書評の楽しみを考える Book Japan

 
 
 
トップページ > 連載企画 > Tuesday & Friday新刊チェック > 州知事戦線異状あり!

州知事戦線異状あり!

個性豊かな登場人物による痛快な大騒動

酒井貞道 Friday新刊チェック 2009/10/9
トロイ・クック高澤真弓
東京創元社創元推理文庫ミステリー] 海外
2009.09  版型:文庫
>>書籍情報のページへ
レビュワー/酒井貞道

次に紹介する『州知事戦線異状あり!』は、ちょっと荒唐無稽ながら、それをまっすぐ世直し方面に向けた、痛快娯楽小説だ。

主人公のジョン・ブラックは、実母がアメリカ上院議員、実姉エレオノールはロサンゼルス市長という政治家一家の出である。しかし彼は政治の世界を嫌い、家を出て全く違う仕事をしている。それは一種のトラブルシューターで、依頼人に迷惑をかけている相手を、相棒ハーリーと一緒になって散々脅しつけ(というか拷問して)、無理矢理手を引かせている。どう考えても犯罪であるが、このコンビが拷問する相手は、ストーカーやDV男といった類の、性根が腐った悪人ばかり。勧善懲悪、因果応報、読者は全く嫌な気分に陥ることなく、コンビによる拷問シーンでは爽快な気分になることができる。……でもハーリーの方は明らかにドSで、拷問を楽しみまくってます。ヘラヘラ笑ってフランクな口調で喋りかけつつ、手を撃ち抜いたりするんですよ? 全登場人物中、いちばんヤバいのは多分このハーリーだろうなあ。

本書の騒動は、ジョンの実姉が、カリフォルニア州知事選に立候補したがゆえに起きる。投票2週間前の世論調査でも、彼女は支持率トップに立ち、最有力候補と目されていた。しかしここで敵対候補リチャード・スティールは、とんでもないことを考えた。有力候補を全員殺してしまえば、自分が確実に当選できるではないか。そう考えたリチャード・スティールは、バックに控えた悪徳薬品メーカーの豊富な資金力をバックに、殺し屋を2人雇い、他の有力候補を次々に襲わせ始めたのである。当然エレオノールも狙われるが、異変をいち早くかぎ付けたエレオノールの娘ヒラリーは、叔父のジョンに母を助けてくれと頼み込んで来る。ジョンはこれを快諾し、姉の元に馳せ参じるが……。

登場人物に、個性豊かで愉快な奴が揃っているのが素晴らしい。
ジョンは政治嫌いとはいえ、世捨て人というわけではなく、ちゃんとリベラル寄りで不正嫌いという真っ正直な人間であるし、何より嫌いなのが「政治」であって「政治家」ではなく、母と姉も心底愛している。軽口や憎まれ口を叩きつつ、肉親の情に篤いのである。
典型的な政治屋で、弱みを握っては人を思うままに操る実母バーバラ、普通にカッコいい中道左派の真っ当な政治家エレオノール、叔父に助けを求めたにもかかわらず遊び感覚が抜けきらないヒラリー、そして先述のヤバい相棒ハーリーなど、主人公サイドの人物は非常に活き活きと描かれている。

敵方も魅力たっぷり。スティールの雇った殺し屋、痩せぎすのバリーと、黒人の巨漢ネイルズの凸凹コンビは、数々の間抜けなミスと、漫才と見まごうばかりの丁々発止の掛け合いで、読者の心を鷲掴みにするはずだ。また黒幕のスティールも、肝心なところで粗忽だったり動じやすかったりして、人間味にあふれている。

こういう人物たちが、州知事選という数年に一度のお祭りの中で、大騒ぎを演じるのである。面白くならない方がおかしい。キャラクター立ちまくりの登場人物は、最後に結局どうなってしまうのか? そして選挙の行方は? どうかたっぷり楽しんでほしい。

