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スター発見! ハリウッドNo.1キャスティング・ディレクターが語るトップスターの選び方

ジュリア・ロバーツの成功は、
オーディションのタンクトップとミニスカートから始まった

ジャネット・ハーシェンソンジェーン・ジェンキンス永田真弓奈良橋陽子
ブルース・インターアクションズアート・カルチャー] [ビジネス] 海外
2009.10  版型:B6
>>書籍情報のページへ
レビュワー/山崎まどか

監督や脚本家、撮影監督、あるいはプロデューサー。映画に携わる人の種類は様々であり、それぞれが自分の立場から映画を語った本を出している。で、これはそんな中でも変わり種、キャスティング・ディレクター、つまり映画の主要な「人事」を司るスタッフが書いた本だ。

著者のジャネット・ハーシェンソンとジェーン・ジェンキンスは、短命に終わったフランシス・フォード・コッポラのスタジオ「ゾエトロープ」で出会い、スタジオが潰れて以降、コンビを組んでロン・ハワードやクリス・コロンバス、ティム・バートンといった大物監督たちの映画のキャスティングをしてきた。
アメリカには、彼女たちのようなフリーランスのキャスティング・ディレクターが七百人ほどいるという。六十年代、ハリウッドのスタジオ・システムが崩壊すると、映画会社は俳優たちを把握する手だてを失った。特定の役にふさわしい俳優を探すことも出来ず、あまりに数が多い俳優や俳優志望の人間をさばいてオーディションをすることも出来ない。それで、彼女たちのようなフリーランスのキャスティング・ディレクターがその役割を担うことになったのである。

この書籍では、彼女たちがどのようにして映画にふさわしい役の俳優を見つけるか、その具体的なプロセスが様々な映画を例にとって語られていく。アメリカの映画では、主役級の俳優だけではなく、セリフが一言しかない脇役でもオーディションを受けて勝ち取るのが基本だ。主役を選ぶ以上に、そうした小さな配役に手こずることもある。
ハーシェンソンとジェンキンスは、ロン・ハワードの映画『ビューティフル・マインド』のワン・シーンに登場する「ラッセル・クロウに平手打ちを食わせる女子学生」のキャスティングを例にとり、配役の極意をくわしく説明してみせる。どんなイメージの女性なのか監督と徹底的に話し合い、その雰囲気に合った有名女優をリストにして、求められるルックスや雰囲気、人種、年齢といった要素を明確にしていく。もちろん、小さな役だからあまり有名な女優は使えない。そこでエージェントに条件に合う俳優の写真と履歴書を提示してもらう。俳優たちの写真の裏に印象をメモ書きし、更にふるい落として、監督やプロデューサーに候補者たちの履歴書を見てもらう。
キャスティング・ディレクターによるオーディションはその先の話で、候補者たちが監督や主演俳優に会って、もっと本格的なオーディションを受けるには更に段階を必要とする。最初の条件に合わなくても、「これこそ逸材」という俳優に会った場合は、その役の設定を大きく変えることもある。あるいは、スタジオや映画制作の途上でその役の設定を変えざるをえなかったために、当初選んだ俳優に涙を呑んでもらう場合もある。

もちろん、キャスティング・ディレクターに「役にぴったりな俳優」の心当たりがある場合は別だ。ディレクターがどれだけ「使える俳優」のリストを持っているかでキャスティングのクオリティが違ってくる。ハーシェンソンとジェンキンスはそうしたリストを常に持ち、かつ無名の俳優を適材適所に送り込んで輝かせる「目利き」としても知られている。彼女たちが発掘したスターの原石の逸話は、この本のハイライトでもある。

例えば、ロブ・ライナー監督の出世作『シュア・シング』(1985年)。これはジョン・キューザックのブレイク作でもあるが、主役は後に『ER』で有名になるアンソニー・エドワーズに決まりかけていた。
ジョン・キューザックにオーディションを受けさせるように監督を説得したのは、ハーシェンソンとジェンキンスである。当時、ジョン・キューザックは十七歳。シカゴの俳優学校で学び、地元の舞台に出ていたところをハーシェンソンたちが見つけて、監督と引き合わせることに成功したのだ。

『ミスティック・ピザ』の主演となる三人娘の一人にジュリア・ロバーツを抜擢したのも彼女たちだ。ジュリアのスター性を見抜いた二人は、およそ役柄にふさわしくないバギー・パンツでオーディションに来てしまった彼女を一旦家に帰して、タンクトップとミニスカートで来るように指導して役柄を獲得させた。
デヴィッド・リンチの『砂の惑星』のキャスティングが難航した時は、エージェントさえ付いてない小劇場の俳優だったカイル・マクラクランを発掘してきた。マクラクランはフランク・ハーバートの原作小説『デューン』の大ファンで、小説をどのように映画化するつもりなのかリンチを質問責めにして逆に気に入られ、『ブルーベルベット』『ツイン・ピークス』の名コンビは誕生した。

このように、監督が気に入っても、プロデューサーがOKを出すとは限らない。お金のかかった大作映画の場合は尚更である。こういう場合の説得に当たるのも、キャスティング・ディレクターの仕事である。映画の本としてだけではなく、交渉術や人事の本としても役立てることが出来そうだ。

この本で一番面白いのはやはり「実現しなかったキャスティング」に関する裏話だろう。ダニエル・クレイグに決まった新ボンドのオーディションを受けに来ていた有名俳優たちのリスト。とある事件を起こしたために、『ビューティフル・マインド』の撮影直前に降板した俳優(ポール・ベタニーがその役に抜擢された。ベタニーとジェニファー・コネリーはこの映画の撮影現場で出会い、後に夫婦となったので、この俳優の薬クセに感謝していることだろう)。ジョージ・クルーニーが逃した、とある大作映画のチョイ役…。
絶対に受けなければいけなかった役を袖にする俳優がいる一方、オーディションに落ちたために失敗映画の責任から逃れた人もいる。キャスティングを巡るドラマは時に、映画本編よりもドラマティックで面白いのだ。

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