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サイコブレイカー

読後、再読したくなること必死の超絶技工ミステリ
人間の精神だけを破壊する〈サイコブレイカー〉の目的は一体何か? 吹雪で閉ざされた精神病院を舞台に、惨劇の幕が切って落とされる

セバスチャン・フィツェック赤根洋子
柏書房ミステリー] 海外
2009.07  版型:B6
>>書籍情報のページへ
レビュワー/川出正樹

さあ、セバスチャン・フィツェックだ!

2007年――高名な精神科医が北海の孤島の別荘で体験する悪夢の五日間を描いた、サスペンスフルでトリッキーなニューロティック(神経症)・スリラー『治療島』(以下すべて柏書房)をひっさげて、突如現れたドイツ発の超新星、セバスチャン・フィツェック。
2008年――ラジオ局に立てこもった知能犯と人質解放のプロであるヒロインとの息詰まる頭脳戦『ラジオ・キラー』と、不治の病に冒された少年が前世での殺人の記憶を語るという超自然現象をテーマにしたノン・ストップ・スリラー『前世療法』の二作で、デビュー作がフロックでないことを証明してみせた、セバスチャン・フィツェック。

本国ドイツで賞賛の嵐を引き起こし、Amazon.deのベストセラーリストにすべての著作――『治療島』から最新作『Splitter』まで全五作――が、2006年のデビュー以来ランクインし続けているというこの驚異の新人は、日本の翻訳ミステリ・ファンに大きな衝撃をもたらした。“治療島”という一種怪しい響きの邦題と、青い熊のぬいぐるみで顔を隠した少女の表紙に惹かれて手を伸ばした読者は、一生忘れられない読書体験をしたはずだ。それほど独創的な“悪夢”だったのだ、『治療島』は。
愛娘失踪の痛手から立ち直れない精神科医ヴィクトル・ラーレンツと、自作のキャラクターが現実世界に現れたと語る童話作家アンナ・シュピーゲル。心に歪みを抱えた男女が、嵐の孤島を舞台に繰り広げる《治療》という名の密室劇は、やがて現実と幻想とが互いに侵蝕し合い、読者を疑問符の迷宮に彷徨わせる。そして待ち受ける衝撃のラスト。頭を覆っていた濃霧を一気に吹き飛ばす結末で、彼はその名をミステリ好きの脳裏にしっかりと焼き付けた。

待望の第四作『サイコブレイカー』は、これまでの三作に勝るとも劣らない手に汗握るジェットコースター・サスペンスである。と同時に、緻密に練りあげられたプロットの上に、周到に伏線を張り巡らせた謎解きミステリでもある。凄いぞ。

過去二十年間で最悪の猛吹雪が吹き荒れるクリスマス・イヴ前日の夜、ベルリン郊外のグルーネヴァルトの森の奥深くに建つ精神病院の一室で、カスパルと呼ばれる男が老婦人患者の出した“謎々”を解こうと頭をひねっていた。もっとも、彼にはそれよりも遙かに深刻な悩みがあった。十日ほど前に病院と下界とを結ぶ一本道で、意識を失って倒れているところを発見された彼は、目覚めたときに一切の記憶を失っていたのだ。一体自分は何物なのか。なぜ犬を連れて行き倒れていたのか。時折脳裏に浮かぶ“娘”は何物なのか。

この十日間、一時停止状態にあった彼の人生は、その夜、喉にメスを突き立てた救急患者ブルックが搬入されてきた瞬間に再起動し、次々と記憶の断片がフラッシュバックし始める。だがそれらは、彼の心をかき乱すものばかりだった。一体自分は、何をしてしまったのか。彼の煩悶をよそに、病院内では悲劇が発生。主治医のソフィアが何者かに襲われ、〈サイコブレイカー〉の被害者とよく似た状況で発見される。

実は最近ベルリン市内で、若くて前途有望な美女ばかりが誘拐され、数日後に発見されるという奇妙な事件が立て続けに三件発生していた。虐待や性的暴行の痕跡は一切なく、肉体的には無事戻ってきた彼女たち。だが、精神は別だった。被害者は全員、目を開けたまま昏睡状態に陥り、一切のコミュニケーション能力を奪われた〈生ける屍〉状態にされていたのだ。しかも、なぜか“謎々”が記された紙切れを握らされて。人間を内側から破壊するこの恐るべき犯人は〈サイコブレイカー〉と呼ばれ、ベルリン市民を恐怖でおののかせていた。

なぜ、そしていつの間に〈サイコブレイカー〉は病院に進入してきたのか? 外界とのコミュニケーション手段を一切断たれ、密閉空間となった精神病院で、一人また一人と姿を消す職員や患者たち。交代要員が来る朝まで、生き延びることができるのは一体誰か。そして〈サイコブレイカー〉の狙いとは。

嵐の夜の精神病院での殺戮劇という設定からありがちなB級ホラーを連想した人がいたとしたら、大間違い。これは、一切の無駄を省き、すべての要素が謎解きに奉仕するよう、高度に計算されて緻密に作り込まれた工芸品のようなミステリだ。
冒頭で明らかにされるのだが、そもそも、これまでに記した“物語”は、実は閉鎖された高名な精神科医の診療所で発見された“カルテ”であり、とある目的のために集められた大学生が、高額な報酬と引き替えにこの“カルテ”を一気に読む“実験”に参加するというのが、本書『サイコブレイカー』の基本構造なのである。
この「“カルテ”を読む学生の“物語”を読む」という入れ子構造のおかげで、読者は否応なく物語世界に引きずり込まれ、そしてミステリ史上例を見ない驚愕の体験をさせられてしまうのだ。よくぞ、こんな仕掛けを思いついたものである。

“実験”を企画した教授が作中で、「真実は一文一文に隠れています。各ページに隠されています」と語るとおり、随所に罠が仕掛けられた本書は、ぜひ、読後再読することをおすすめします。いや、すすめられなくてもきっと気になって、頭から読み返してしまうに違いない。恐るべし、セバスチャン・フィツェック。ジェフリー・ディーヴァーを脅かすのは、彼しかいない!

三浦天紗子さんによる同作品書評もぜひどうぞ
『サイコブレイカー』レビュワー/三浦天紗子 書評を読む

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