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ルナ・シューター 1~3

近未来の技術水準で人類が宇宙で異星人と戦うとしたら? 2009年の国産ハードSFを代表する作品。

酒井貞道 Friday新刊チェック 2009/6/12
林譲治
幻冬舎幻狼ファンタジアノベルスSF・ホラー] 国内
2009.05  版型:新書
>>書籍情報のページへ
レビュワー/酒井貞道

最後は国内SFの新刊を。ただし新刊と言ってもこれは続き物である。1が2008年8月、2は2008年12月、そして完結篇の3が出たのが2009年5月なので、今回取り上げる次第。
舞台は2020年代で、地球人の技術水準はまだ「月の基地に、中規模の人員を派遣する」のがやっとである。そんな時、月にヒューマノイド型の知性体が飛来、従来からあった人類の基地を破壊してしまう。彼らは「ラミア」と命名され、人類は月の支配権を奪還すべく、ちゃんとしたコミュニケーションをとらないまま戦争を開始する。

3の作者あとがき冒頭に記されているように、本書は「近未来の技術水準で人類が宇宙で異星人と戦うとしたら、それはどのようなものになるか?」という構想をベースにしている。
人類は、月面に物資や兵員を運ぶのに四苦八苦しており(事実、兵員は最大でも1,000人規模、最初のうちは僅か300名程度である)、十分強力な軍事行動がとれない。人類は限られた人員と資材をやり繰りし、戦車やロボットに似た兵器を駆使して、中小規模の戦闘を繰り返すしかない。なお、月面における高速弾の軌道を細かく計算したり、弾丸の命中率がコンマ1上がったの下がったのを問題にする(地球からの給量が少ないので、一発も無駄にできないからだ)など、物資窮乏とSFが有機的に絡んだ小ネタを、作者は随所で用意している。
一方、相手のラミアも万全の状態で戦えてはいない模様だ。外宇宙から飛来したことで明らかなように、テクノロジー面で人類を凌駕しているのはほぼ確実であるにもかかわらず、最初のうちは武器が専ら剣であるなど、戦争の方法はローテクだ。ただしこの武器選択は意外と効率的である。ラミアは人類と異なり月での行動に空気を必要とせず、また小口径の銃弾で撃たれてもびくともしない。片や人類は、宇宙服にちょっとでも穴が開いたらアウトだし、それでなくとも殴られたり刺されたりしただけで死んでしまう。白兵戦中心の戦闘をする限り、剣というのは人類相手だとなかなか合理的なのである。
しかし人類・ラミア双方が、このような中小規模の戦闘に終始する最大の理由は、月が互いの本拠地ではなく、手持ちの物資が限られているからだ。でなければ、どちらか一方がより派手な戦術を用いてそれで終わっているはず。「貧乏な侵略」を「貧乏な防衛」で迎撃する「貧乏な戦争」――それがこの戦争の正体であり、本書最大の特色となっている。

人間ドラマ面で、こちらの予断を許さない展開を見せるのも特徴だ。
主人公の仁乃涼からして、この手の小説の主人公にしては複雑な性格である。彼は婚約者を、ラミアによる最初の攻撃で失っている。彼は基本的にクールに振る舞い続け、常日頃は感情を抑えている模様だ。……こうなると、「普段は寡黙だが喪失感と復讐心を胸に秘めている」という典型的なキャラクターかと思いますよね? しかし全然違うことが次第に明らかになっていくのである。特に婚約者を分析する場面は、理性が勝ち過ぎており、不気味ですらある。
他の登場人物も、最初は「よくあるタイプ」かと思わせておいて、その予想を裏切ることが多い。たとえばある人物は、最初のうち明らかに善玉に見えるものの、実は異常なほど腹黒いことが判明する。また初見ではあまりのツンツンっぷりに、誰もがツンデレ・ヒロインだと思う北条サキだって、読み進めると様子が違って来るのである。
全員に共通しているのは、軍人らしくないうえに、(品格面はさておき)知的であるということだ。むろん軍隊として命令には従うが、戦争について内心では中立的に思考する人物が大半を占める。戦争の善悪やラミアの正体などについて、各人自分の頭で思考しており、ときどき議論を戦わせさえするのだ。
これは本書の月面軍に、宇宙飛行士――「月面に送る」ために最新の科学技術と多大なコストをかけるに値する、ハイレベルな技能を身に付けた、優秀で知的な人材――としての性格が残されているからだと思う。月に行くのが精いっぱいの技術水準では、月面軍は必然的に人類の宇宙進出=宇宙開発の先端を担っていることになる。彼らは、戦争のための使い捨ての駒よりも、欠くべからざる貴重な人材という性格を強調されている(これは参考だが、作中で、月面軍は全員高学歴の持ち主であると示唆される)。逆に言えば、そんな人材を最前線に送り出さないと人類は戦線を維持できないのだ。戦場でやっていることは小規模ながら、人類の置かれた窮地がよく理解できよう。

というわけで、近未来の「貧乏な戦争」を描く『ルナ・シューター』だが、完結篇の3まで行けば、ラミアの正体や目的の概要は明らかにされる、シミュレーション・プログラムの中で生きる知性、人類サイドにおける権謀術数・主導権争いなど、テーマが波及・拡大して益々面白くなってくる。「貧乏な戦争」ではあってもそこは宇宙戦争、スケールが小さいままでは終わらないのだ。
2009年の国産ハードSFを代表する作品であることは間違いない。強くおすすめして☆☆☆☆。

とてもおすすめ ☆☆☆☆☆
おすすめ ☆☆☆☆
まあまあ ☆☆☆
あまりおすすめできない ☆☆
これは困った

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