書評の楽しみを考える Book Japan

 
 
 
トップページ > おすすめ本書評一覧 > フォト・リテラシー―報道写真と読む倫理

フォト・リテラシー―報道写真と読む倫理

退屈さから限りなく遠い!! まずは教養としての「写真」入門書。さらに固定観念を揺るがす、新たな議論へ。

今橋映子
中央公論新社中公新書アート・カルチャー] [ジャーナリズム] 国内
2008.05  版型:新書
>>書籍情報のページへ
レビュワー/鷲谷花

20世紀から今日に至るまで、「芸術」あるいは「報道」としての写真の辿ってきた歴史の紆余曲折を、多角的な視点から捉えながら、まことに明快に整理した写真論・写真史入門書。のみならず、「写真メディアを、芸術史的および社会的文脈の双方でクリティカルに分析し、評価できる力、延いてはその知識と倫理をもって、一方で歴史認識を精錬し、他方で現在における多様なコミュニケーションを創り出す力」、すなわち「フォト・リテラシー」(8ページ)を涵養するという野心的な目的を掲げた一冊です。

「写真」という「アート」、あるいは「メディア」もしくは「コモディティー」は、現在のわれわれにとっては、馴染み深くまた縁遠い対象であり、曖昧かつ多義的な存在となっているといえるでしょう。したがって、「芸術系ではない一般大学の一般講義で、キャパの『崩れ落ちる兵士』を初めて見たという学生が、実に七十パーセントにも上る」(185-186ページ)という本書の記述を目にしたとき、「若年層の教養の貧困化」に頭を抱える読者もあれば、逆に「三割もの学生が『崩れ落ちる兵士』を見ていたとは、さすがは東大……」と感嘆する読者もあるかもしれません。「ふーん、それって何か問題なの?」と首を傾げるという反応も十分予測できるでしょう。このように、「写真」をめぐる一定の了解や教養を共有することがそもそも困難であるという現状を鑑みるならば、本書の掲げる「フォト・リテラシー」という目的の野心と意義の大きさは、おのずと明らかです。

本書はまず、「『崩れ落ちる兵士』を知らない七割の大学生」にとっての、大変丁寧で目配りのきいた入門書として読むことができます。「写真」を見て、読み、語り、考えるにあたって、基本的な「教養」として知っておくべき事蹟と人と作品が、芸術史およびメディア史的な文脈を的確に押さえながら紹介されています。写真史上名高い作品が多数図版引用されている点も、初心者にとってはありがたいところです。たとえば、水たまりの上を飛ぶひとりの男と鏡のような水面に落ちるその影を絶妙な構図で捉えたアンリ・カルティエ=ブレッソンの「サン=ラザール駅裏」、「至る所で恋人たちがキスをしている街・パリ」の写真的記憶を世界中に流布した一枚としてあまりにも有名なロベール・ドアノー「パリ市庁舎前のキス」、“パリの秘密”にキャメラを向け続けたブラッサイの「椅子、チュイルリー公園」、オリヴィエーロ・トスカニーニのスキャンダラスで衝撃的なベネトン広告写真など、いずれも一目で見るものを惹きつけずにはおかない、美的、あるいはジャーナリスティックな衝迫力をもつ図版が厳選されています。
こうした入門書としての間口の広さ、見通しの良さに加えて、本書は、「『崩れ落ちる兵士』をすでに見たことがある三割の大学生」、さらには、そうした大学生たちに対し、悲憤慷慨したり感嘆したり無関心だったりといったさまざまな感慨を抱くであろう読者たちに対し、それぞれが「写真」について抱いている固定観念を揺るがし、新たな思考へと導くだけの議論の射程の深さを同時にそなえています。

たとえば、第一~二章では、「写真家という職業に新たな規範と尊厳をもたらした」とされるアンリ・カルティエ=ブレッソン(以下HCB)の業績について、簡にして要を得た説明がなされるばかりではなく、HCBの写真美学の代名詞ともなった名高い写真集のタイトル「決定的瞬間」とは、実は英語版のタイトルであり、オリジナルの仏語タイトルは「かすめ取られたイマージュ」(Images a la sauvette)であったという指摘を皮切りに、HCBの人と作品を取り巻いて凝り固まった「神話」や「思い込み」の数々が鮮やかに解体されてゆきます。このように、「写真」についての基礎的な「教養」となる情報知識を豊富に提供する一方で、「写真」についての固定的な通念を、きわめて具体的な実証の積み重ねを通じて覆してゆき、そのうえで、改めて写真を見て、読み、語るという行為にともなう自由と責任と倫理を引き受けることを読者に呼びかける。こうした周到な配慮に支えられたダイナミックな論理の展開が、本書を「入門書」「教科書」に予測される退屈さから限りなく遠ざけています。

