書評の楽しみを考える Book Japan

 
 
 
トップページ > おすすめ本書評一覧 > 贖罪の日

贖罪の日

連続誘拐殺人は読むのがとても辛い。でも、それを越える面白さ。

クリス・ムーニー高橋佳奈子
講談社講談社文庫ミステリー] 海外
2008.11  版型:文庫
>>書籍情報のページへ
レビュワー/小玉節郎

ほどほど以上に面白かった。
話の展開がよく、犯人側、犠牲者、捜査する警察陣の描き方もすっきりまとまりがよく、電車の中で読んでいて「ウツラウツラ」することがなかった。
毎日の通勤電車の中で本を読みこなしているが、座って読んでいて「片道で2回」眠るようだとその本を読むのを止めて新しい本にかかる、と決めてある。3回の場合もないではないが。
凄く面白く、ぐいぐい引っ張っていってくれるような本や、科学畑の本で新しい知識をもたらしてくれる本であればウツラウツラすることがほとんどない。ということで、読み終えるまで一度も寝なかったこの本は、おすすめということになる。

いつも思うのだけれど、「この本は面白そうだ」という直感は、自分の中の何に根ざしているのだろうか。
本が新刊で、作家は初めて見る名前。翻訳者にも記憶がない。とすれば、面白いかどうか、楽しめるかどうかなんて賭けのようなモノだ。といって昨今、そんな賭けをしている余裕はない。新刊をあまり買わなくなってしまった私なので、金を払って「ハズレ」の本を手にしている場合ではないのだ。
新刊でも、原書が出版された国で評判だとかなんとか耳に入っていれば翻訳本の出版を待って買うことはある。また翻訳者に関しては、これまで何十年も翻訳ミステリーを読んできた経験から、出版社が力を入れているシリーズなどは、しばしば眼にする有名翻訳者を起用しているように思う。この人はあの有名シリーズを訳している人だな、と思い出せるような人に任せているような気がする。しかし、この本の場合はその翻訳者にも特別記憶がなかったのだ。
こうなると、装幀や文庫本に付きものの帯のキャッチフレーズに惹かれるのか。実は、眼鏡を持たないで本屋に行くと帯の細かい文字が見えにくくなってきた。

講談社文庫の海外ミステリーには「登場人物の名前と職業を書いた」栞が挟まっているので、これをチラリと見ることが多い。ある土地の警察組織の人々、それにFBIの捜査員の人名など、警察がらみのミステリーに絡む登場者が沢山いた。これはまた「地元警察とFBIがもめるな」という予想はできた。元陸軍の狙撃兵というのもいて、どういう役回りなのだろう? と思ったりもしたのだ。
とにかく「この本は、いい感じ。面白そうな匂いがする」と感じて、店頭に並んだ日に買った。

主人公は女性科学捜査官。分析室にいて白衣を着ているような存在ではなく現場でハードな仕事をする。
彼女は、15歳の時に自分の目の前で「助けを求める友人」が誘拐されてしまったという経験がある。誘拐された友人が、自分の家に来た事情の一部は「自分のせい」ではあるが、それ以上に、私が助けなかったから友達が誘拐された、という心の負担がある。繰り返しその時の状況を思い出したり夢見たり。昨今「トラウマ」などというけれどね。
それは20年以上前のことで、その友人は今「生きているかどうかわからない」。たぶん死んでいるだろうけれど、絶対に死んでいるとはいえない状態のまま。こうした過去を持ち、今は周囲の人に信頼される女性科学捜査官となっている。そこに少女誘拐事件が発生し、彼女が捜査に携わることになる。

私が「選んでしまうだけ」なのかどうか、近年の海外のミステリーに、連続的に女性を誘拐して「生かしたまま監禁、そして陰惨に痛めつける」という類のモノが多い気がする。なんだろう、民族的なモノなのか、宗教的なモノなのか、抑圧された精神がそういう犯罪をさせてしまうということがわからない。
そういう犯罪を多く描く作家たちがいることの背景が、わかり切らない。現実にそういう事件が多いのだろう。
監禁しておいて、痛めつけることはするが、殺さずに延々生かしておくから残酷だ。暗い部屋で不安にさいなまれて生きているうちに精神が破壊されてしまう。最終的に救助されても後遺症がいやな形で残ってしまう。小説であっても、まったく嫌悪感いっぱいになる。