さて冒頭に述べた「荒唐無稽」の要素であるが、それは主人公ジョン・ブラック自身が、知事選に立候補してしまう点にある。
実は話が半分ほど進むと、バリーとネイルズの襲撃の結果、エレオノールが意識不明の重体に陥ってしまう。このまま彼女が選挙戦を続けるのは不可能。そんな時、母バーバラが奇策を繰り出す。ほとんどの人が忘れていたような古いカリフォルニア州法を引っ張り出して来て、候補者本人に事故があったときは、その父か息子、兄弟なら選挙戦途中でも代わりに選挙を受けることができるというのだ。
エレオノールの父は既に亡く、子は娘しかいない。だが兄弟なら一人いる。そう、何と主人公ジョンが、エレオノールの弟ということで州知事選に打って出ることになるのだ。ジョンは嫌がるが、結局、姉の危機を救うべく神輿に乗ることを決める。

実際のカリフォルニアにこのような州法があるのかは私も知らないが、現実問題として、投票まで残り2週間もないうちに(たとえ近しい親族でも)代わりの候補者を見繕ったところで、支持者が散逸し、その人物に当選の目はないだろう。ましてやジョンは、政治経歴がないどころか、仕事が先述のようにちょっと危ない筋の人なのだ。いい戦いはできないのが普通であろう。

ところが本書では、ジョンは最初から有権者の心を掴む。選挙に慣れた母の忠告を無視して、彼は自分の言葉で出馬表明会見をおこない、選挙戦に臨む。言葉は荒いが素直な物言いと、政治は嫌いだが正義は好きという姿勢ゆえ、ジョンはたちまちエレオノールが得ていた支持をほぼそのまま承継する。結果、世論調査では最有力候補の一人となってしまうのである。
現実ではちょっとあり得ないシナリオだが、青臭いけれども、ここには政治の理想の顕現がある。選挙の現実を追うシビアでリアルな作品もいいが、馬鹿馬鹿しいけれど気持ちの良い夢も、たまには見たいじゃないですか。ただしジョンは最有力知事候補となった後も、姉を襲った殺し屋と黒幕の正体を探ることを優先するので、途中でいきなり政治ドラマが始まるわけではなく、クライムノベルとしての骨格は一切揺るがない。

なおミステリ的には、このジョン立候補によって、ヒットマンを追う探偵がヒットマンの標的そのものになるという立場の激変を、「探偵が邪魔した結果、狙う側の怒りを買う」という王道パターン以外の形で実行した点に注目したい。こういう展開は初めて見た。

というわけで、『州知事戦線異状あり!』では、個性豊かな登場人物による大騒動が楽しい好著である。文句などあろうはずがありません。評価は☆☆☆☆。

とてもおすすめ ☆☆☆☆☆
おすすめ ☆☆☆☆
まあまあ ☆☆☆
あまりおすすめできない ☆☆
これは困った

おすすめ本書評・紹介書籍

州知事戦線異状あり!
トロイ・クック 高澤真弓
東京創元社創元推理文庫ミステリー] 海外
2009.09  版型:文庫
価格:1,260円(税込)
>>詳細を見る

新着情報

2013/08/16[新着書評]
『きことわ』朝吹真理子
評者:千三屋

2013/08/15[新着書評]
『テルマエ・ロマエⅥ』ヤマザキマリ/「1~3巻は大傑作、4~6巻は残念な出来」
評者:新藤純子

2013/06/19[新着書評]
『高円寺 古本酒場ものがたり』狩野俊
評者:千三屋

2013/06/18[新着書評]
連載「週末、たまにはビジネス書を」第11回
『くまモンの秘密 地方公務員集団が起こしたサプライズ』熊本県庁チームくまモン

評者:蔓葉信博

2013/05/12[新着書評]
『フィフティ・シェイズ・ダーカー(上・下)』ELジェイムズ
評者:日向郁

2013/04/04[新着書評]
『クラウド・アトラス』デイヴィッド・ミッチェル
評者:千三屋

2013/03/15[新着書評]
【連載】 蔓葉信博「週末、たまにはビジネス書を」
第10回 『投資家が「お金」よりも大切にしていること』藤野英人
評者:蔓葉信博

