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庵堂三兄弟の聖職

登場人物も作者もテンション高く全力投球している、猥雑にして鮮烈な人間ドラマ。

真藤順丈
角川書店SF・ホラー] 国内
2008.10  版型:B6
>>書籍情報のページへ
レビュワー/酒井貞道

『庵堂三兄弟の聖職』は、第15回日本ホラー小説大賞を受賞した長編である。この大賞は毎年出るとは限らず、現に第13・14回は連続して大賞なしで終わっている。ところがこの第15回はこの大賞受賞作の他にも、長編賞が1作、短編賞が2本出るなど、かなりの当たり年となった。『庵堂三兄弟の聖職』はその激戦の覇者なのである。
しかし『庵堂三兄弟の聖職』は、作者自身が「受賞の言葉」で表明しているように、ホラー小説なのかと問われると判断に迷うタイプの小説である。作品中では、超常現象は起きない。架空の存在、すなわち幽霊や妖怪変化、邪神の類は登場しない。神も天使も怪獣もいない。ついでに言うと、シリアルキラー(無差別大量殺人鬼)も出て来ない。『庵堂三兄弟の聖職』は、庵堂家の三兄弟を主役に据えて、家業に関する様々なエピソードを交えつつ、人間ドラマを描き込む小説である。ただし、その「家業」が非常に特殊で、ここにホラーの介在余地が生まれている。

庵堂家代々の家業は、「遺工師」という。死者の骨や皮、脂やらを加工して、箸や小皿、ペーパーナイフ、バッグ、石鹸、果ては花火等の雑貨類(これらは「遺工品」と呼ばれる)を作っているのだ。遺族はこれら遺工品を日々の生活に役立てるのである。
作中では、遺工品を作るための解剖シーンが克明に描かれている。この光景が、ホラー小説と言っても良いほどグロテスクなのである。しかし作者は、グロテスクさや恐怖感の醸成に拘泥しない。メインはあくまで、人間ドラマなのだ。

ここで庵堂家三兄弟の紹介を簡単にしておこう。
長男、正太郎。三十三歳。
「遺工師」を父から継いだのは彼である。凄腕だった父のレベルに到達すべく、正太郎は完全にワーカホリックになってしまった。そして仕事中には、忘我の境地で死体に語りかけながら手を動かす。また、外出時は要らぬ音や臭いを遮断するため、必ず耳栓をつけ、鼻の下にメンタムを塗る。傍から見れば完全に奇人変人の類である。
次男、久就。二十六歳。
兄弟中で唯一実家を離れて上京し、現在はコピー機の製造販売会社で営業を担当している。しかし最近は精神的に不調であり、注意力が散漫になって生きる実感も弱まった。自分の体が実家の「工房」に横たわる死体になったかのような感覚に襲われることもある。
三男、毅巳。二十四歳。
遺体と「遺工品」の搬出入をとおして、正太郎の仕事を手伝っている。彼は自律神経の不全を原因とする汚言癖を持っている。普段から言葉は荒いが、ストレスを感じると更に悪化して、挙句の果てには腕力も振るうようになるのだ。そんな彼にもやっと彼女ができた。二十歳のキャバクラ嬢、美也子である。しかしこの美也子、どうもワケアリ。

物語の舞台は、千葉県中央部の茂原市と長生郡長柄町である。父の七回忌のために帰省した次男の久就を、弟・毅巳の運転する霊柩車が迎えにやって来た……。この後、糟糠の妻を亡くしたやや痴呆の傾向がある老人、わずか9歳の娘を事故で亡くし悲嘆に暮れる暴力団組長夫婦など、「遺工」絡みのエピソードが重ねられていく。登場する遺族の哀切な想いに打たれない読者はいないだろう。
一方、その傍らで、久就は自分の出自に疑問を持つ。また、毅巳と美也子の交際には暗雲が立ち込めて来る。そしてこの庵堂兄弟自身のエピソードは、次第に物語の前面に出て来るのである。三兄弟は力を合わせて問題解決に当たるのだが、解決方法はかなりショッキングで、読者を驚かせる。しかし最後には、兄弟の絆と克己が打ち出され、実に爽やかな読後感を残すのだ。

本書で注目したいのは、全編が多くの遺体と死に彩られているにもかかわらず、三兄弟が非常に活き活きとしていることである。特に、庵堂家の長男と三男は非常にハイテンションに物事を運ぶ。ときに乱暴にもなる。そこには、死に呑まれて倦んでいる人物像などない。これに感化されたのか、次男も帰省後は鬱然とした側面をあまり見せないようになる。
興味深いことに、『庵堂三兄弟の聖職』には、死者自身に焦点を絞るエピソードがない。死者の人柄が、生者たちの思い出から鮮やかに浮かび上がってくる……などということは、全然ないのである。その代わり、遺族や庵堂三兄弟、すなわち生者が話の中心に据えられているのだ。となれば、このように換言できるかも知れない。作品は、「死」ではなくあくまで「生」を主眼に据えている、と。
作者・真藤順丈は、このスタンスを堅持したまま、物語の中で多彩なエピソードを乱舞させる。そして少々の瑕を恐れず、勢い良くストーリーを展開する。そこから生まれる熱気と劇性は、「生」の躍動そのものを象徴しているかのようだ。

というわけで、『庵堂三兄弟の聖職』は、粗暴な言葉やグロテスクな死体解剖シーンをも駆使して進む、生命力に満ちた物語である。やや荒削りだが、読み応えはたっぷりだ。登場人物も作者もテンション高く全力投球しており、ホラー小説ファンのみならず、物語が好きな全ての人にオススメしたい。

2008年、驚異の4冠達成!!
期待の最多賞新人・真藤順丈、登場!!

杉江松恋さんによるインタビュー(2008年11月10日公開)

おすすめ本書評・紹介書籍

庵堂三兄弟の聖職
真藤順丈
角川書店SF・ホラー] 国内
2008.10  版型:B6
価格:1,575円(税込)
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