ボストン市警の女性科学捜査官ダービー・マコーミックは、「あのとき私がああしていれば」という遠い日の記憶を反芻し続ける。そうして、今起きている誘拐殺人の犯人を、あのときの贖罪として、どうしても捕まえなければという風になるわけだ。
この受け取り方は違っているかも知れないけれど。
さてと、このあとが「話しにくい」のだ。

あちこちにいろいろな仕掛けがなされた小説で、ぐいぐい読んでいって、「あ、あれがそういうことか」ということがあったり、「え!」それはないでしょう、と翻弄されたりする。とてもいい緊張感が最初から最後まで続く。珍しく、主人公の女性捜査官に対する男の上司からのセクシャルハラスメントがない。
自分の友人が誘拐されて戻ってこない事件から20年以上たっているのに、この事件はあのときの? と思わせることが出てくる。
あのときの犯人がまだ捕まりもせず、犯罪を続けているのか? なぜ捕まらない?

昨今、科学捜査がずいぶん進んでいて、血痕だの足跡だの、ペンキだのから多くのことがわかり、さらにコンピューターでデータベースにアクセスすることで多くの情報が手に入る。しかし、そうした情報が手に入ることと、犯人が捕まることは別で、犯人も同じように情報を手に入れ、逃げてしまう。ただ、科学とコンピューターの力を持ってしても、延々時間がかかったり、元々データがなかったりでは、どうにもならない。FBIに検査を頼むとものすごく時間がかかるという場合もあるようで、それは事実なのだろう。

犯人が「ミスリードするように」仕掛けた手に引っかかってしまう捜査陣。

地元警察が調べている事件にFBIが介入してきて、おなじみのやりとりが出てくる。「ここからはFBIが事件を担当する、君たちは引き上げてくれ」ってなもんだ。しかし、腐らずにFBIとは別に地元の警察や科学捜査官たちが地道に証拠固めをしていく。
徐々に筋道が見えてきたあたりで、当の女性科学捜査官が誘拐されてしまうのだ。それも…
と、思わせぶりにして止めておこう。
男性作家の手になる女性主人公。なかなかいい。ただの登場人物、と思っていると実はこの人間が事件の鍵を握っている、という油断のならないストーリーで飽きることがない。

それにしても、連続誘拐殺人を「丹念に描かれると」読んでいるのがとても辛い。この本の場合は、それを越えて面白かった。

おすすめ本書評・紹介書籍

贖罪の日
クリス・ムーニー 高橋佳奈子
講談社講談社文庫ミステリー] 海外
2008.11  版型:文庫
価格:820円(税込)
>>詳細を見る

新着情報

2013/08/16[新着書評]
『きことわ』朝吹真理子
評者:千三屋

2013/08/15[新着書評]
『テルマエ・ロマエⅥ』ヤマザキマリ/「1~3巻は大傑作、4~6巻は残念な出来」
評者:新藤純子

2013/06/19[新着書評]
『高円寺 古本酒場ものがたり』狩野俊
評者:千三屋

2013/06/18[新着書評]
連載「週末、たまにはビジネス書を」第11回
『くまモンの秘密 地方公務員集団が起こしたサプライズ』熊本県庁チームくまモン

評者:蔓葉信博

2013/05/12[新着書評]
『フィフティ・シェイズ・ダーカー(上・下)』ELジェイムズ
評者:日向郁

2013/04/04[新着書評]
『クラウド・アトラス』デイヴィッド・ミッチェル
評者:千三屋

2013/03/15[新着書評]
【連載】 蔓葉信博「週末、たまにはビジネス書を」
第10回 『投資家が「お金」よりも大切にしていること』藤野英人
評者:蔓葉信博