2013/02/18[新着書評]
『はぶらし』近藤史恵
評者:日向郁

2013/01/31[新着書評]
『知的唯仏論』宮崎哲弥・呉智英
評者:千三屋

2012/01/30[新着書評]
【連載】 蔓葉信博「週末、たまにはビジネス書を」
第9回 『思考の「型」を身につけよう』飯田泰之
評者:蔓葉信博

2013/01/25[新着書評]
『醤油鯛』沢田佳久
評者:杉江松恋

2013/01/18[新着書評]
『秋田寛のグラフィックデザイン』アキタ・デザイン・カン
評者:千三屋

2013/01/17[新着書評]
『空白を満たしなさい』平野啓一郎
評者:長坂陽子

2013/01/15[新着書評]
『箱根駅伝を歩く』泉麻人
評者:千三屋

2013/01/11[新着書評]
『世界が終わるわけではなく』ケイト・アトキンソン
評者:藤井勉

2012/12/21[新着書評]
【連載】 蔓葉信博「週末、たまにはビジネス書を」
第8回 『ネンドノカンド 脱力デザイン論』佐藤オオキ
評者:蔓葉信博

2012/12/19[新着書評]
『デザインの本の本』秋田寛
評者:千三屋

2012/12/12[新着書評]
「さしたる不満もなく私は家に帰った」第2回「岸本佐知子『なんらかの事情』と近所の創作系ラーメン屋」
評者:杉江松恋

2012/11/28[新着書評]
『ニール・ヤング自伝I』ニール・ヤング
評者:藤井勉

2012/11/22[新着書評]
『日本人はなぜ「黒ブチ丸メガネ」なのか』友利昴
評者:新藤純子

2012/11/21[新着書評]
『私にふさわしいホテル』柚木麻子
評者:長坂陽子

2012/11/19[新着書評]
【連載】 蔓葉信博「週末、たまにはビジネス書を」
第7回 『老舗を再生させた十三代がどうしても伝えたい 小さな会社の生きる道。』中川淳
評者:蔓葉信博

2012/11/15[新着書評]
『格差と序列の心理学 平等主義のパラドクス』池上知子
評者:新藤純子

2012/11/09[イベントレポ]
兼業古本屋のできるまで。とみさわさん、なにをやってんすか

2012/11/08[新着書評]
『機龍警察 暗黒市場』月村了衛
評者:大谷暁生

2012/11/02[新着書評]
『なしくずしの死』L-F・セリーヌ
評者:藤田祥平

2012/10/31[新着書評]
『エコー・メイカー』リチャード・パワーズ
評者:藤井勉

2012/10/30[新着書評]
『文体練習』レーモン・クノー
評者:藤田祥平

2012/10/25[新着書評]
『生きのびるための建築』石山修武
評者:千三屋

2012/10/24[新着書評]
『占領都市 TOKYO YEAR ZERO Ⅱ』デイヴィッド・ピース
評者:大谷暁生

2012/10/23[B.J.インタビュー]
「この翻訳家に聞きたい」第3回 藤井光さんに聞く「アメリカ文学の"音"って?」(後編)
インタビュアー:石井千湖

2012/10/22[B.J.インタビュー]
「この翻訳家に聞きたい」第3回 藤井光さんに聞く「アメリカ文学の"音"って?」(前編)
インタビュアー:石井千湖

2012/10/19[新着書評]
『最後の授業 ぼくの命があるうちに』ランディ・パウシュ、ジェフリー・ザスロー
評者:日向郁

2012/10/18[新着書評]
『イタリア人と日本人、どっちがバカ?』ファブリツィオ・グラッセッリ
評者:相川藍

2012/10/17[イベントレポ]
ミステリー酒場スペシャル ローレンス・ブロック酒場Part1

2012/10/16[イベントレポ]
ブックレビューLIVE:杉江VS米光のどっちが売れるか!?

