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東京オリンピック1964

1964年の東京オリンピックを、いま見て読む、ということ

フォート・キシモト新潮社
新潮社とんぼの本画集・写真集] [ノンフィクション] 国内
2009.08  版型:A5
>>書籍情報のページへ
レビュワー/岡崎武志

ぜったい止めてもらいたいのが、二〇一六年夏季のオリンピック東京開催。冗談じゃないですよ、石原さん。えらくご執心のようですが、いまの東京、というか日本のどこに、オリンピックをする余力がありますか。

四十五年前、日本で初めて開催された「東京オリンピック」には、もちろん意義はあった。なにしろ、三等国から一等国にのし上がるために、昨日より明日を夢見た「陽のあたる坂道」を上っていく途上にあったから。あれは、空に描いた壮大な夢だった。そして多くのドラマを生んだ。「東京オリンピック」と六年後の「大阪万博」はその牽引車の役目を果たしたのだ。いまや、どうなったか。坂の頂点を上り詰め、下り坂を転がっている。

そんなゴタゴタの際中に、輝ける「東京オリンピック」を収めた写真と、文学者たちが当時書いた文章で構成したのがこの本だ。私は一九五七年生まれだから、当時七歳。うちにはもうテレビがあったから、当然ながら「東京オリンピック」は見ていた。ただし、リアルタイムの記憶はなく、その後、くり返し見せられるニュース映像や写真などで、記憶がねつ造されたかもしれない。ただ、小学校の運動会を裸足で走る奴を「アベベや!」と言った記憶はある。陽気なデブは、ソ連の重量挙げ選手になぞらえ「ジャボチンスキー」と呼ばれたものだ。名前がすでに、なんだか太っている。
市川崑による記録映画の名作「東京オリンピック」も何度か見ているから、作られた記憶はどんどん鮮明になっていく。なにしろ、これが生まれて初めて見た「オリンピック」だったのだ。

「東京オリンピック」本というのは過去にもずいぶん出ているが、今回の『東京オリンピック1964』は、当時取材にあたった岸本健率いるスポーツ・フォト・エージェンシー「フォート・キシモト」所蔵の写真がカラーを含め、ふんだんに使われている。まず、この写真がいい。開会式や各競技の場面場面のシャッターチャンスを逃していないことはもちろん、開会式に向けて、高速道路が架けられ、道路が拡張されるなど、急ピッチで東京が大変貌を遂げていく様子も撮られている。

扉に使われたのは「1964年10月10日午後3時過ぎの東京上空」写真。まだ高層ビルは少なく、三分の二以上を占める青く大きな空に、小さな雲がぽつんと二つ浮かび、飛行機が五輪マークを描いた跡が白く残る。あくまで静かで、しかし「幸福」とはこういうものかもしれない、と思わせる美しい写真だ。世紀の祭典を何一つ見逃すまい、という「フォート・キシモト」の姿勢が感じられる一枚だ。

レポートの文章も、すべて当時のものが使われていていることも本書の特徴で、みな作家が書いている。小田実、梶山季之、斎藤茂太、石川達三、武田泰淳、柴田錬三郎、富田常雄、三島由紀夫、曾野綾子、安岡章太郎、永井龍男、山口瞳、石原慎太郎等々。すぐに雑誌が一冊作れるぐらいのオールスターキャストだ。まだ上前淳一郎も山際淳司も沢木耕太郎もデビューしていない。明晰で力強く印象深い文章をスポーツの分野で書ける人材が不足していた。文学者の社会的ステイタスも高く、当然のように起用されたのだろう。

しかし、作家の方でもこの従軍記者的なポジションがあまりなじまなかったのか、生彩のある文章が少ない。小田実のように、東京大改造の準備風景をいかにも小田らしく、つまらなさそうにシニカルに綴った「わしがよんだわけじゃない」は、批判というには中途半端だし、堀口大學の「燃えろ東京精神」は「一千万よ 億万よ 目をあげて見よ 手をつなげ」と、まるっきり戦中の戦意高揚の詩だ。「人の世は、すべて諸行無常である。永久不変のものは何一つ存在しないのですから、いかなる社会主義国や資本主義国も」云々という武田泰淳の「日本人の国際感覚」も、いかにも逃げ腰で文章の力が弱い。

その点、大衆作家の方が百メートル十秒ゼロの世界タイ記録を出した「黒い弾丸ボブ・ヘイズ」を賛美する柴田錬三郎、ヘーシングにお家芸を奪われた無念を嘆く富田常雄にしろ、細工もなく、心情をそのまま文章にぶつけて読ませる。やはり祭りはやると決まった以上は、神輿をかつぐか、踊りに参加すべきで、高見の見物で批判したって、その本質は見抜けない。

本書の圧巻は第五章「ツブラヤがんばれ!」だ。下馬評に上がらなかったマラソンランナーの円谷幸吉が、トラックでデッドヒートを演じた挙げく三位に輝いた栄光と、力つきて命を絶つドラマを、日常のスナップを交え克明に追う。会場となった甲州街道沿道は人で埋めつくれ、その様もカメラが捉えている。早くから沿道に陣取り雑誌を読んでいる少女たちと、その後ろでふざけあう男子の写真があるが、キャプションの「彼女たちが読んでいるのは2年前に創刊されたばかりの『週刊少女フレンド』(中略)これに対し、男子はなんとも落ち着きがない」という観察は秀逸だ。

「大丈夫だ、日の丸だ。
私たちは目の前で円谷がヒートリーに抜かれて三位になるのを見た。
そんなことはどうだっていい。日の丸だ」と心の高揚を書くのは山口瞳。
何だかCMのコピーみたい。

そして閉会式を石原慎太郎。オリンピックでの日本の勝利が教えたものは「即ち、身心をかけて努め、闘うということの尊さをである。我々は、今日の文明の非人間的な便利さにまぎれて、それを忘れてはいないいだろうか。/それを知ることこそが、この巨費を投じて我々が催した祭典の、唯一の、そしてかけがえのない収穫でなくて何だろうか」と力む。
結局、半世紀後にも同じことを言いたいのだろうな。

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東京オリンピック1964
フォート・キシモト 新潮社
新潮社とんぼの本画集・写真集] [ノンフィクション] 国内
2009.08  版型:A5
価格:1,470円(税込)
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