2013/02/18[新着書評]
『はぶらし』近藤史恵
評者:日向郁

2013/01/31[新着書評]
『知的唯仏論』宮崎哲弥・呉智英
評者:千三屋

2012/01/30[新着書評]
【連載】 蔓葉信博「週末、たまにはビジネス書を」
第9回 『思考の「型」を身につけよう』飯田泰之
評者:蔓葉信博

2013/01/25[新着書評]
『醤油鯛』沢田佳久
評者:杉江松恋

2013/01/18[新着書評]
『秋田寛のグラフィックデザイン』アキタ・デザイン・カン
評者:千三屋

2013/01/17[新着書評]
『空白を満たしなさい』平野啓一郎
評者:長坂陽子

2013/01/15[新着書評]
『箱根駅伝を歩く』泉麻人
評者:千三屋

2013/01/11[新着書評]
『世界が終わるわけではなく』ケイト・アトキンソン
評者:藤井勉

2012/12/21[新着書評]
【連載】 蔓葉信博「週末、たまにはビジネス書を」
第8回 『ネンドノカンド 脱力デザイン論』佐藤オオキ
評者:蔓葉信博

2012/12/19[新着書評]
『デザインの本の本』秋田寛
評者:千三屋

2012/12/12[新着書評]
「さしたる不満もなく私は家に帰った」第2回「岸本佐知子『なんらかの事情』と近所の創作系ラーメン屋」
評者:杉江松恋

2012/11/28[新着書評]
『ニール・ヤング自伝I』ニール・ヤング
評者:藤井勉

2012/11/22[新着書評]
『日本人はなぜ「黒ブチ丸メガネ」なのか』友利昴
評者:新藤純子

2012/11/21[新着書評]
『私にふさわしいホテル』柚木麻子
評者:長坂陽子

2012/11/19[新着書評]
【連載】 蔓葉信博「週末、たまにはビジネス書を」
第7回 『老舗を再生させた十三代がどうしても伝えたい 小さな会社の生きる道。』中川淳
評者:蔓葉信博

2012/11/15[新着書評]
『格差と序列の心理学 平等主義のパラドクス』池上知子
評者:新藤純子

2012/11/09[イベントレポ]
兼業古本屋のできるまで。とみさわさん、なにをやってんすか

2012/11/08[新着書評]
『機龍警察 暗黒市場』月村了衛
評者:大谷暁生

2012/11/02[新着書評]
『なしくずしの死』L-F・セリーヌ
評者:藤田祥平

2012/10/31[新着書評]
『エコー・メイカー』リチャード・パワーズ
評者:藤井勉

2012/10/30[新着書評]
『文体練習』レーモン・クノー
評者:藤田祥平

2012/10/25[新着書評]
『生きのびるための建築』石山修武
評者:千三屋

2012/10/24[新着書評]
『占領都市 TOKYO YEAR ZERO Ⅱ』デイヴィッド・ピース
評者:大谷暁生

2012/10/23[B.J.インタビュー]
「この翻訳家に聞きたい」第3回 藤井光さんに聞く「アメリカ文学の"音"って?」(後編)
インタビュアー:石井千湖

2012/10/22[B.J.インタビュー]
「この翻訳家に聞きたい」第3回 藤井光さんに聞く「アメリカ文学の"音"って?」(前編)
インタビュアー:石井千湖

2012/10/19[新着書評]
『最後の授業 ぼくの命があるうちに』ランディ・パウシュ、ジェフリー・ザスロー
評者:日向郁

2012/10/18[新着書評]
『イタリア人と日本人、どっちがバカ?』ファブリツィオ・グラッセッリ
評者:相川藍

2012/10/17[イベントレポ]
ミステリー酒場スペシャル ローレンス・ブロック酒場Part1

2012/10/16[イベントレポ]
ブックレビューLIVE:杉江VS米光のどっちが売れるか!?