2012/10/15[イベントレポ]
ミステリ酒場スペシャル ローレンス・ブロック酒場三連発 PART2~泥棒バーニー、殺し屋ケラー編&ブロックおもてなし対策会議~

2012/10/15[新着書評]
『犬とハモニカ』江國香織
評者:長坂陽子

2012/10/10[新着書評]
『Papa told me cocohana ver.1 丘は花でいっぱい』榛野なな恵
評者:千三屋

2012/10/08[イベントレポ]
“その日”が来てからでは遅すぎる! あなたの知らないお葬式のすべて?ボッタクリの秘密から納得のエコ葬儀プランまで

2012/10/04[新着書評]
【連載】 蔓葉信博「週末、たまにはビジネス書を」
第6回 『本気で売り上げを伸ばしたければ日経MJを読みなさい』竹内謙礼
評者:蔓葉信博

2012/10/03[新着書評]
『青い脂』ウラジーミル・ソローキン
評者:藤井勉

2012/10/02[イベントレポ]
松本尚久さん、落語の楽しみ方を教えてください!

2012/10/01[新着書評]
『ヴァンパイア』岩井俊二
評者:長坂陽子

2012/09/27[新着書評]
『A Life of William Inge: The Strains of Triumph』ラルフ・F・ヴォス
評者:新藤純子

2012/09/25[新着書評]
『鬼談百景』小野不由美
評者:挟名紅治

2012/09/24[新着書評]
『ここは退屈迎えに来て』山内マリコ
評者:長坂陽子

2012/09/20[新着書評]
『銀の匙』中勘助
評者:藤田祥平

2012/09/18[新着書評]
『最初の人間』アルベール・カミュ
評者:新藤純子

2012/09/14[新着書評]
『その日東京駅五時二十五分発』西川美和
評者:相川藍

2012/09/13[新着書評]
『無分別』オラシオ・カステジャーノス・モヤ
評者:藤井勉

2012/09/12[新着書評]
『鷲たちの盟約』(上下)アラン・グレン
評者:大谷暁生

2012/09/11[新着書評]
『ラブ・イズ・ア・ミックステープ』ロブ・シェフィールド
評者:日向郁

2012/09/10[新着書評]
『嵐のピクニック』本谷有希子
評者:長坂陽子

2012/09/07[新着書評]
『本当の経済の話をしよう』若田部昌澄、栗原裕一郎
評者:藤井勉

2012/09/06[新着書評]
【連載】 蔓葉信博「週末、たまにはビジネス書を」
第5回 『戦略人事のビジョン』八木洋介・金井壽宏
評者:蔓葉信博

2012/09/05[新着書評]
『ひらいて』綿矢りさ
評者:長坂陽子

2012/09/04[新着書評]
『失脚/巫女の死 デュレンマット傑作選』フリードリヒ・デュレンマット
評者:藤井勉

2012/09/03[新着書評]
『かくも水深き不在』竹本健治
評者:蔓葉信博

2012/09/01[新着書評]
『残穢』小野不由美
評者:挟名紅治

2012/08/31[新着書評]
『わたしが眠りにつく前に』SJ・ワトソン
評者:長坂陽子

2012/08/28[新着書評]
『芸術実行犯』Chim↑Pom(チン↑ポム)
評者:相川藍

2012/08/27[新着書評]
『ぼくは勉強ができない』山田詠美
評者:姉崎あきか

2012/08/16[新着書評]
『オカルト 現れるモノ、隠れるモノ、見たいモノ』森達也
評者:長坂陽子

2012/08/10[新着書評]
『セックスなんか興味ない』きづきあきら サトウナンキ
評者:大谷暁生

2012/08/08[新着書評]
『深い疵』ネレ・ノイハウス
評者:挟名紅治

2012/08/07[新着書評]
【連載】 蔓葉信博「週末、たまにはビジネス書を」
第4回 小林直樹『ソーシャルリスク』
評者:蔓葉信博

2012/08/03[新着書評]
『はまむぎ』レーモン・クノー
評者:藤井勉

2012/08/02[新着書評]
『清須会議』三谷幸喜
評者:千三屋

2012/07/31[新着書評]
『岡崎京子の仕事集』岡崎京子(著)増渕俊之(編)
評者:相川藍

2012/07/30[新着書評]
『月と雷』角田光代
評者:長坂陽子

2012/07/28[新着書評]
『ことばの食卓』武田百合子
評者:杉江松恋
2012/07/18[新着書評]
『図説 死因百科』マイケル・ラルゴ
評者:大谷暁生