以下、ロベール・ドアノーの「市庁舎前のキス」が、実際には俳優を使った「演出写真」であったという事実などを挙げつつ、ともすれば「〈現実〉をありのままに伝える」ものと信じられがちな写真における、「現実」「真実」の捉えがたさを論じる第四章。『ライフ』誌に掲載されたフォトエッセイ「スペインの村」をめぐる、写真家ユージン・スミス、雑誌編集部、そして独裁下のスペインとアメリカ合衆国の政治権力のせめぎあいを簡明に描写しつつ、「報道写真」をめぐる「芸術」と「ジャーナリズム」、そして「政治」の容易には解きほぐしがたい交錯を問う第五章。
いずれも「真実の報道」と「芸術家の創意による作品」の単純な二元論にとどまることなく、その生産・流通・消費にかかわる個人個人の意図をなかば越えて、複雑に絡みあう文化的・社会的・政治的諸力に引き裂かれつづけている「写真」のありようを、具体的な事実の指摘に即して多角的に浮かびあがらせてゆく、説得力ある叙述が続きます。また、優れた写真家たちが「作り手」としての尊厳と自由を託すべく、さまざまな戦略をめぐらして創りあげてきた「写真集」という媒体の魅惑に満ちた多様な拡がりへと読者をいざなう第六章をはじめ、選別と手仕事という職人的な作業を通じて形づくられる具体的な「モノ」としての写真についても、充実した記述がなされています。

そして、第七~九章には、「異文化」を被写体とする写真を撮る/見る際のオリエンタリズムの作動、もしくは被写体の間の差異を平らにして均質的な集団にまとめあげてしまう抽象化・普遍化の問題、そしてナチス=ドイツの絶滅収容所から命がけで「もぎとられた」写真資料をめぐる「表象不可能性」に関する議論など、現在の世界において写真を撮ること、見ること、語ることの「倫理」をめぐる重要な論点が凝縮されています。第八章の「写真は世界を救うか」という問いかけ、第九章の「加害者と被害者しか存在しない場―究極の暴力が炸裂する場―において、写真は何らかの《証言》をなしうるか。そして写真を見る者はその《証言》を認識しうるか」という問いかけは、容易には回答することも、あるいは無視して通り過ぎることもかなわない重いものです。ここに至り、本書の目的とする「リテラシー」が、たんなる情報知識や教養の獲得を意味するのみならず、写真を通じて「倫理」へ到達するための手だてでなければならないことが明らかになります。
本書の結部において読者に呼びかけられるのは、「他者の受苦の写真」「究極の暴力の現場で撮影された写真」に対して、ニヒリズムや思考停止への誘惑を排してまっすぐに視線を向け、思考をめぐらせつづけるという、シンプルかつ困難な「倫理」の実践です。その真摯な呼びかけに対峙するとき、「序章」の結びにある以下の文章の厳しさと力強さが、改めて胸に迫ります。

「――せねばならない」と指し示す道徳とは異なり、「倫理」とは、あり得べき複数の可能性の中で思考を継続させる誠実さそのものだからである。(13-14ページ)

おすすめ本書評・紹介書籍

フォト・リテラシー―報道写真と読む倫理
今橋映子
中央公論新社中公新書アート・カルチャー] [ジャーナリズム] 国内
2008.05  版型:新書
価格:819円(税込)
>>詳細を見る

新着情報

2013/08/16[新着書評]
『きことわ』朝吹真理子
評者:千三屋

2013/08/15[新着書評]
『テルマエ・ロマエⅥ』ヤマザキマリ/「1~3巻は大傑作、4~6巻は残念な出来」
評者:新藤純子

2013/06/19[新着書評]
『高円寺 古本酒場ものがたり』狩野俊
評者:千三屋

2013/06/18[新着書評]
連載「週末、たまにはビジネス書を」第11回
『くまモンの秘密 地方公務員集団が起こしたサプライズ』熊本県庁チームくまモン

評者:蔓葉信博

2013/05/12[新着書評]
『フィフティ・シェイズ・ダーカー(上・下)』ELジェイムズ
評者:日向郁

2013/04/04[新着書評]
『クラウド・アトラス』デイヴィッド・ミッチェル
評者:千三屋

2013/03/15[新着書評]
【連載】 蔓葉信博「週末、たまにはビジネス書を」
第10回 『投資家が「お金」よりも大切にしていること』藤野英人
評者:蔓葉信博