2012/10/15[イベントレポ]
ミステリ酒場スペシャル ローレンス・ブロック酒場三連発 PART2~泥棒バーニー、殺し屋ケラー編&ブロックおもてなし対策会議~

2012/10/15[新着書評]
『犬とハモニカ』江國香織
評者:長坂陽子

2012/10/10[新着書評]
『Papa told me cocohana ver.1 丘は花でいっぱい』榛野なな恵
評者:千三屋

2012/10/08[イベントレポ]
“その日”が来てからでは遅すぎる! あなたの知らないお葬式のすべて?ボッタクリの秘密から納得のエコ葬儀プランまで

2012/10/04[新着書評]
【連載】 蔓葉信博「週末、たまにはビジネス書を」
第6回 『本気で売り上げを伸ばしたければ日経MJを読みなさい』竹内謙礼
評者:蔓葉信博

2012/10/03[新着書評]
『青い脂』ウラジーミル・ソローキン
評者:藤井勉

2012/10/02[イベントレポ]
松本尚久さん、落語の楽しみ方を教えてください!

2012/10/01[新着書評]
『ヴァンパイア』岩井俊二
評者:長坂陽子

2012/09/27[新着書評]
『A Life of William Inge: The Strains of Triumph』ラルフ・F・ヴォス
評者:新藤純子

2012/09/25[新着書評]
『鬼談百景』小野不由美
評者:挟名紅治

2012/09/24[新着書評]
『ここは退屈迎えに来て』山内マリコ
評者:長坂陽子

2012/09/20[新着書評]
『銀の匙』中勘助
評者:藤田祥平

2012/09/18[新着書評]
『最初の人間』アルベール・カミュ
評者:新藤純子

2012/09/14[新着書評]
『その日東京駅五時二十五分発』西川美和
評者:相川藍

2012/09/13[新着書評]
『無分別』オラシオ・カステジャーノス・モヤ
評者:藤井勉

2012/09/12[新着書評]
『鷲たちの盟約』(上下)アラン・グレン
評者:大谷暁生

2012/09/11[新着書評]
『ラブ・イズ・ア・ミックステープ』ロブ・シェフィールド
評者:日向郁

2012/09/10[新着書評]
『嵐のピクニック』本谷有希子
評者:長坂陽子

2012/09/07[新着書評]
『本当の経済の話をしよう』若田部昌澄、栗原裕一郎
評者:藤井勉

2012/09/06[新着書評]
【連載】 蔓葉信博「週末、たまにはビジネス書を」
第5回 『戦略人事のビジョン』八木洋介・金井壽宏
評者:蔓葉信博

2012/09/05[新着書評]
『ひらいて』綿矢りさ
評者:長坂陽子

2012/09/04[新着書評]
『失脚/巫女の死 デュレンマット傑作選』フリードリヒ・デュレンマット
評者:藤井勉

2012/09/03[新着書評]
『かくも水深き不在』竹本健治
評者:蔓葉信博

2012/09/01[新着書評]
『残穢』小野不由美
評者:挟名紅治

2012/08/31[新着書評]
『わたしが眠りにつく前に』SJ・ワトソン
評者:長坂陽子

2012/08/28[新着書評]
『芸術実行犯』Chim↑Pom(チン↑ポム)
評者:相川藍

2012/08/27[新着書評]
『ぼくは勉強ができない』山田詠美
評者:姉崎あきか

2012/08/16[新着書評]
『オカルト 現れるモノ、隠れるモノ、見たいモノ』森達也
評者:長坂陽子

2012/08/10[新着書評]
『セックスなんか興味ない』きづきあきら サトウナンキ
評者:大谷暁生

2012/08/08[新着書評]
『深い疵』ネレ・ノイハウス
評者:挟名紅治

2012/08/07[新着書評]
【連載】 蔓葉信博「週末、たまにはビジネス書を」
第4回 小林直樹『ソーシャルリスク』
評者:蔓葉信博

2012/08/03[新着書評]
『はまむぎ』レーモン・クノー
評者:藤井勉

2012/08/02[新着書評]
『清須会議』三谷幸喜
評者:千三屋

2012/07/31[新着書評]
『岡崎京子の仕事集』岡崎京子(著)増渕俊之(編)
評者:相川藍

2012/07/30[新着書評]
『月と雷』角田光代
評者:長坂陽子

2012/07/28[新着書評]
『ことばの食卓』武田百合子
評者:杉江松恋
2012/07/18[新着書評]
『図説 死因百科』マイケル・ラルゴ
評者:大谷暁生

