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夏の庭 The Friends

少年たちの感覚と体験を通して捉えられる、痛々しいほどに鮮烈な世界の感触。

緊急掲載 名女優・淡島千景、芸能生活70年 【3】
湯本香樹実
徳間書店児童文学] 国内
2001.05  版型:B6
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レビュワー/鷲谷花

のっぽで感受性豊かな木山、メガネ小僧の河辺、そして太っておっとりした山下の、小6男子凸凹トリオのひと夏の冒険物語。そうやって紹介すると、那須正幹の『ズッコケ三人組』シリーズをどこか彷彿とさせるようでもありますが、ごぞんじ「ハチベエ、ハカセ、モーちゃん」の「ズッコケ三人組」の暮らすノンキな牧歌的世界とはうって変わり、ここでの3人組は、はるかにシビアな現実に取り巻かれています。木山の専業主婦のおかあさんはアルコール依存症ぎみ。魚屋の息子の山下は、職人気質のおとうさんと、息子が魚屋になることを望まないおかあさんとの間の板ばさみになっているようです。そして、両親の離婚後、おかあさんと二人暮らしの河辺は、ときに虐待すれすれの扱いを受けていることが伺われます。
一見平穏無事な、しかし至るところに不安と恐怖の棘を隠した日常世界が、こどもの限定的な主観を介して切りとられることで、より痛ましく胸に迫ってくる。そうした描写の数々が、『夏の庭』の随所に感じられる先鋭な「現代性」の重要な要素といえるでしょう

ぼくの家は、おかあさんが一日いる。そして毎日ぼくとおとうさんのために食事を作ってくれる。ぼくが塾で遅く帰ると、さっと肉なんか焼いて出してくれる。そしてぼくが食べるのをじっと見ている。〔中略〕ぼくが食べるのを見ながら、おかあさんはクラッカーかなんかをちょっとつまんで、ワインを飲んでいる。
ぼくが食べ終わる頃か、それよりもっと遅く、おとうさんが帰って来る。するとおかあさんは、また台所に立つ。でもおとうさんは、お茶漬けとか、簡単なものしか食べない。おかあさんは、おとうさんともいっしょに食べない。おかあさんは何を食べているんだろう。(37ページ)

しかし、木山、河辺、山下の3人組は、苛酷な現実に翻弄され、外部からの救済を待つばかりの「かわいそうなこども」では毛頭ありません。それぞれの日常に漠として漂っていた不穏な気配が、山下のおばあさんの死をきっかけに一挙に堪えがたく顕在化してきたとき、3人組は、近所でひとり暮らしをしている「おじいさん」の死を見届けることで、自分たちを脅かす生老病死にまつわる不安と恐怖に立ち向かおうとします。終日おじいさんの家に張りついてその生活ぶりを「観察」し、買物に出れば尾行し、その死の瞬間を虎視眈々と待ちうける小学生たちの行為は、世間の常識からは悪趣味な愚行でしかないとしても、当初から一種の「英雄性」をもつものとして捉えられます。たとえば、最初におじいさんの「観察」を提案した河辺に対して、語り手の木山は次のような尊敬の念を抱きます。

ぼくはその時、河辺を少し尊敬した。やっぱりやつはちょっとヘンだけど、ただこわがっているだけのぼくなんかよりは、ずっとずっとすごいやつだと思ったのだ。知りたいことがあるのなら、知る努力をするべきだ。(22ページ)

かくして一方的に「観察」する側/される側として始まった小学生3人組とおじいさんの関係は、やがて友愛の絆へと発展してゆくことになります。この方向性が俗に流れれば、「生老病死の何たるかも知らない未熟で幼稚な現代っ子を、叡智と人生経験をあわせもつ老人が教え導く」という、「上から目線」の教訓話になってしまいそうなところですが、そうした年功序列的な図式を断固として退け、相互からの贈与によって築かれてゆく徹底的に対等な関係として、「小学生と老人の絆」を捉えてゆく点において、『夏の庭』の清々しい公正さは際立ってきます。

腐敗した生ごみの袋に囲まれ、終日こたつでテレビを見続けるだけの「生ける屍」のようだったおじいさんが、生活の張りを取り戻しはじめる直接のきっかけとなるのは、「観察」を続けるうち、コンビニ弁当中心のおじいさんの食生活への心配をつのらせた山下が、魚屋の家からくすねてきた刺身一皿を玄関先に置いて逃げるという、いささか突拍子もない贈与をやってのけたことでした。山下の刺身がおじいさんの玄関の中に取り込まれて消えて以来、おじいさんはコンビニ以外にも買物に出かけて生鮮食品を買い込むようになり、荒れ放題だった家の周りの片付けを始め、みるみるうちに元気を取り戻して、その死を待ち望む3人組をやきもきさせます。
やがて3人組は、おじいさんのペースに巻き込まれるように、洗濯やゴミ出しを手伝いはじめ、ついにはおじいさんのふるまってくれたスイカを一同で食べることで、4人の間には確かな連帯が築かれます。スイカの場面にしても、一仕事終えた後、おじいさんが大きなスイカを出してくると、すかさず山下が家業で鍛えた技を活かして、おじいさんの包丁をぴかぴかに研ぎあげるというふうに、双方の間の贈与は、決して一方向のみに停滞することはありません。かくして、「スイカ」から「包丁とぎ」へ、おじいさんの教えてくれる生活や人生についてのさまざまな知識から、おじいさんの別れた奥さんを捜し出そうとする3人組の奮闘へと、留まることを知らず、たえず相互に取りかわされてゆく贈与の生き生きとした運動は、3人組がおじいさんの家の庭いっぱいに種を蒔くコスモスと、元は花火職人だったおじいさんが夏の夜空に打ち上げる花火となって、世界全体に美しく華やいだ彩りをもたらすことになります。

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