を疑いながら信じるというのは、信じながらもやはり疑っているわけで、常にヒリヒリした緊張感がつきまとう。そういう場合、人間の体内は交感神経優位となり(祖先が狩りの最中、猛獣に遭遇したときのストレス状態と同じだそうだ。どうやって調べたのか知らないが)、その状態が長く続くと心身にダメージを与える。つまり民主主義は万病のもとであり、私がひとりフレックスタイム制を採用している理由もそこにある。

その朝、ターミナル駅の地下鉄ホームはちょうどすし詰めの電車が1本行った直後で、私は次の電車を待つ列の右側先頭にいた。もとよりラッシュ時なので座れる確率は小さい。いや、どうせ座れないと心積もりをしていたほうがいいようだ。うん、あの枝になっているぶどうは酸っぱいんだ。軽く警笛を鳴らして電車が左側から入線してくる。「扉の前は広く開け、降りるお客さまがすみましてから順にご乗車ください」というアナウンスが流れる。私は開く扉の右に身を寄せ、降りる客を妨げないように左の肩と脚を引いて、つまり電車の後尾を向く形でスタンバイする。

で、ここからが私が見た「いやなもの」なのだが、扉の左から乗り込もうとする列の先頭にいたのは年配の女性だった。彼女は体をあまり左側にずらさなかった。これが困るのだ。彼女が道を開けないから降りる客の流れが右側(こちらから見て)に集中してしまい、左の列は早めに乗り込めるのに、右の列はずっと待っていなくてはいけない。私のすぐ後ろの客が不満げに私の背中をつついたが、むろん私がのろまなせいではないのだ。

くだんの女性はわずかに生まれた空席にいち早く突進し、わが物にしてしまった。ひどく醜い光景だった。「これを老醜というのだ」と私は思った。彼女を責めているのではない。マナーをわきまえろと説教したいわけでもない。人間誰しも、年を取れば体力がなくなり、電車に乗るなら座っていきたいと思う。その欲を隠し切れず、むき出しにしてしまうのが「老い」であり、そこに悲しくも醜い人間の正体を見るのである。

まくら 長生きをしている人の多くは老人である

取るに足らない、ささいな日常の出来事には違いない。では、なぜその日に限ってことさら気に障ったのかといえば、老いが迫ってきた実感が私自身にもあるからである。世の中に、カップ焼きそばほどくだらない食べ物はない。油揚げ麺を湯でふやかし、その異臭をブドウ糖果糖液糖とアミノ酸(=化学調味料)で覆い隠す、「焼きそば」とはまったく違う代物だ。ひどくまずくて、たいてい3口目には気分が悪くなり食べたことを後悔する。が、ひどく食べたくなるときがあって、年に3、4回は衝動買いをしてしまう。

あろうことか、そのカップ焼きそばをお昼に常食している人が職場にいて、一度その同僚に「よくそんなまずいものが食べられますね、気持ち悪くなりませんか」と聞いたら、「てゆうか、これが食べられるってことは、体調がいいということなんだよ」と教えてくれた。健康とは、食べたら健康に悪いものが食べられることだというのは逆説的だが、真実味はある。

要するに私はカップ焼きそばが完食できなくなってしまったのである。以前は3口目で気分が悪くなったとしても、根性で食べ切るだけの気力、体力があった。が、今ではあきらめて残す。残しながら「まずいものを無理して食べることはない」と自分に言いわけをする。が、これはまやかしであって、まずいものを食べ始めたのは私自身なのである。

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浅田次郎
幻冬舎小説] 国内
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