2012/07/13[新着書評]
『最果てアーケード』
小川洋子
評者:長坂陽子

2012/07/12[新着書評]
『なぜ戒名を自分でつけてもいいのか』橋爪大三郎
評者:千三屋

2012/07/05[新着書評]
『少年は残酷な弓を射る』(上・下)
ライオネル・シュライヴァー
評者:長坂陽子

2012/07/04[新着書評]
『未解決事件 グリコ・森永事件~捜査員300人の証言』NHKスペシャル取材班
評者:挟名紅治

2012/07/02[新着書評]
『女が嘘をつくとき』リュドミラ・ウリツカヤ
評者:藤井勉

2012/06/29[新着書評]
連載 蔓葉信博「週末、たまにはビジネス書を」
第3回 三浦展『第四の消費』
蔓葉信博

2012/06/27[新着書評]
『シフォン・リボン・シフォン』近藤史恵
評者:相川藍

2012/06/26[新着書評]
『湿地』アーナルデュル・インドリダソン
大谷暁生

2012/06/22[新着書評]
『話虫干』小路幸也
長坂陽子

2012/06/20[新着書評]
『彼女の存在、その破片』野中柊
長坂陽子

2012/06/15[新着書評]
『新人警官の掟』フェイ・ケラーマン
日向郁

2012/06/14[新着書評]
『俳優と超人形』ゴードン・クレイグ
千三屋

2012/06/13[新着書評]
『毒婦。 木嶋佳苗100日裁判傍聴記』北原みのり
長坂陽子

2012/06/12[新着書評]
『WOMBS』白井弓子
大谷暁生

2012/06/11[新着書評]
『21世紀の世界文学30冊を読む』都甲幸治
藤井勉

2012/06/08[新着書評]
『愛について』白岩玄
評者:相川藍

2012/06/06[新着書評]
『柔らかな犀の角ー山崎努の読書日記』山崎努
挟名紅治

2012/06/04[新着書評]
『夜をぶっとばせ』井上荒野
長坂陽子

2012/06/01[新着書評]
「七夜物語』川上弘美
長坂陽子

2012/05/30[新着書評]
連載 蔓葉信博「週末、たまにはビジネス書を」
第2回 高畑哲平『Webマーケティング思考トレーニング』
蔓葉信博

2012/05/23[新着書評]
「ピントがボケる音 OUT OF FOCUS, OUT OF SOUND』安田兼一
藤井勉

2012/05/21[新着書評]
「飼い慣らすことのできない幻獣たち」
『幻獣辞典』ホルヘ・ルイス・ボルヘス
藤田祥平

2012/05/16[新着書評]
連載「長坂陽子 ロマンスの神様願いを叶えて第18回」
「その名は自己満足」
長坂陽子

2012/03/30[新着書評]
連載「長坂陽子 ロマンスの神様願いを叶えて第17回」
「そのプライドが邪魔をする」
長坂陽子

2012/02/28[新着書評]
連載「長坂陽子 ロマンスの神様願いを叶えて第16回」
「恋のリスクマネジメント」
長坂陽子

2012/02/15[新着書評]
連載「長坂陽子 ロマンスの神様願いを叶えて第15回」
「非華奢女子の生きる道」
長坂陽子

2012/02/02[新着書評]
連載「長坂陽子 ロマンスの神様願いを叶えて第14回」
「パターン破りの効用」
長坂陽子

2012/01/31[新着書評]
『最高に美しい住宅をつくる方法』彦根明
評者:相川藍

2012/01/20[新着書評]
『ペット・サウンズ』ジム・フジーリ
評者:藤井勉

2012/01/17[新着書評]
連載「長坂陽子 ロマンスの神様願いを叶えて第13回」
胸だけ見ててもモテ期はこない
長坂陽子

2012/01/11[新着書評]
連載「長坂陽子 ロマンスの神様願いを叶えて第12回」
「恋で美しくなる」は本当か
長坂陽子

2012/01/10[新着書評]
「旧式のプライバシー」
『大阪の宿』水上滝太郎
藤田祥平


Internet Explorerをご利用の場合はバージョン6以上でご覧ください。
お知らせイベントBook Japanについてプライバシーポリシーお問い合わせ
copyright © bookjapan.jp All Rights Reserved.