2012/07/13[新着書評]
『最果てアーケード』
小川洋子
評者:長坂陽子

2012/07/12[新着書評]
『なぜ戒名を自分でつけてもいいのか』橋爪大三郎
評者:千三屋

2012/07/05[新着書評]
『少年は残酷な弓を射る』(上・下)
ライオネル・シュライヴァー
評者:長坂陽子

2012/07/04[新着書評]
『未解決事件 グリコ・森永事件~捜査員300人の証言』NHKスペシャル取材班
評者:挟名紅治

2012/07/02[新着書評]
『女が嘘をつくとき』リュドミラ・ウリツカヤ
評者:藤井勉

2012/06/29[新着書評]
連載 蔓葉信博「週末、たまにはビジネス書を」
第3回 三浦展『第四の消費』
蔓葉信博

2012/06/27[新着書評]
『シフォン・リボン・シフォン』近藤史恵
評者:相川藍

2012/06/26[新着書評]
『湿地』アーナルデュル・インドリダソン
大谷暁生

2012/06/22[新着書評]
『話虫干』小路幸也
長坂陽子

2012/06/20[新着書評]
『彼女の存在、その破片』野中柊
長坂陽子

2012/06/15[新着書評]
『新人警官の掟』フェイ・ケラーマン
日向郁

2012/06/14[新着書評]
『俳優と超人形』ゴードン・クレイグ
千三屋

2012/06/13[新着書評]
『毒婦。 木嶋佳苗100日裁判傍聴記』北原みのり
長坂陽子

2012/06/12[新着書評]
『WOMBS』白井弓子
大谷暁生

2012/06/11[新着書評]
『21世紀の世界文学30冊を読む』都甲幸治
藤井勉

2012/06/08[新着書評]
『愛について』白岩玄
評者:相川藍

2012/06/06[新着書評]
『柔らかな犀の角ー山崎努の読書日記』山崎努
挟名紅治

2012/06/04[新着書評]
『夜をぶっとばせ』井上荒野
長坂陽子

2012/06/01[新着書評]
「七夜物語』川上弘美
長坂陽子

2012/05/30[新着書評]
連載 蔓葉信博「週末、たまにはビジネス書を」
第2回 高畑哲平『Webマーケティング思考トレーニング』
蔓葉信博

2012/05/23[新着書評]
「ピントがボケる音 OUT OF FOCUS, OUT OF SOUND』安田兼一
藤井勉

2012/05/21[新着書評]
「飼い慣らすことのできない幻獣たち」
『幻獣辞典』ホルヘ・ルイス・ボルヘス
藤田祥平

2012/05/16[新着書評]
連載「長坂陽子 ロマンスの神様願いを叶えて第18回」
「その名は自己満足」
長坂陽子

2012/03/30[新着書評]
連載「長坂陽子 ロマンスの神様願いを叶えて第17回」
「そのプライドが邪魔をする」
長坂陽子

2012/02/28[新着書評]
連載「長坂陽子 ロマンスの神様願いを叶えて第16回」
「恋のリスクマネジメント」
長坂陽子

2012/02/15[新着書評]
連載「長坂陽子 ロマンスの神様願いを叶えて第15回」
「非華奢女子の生きる道」
長坂陽子

2012/02/02[新着書評]
連載「長坂陽子 ロマンスの神様願いを叶えて第14回」
「パターン破りの効用」
長坂陽子

2012/01/31[新着書評]
『最高に美しい住宅をつくる方法』彦根明
評者:相川藍

2012/01/20[新着書評]
『ペット・サウンズ』ジム・フジーリ
評者:藤井勉

2012/01/17[新着書評]
連載「長坂陽子 ロマンスの神様願いを叶えて第13回」
胸だけ見ててもモテ期はこない
長坂陽子

2012/01/11[新着書評]
連載「長坂陽子 ロマンスの神様願いを叶えて第12回」
「恋で美しくなる」は本当か
長坂陽子

2012/01/10[新着書評]
「旧式のプライバシー」
『大阪の宿』水上滝太郎
藤田祥平


Internet Explorerをご利用の場合はバージョン6以上でご覧ください。
お知らせイベントBook Japanについてプライバシーポリシーお問い合わせ
copyright © bookjapan.jp All Rights Reserved.