2013/02/18[新着書評]
『はぶらし』近藤史恵
評者:日向郁

2013/01/31[新着書評]
『知的唯仏論』宮崎哲弥・呉智英
評者:千三屋

2012/01/30[新着書評]
【連載】 蔓葉信博「週末、たまにはビジネス書を」
第9回 『思考の「型」を身につけよう』飯田泰之
評者:蔓葉信博

2013/01/25[新着書評]
『醤油鯛』沢田佳久
評者:杉江松恋

2013/01/18[新着書評]
『秋田寛のグラフィックデザイン』アキタ・デザイン・カン
評者:千三屋

2013/01/17[新着書評]
『空白を満たしなさい』平野啓一郎
評者:長坂陽子

2013/01/15[新着書評]
『箱根駅伝を歩く』泉麻人
評者:千三屋

2013/01/11[新着書評]
『世界が終わるわけではなく』ケイト・アトキンソン
評者:藤井勉

2012/12/21[新着書評]
【連載】 蔓葉信博「週末、たまにはビジネス書を」
第8回 『ネンドノカンド 脱力デザイン論』佐藤オオキ
評者:蔓葉信博

2012/12/19[新着書評]
『デザインの本の本』秋田寛
評者:千三屋

2012/12/12[新着書評]
「さしたる不満もなく私は家に帰った」第2回「岸本佐知子『なんらかの事情』と近所の創作系ラーメン屋」
評者:杉江松恋

2012/11/28[新着書評]
『ニール・ヤング自伝I』ニール・ヤング
評者:藤井勉

2012/11/22[新着書評]
『日本人はなぜ「黒ブチ丸メガネ」なのか』友利昴
評者:新藤純子

2012/11/21[新着書評]
『私にふさわしいホテル』柚木麻子
評者:長坂陽子

2012/11/19[新着書評]
【連載】 蔓葉信博「週末、たまにはビジネス書を」
第7回 『老舗を再生させた十三代がどうしても伝えたい 小さな会社の生きる道。』中川淳
評者:蔓葉信博

2012/11/15[新着書評]
『格差と序列の心理学 平等主義のパラドクス』池上知子
評者:新藤純子

2012/11/09[イベントレポ]
兼業古本屋のできるまで。とみさわさん、なにをやってんすか

2012/11/08[新着書評]
『機龍警察 暗黒市場』月村了衛
評者:大谷暁生

2012/11/02[新着書評]
『なしくずしの死』L-F・セリーヌ
評者:藤田祥平

2012/10/31[新着書評]
『エコー・メイカー』リチャード・パワーズ
評者:藤井勉

2012/10/30[新着書評]
『文体練習』レーモン・クノー
評者:藤田祥平

2012/10/25[新着書評]
『生きのびるための建築』石山修武
評者:千三屋

2012/10/24[新着書評]
『占領都市 TOKYO YEAR ZERO Ⅱ』デイヴィッド・ピース
評者:大谷暁生

2012/10/23[B.J.インタビュー]
「この翻訳家に聞きたい」第3回 藤井光さんに聞く「アメリカ文学の"音"って?」(後編)
インタビュアー:石井千湖

2012/10/22[B.J.インタビュー]
「この翻訳家に聞きたい」第3回 藤井光さんに聞く「アメリカ文学の"音"って?」(前編)
インタビュアー:石井千湖

2012/10/19[新着書評]
『最後の授業 ぼくの命があるうちに』ランディ・パウシュ、ジェフリー・ザスロー
評者:日向郁

2012/10/18[新着書評]
『イタリア人と日本人、どっちがバカ?』ファブリツィオ・グラッセッリ
評者:相川藍

2012/10/17[イベントレポ]
ミステリー酒場スペシャル ローレンス・ブロック酒場Part1

2012/10/16[イベントレポ]
ブックレビューLIVE:杉江VS米光のどっちが売れるか!?

2012/10/15[イベントレポ]
ミステリ酒場スペシャル ローレンス・ブロック酒場三連発 PART2~泥棒バーニー、殺し屋ケラー編&ブロックおもてなし対策会議~

2012/10/15[新着書評]
『犬とハモニカ』江國香織
評者:長坂陽子

2012/10/10[新着書評]
『Papa told me cocohana ver.1 丘は花でいっぱい』榛野なな恵
評者:千三屋

2012/10/08[イベントレポ]
“その日”が来てからでは遅すぎる! あなたの知らないお葬式のすべて?ボッタクリの秘密から納得のエコ葬儀プランまで

2012/10/04[新着書評]
【連載】 蔓葉信博「週末、たまにはビジネス書を」
第6回 『本気で売り上げを伸ばしたければ日経MJを読みなさい』竹内謙礼
評者:蔓葉信博

2012/10/03[新着書評]
『青い脂』ウラジーミル・ソローキン
評者:藤井勉

2012/10/02[イベントレポ]
松本尚久さん、落語の楽しみ方を教えてください!

2012/10/01[新着書評]
『ヴァンパイア』岩井俊二
評者:長坂陽子

2012/09/27[新着書評]
『A Life of William Inge: The Strains of Triumph』ラルフ・F・ヴォス
評者:新藤純子

2012/09/25[新着書評]
『鬼談百景』小野不由美
評者:挟名紅治

2012/09/24[新着書評]
『ここは退屈迎えに来て』山内マリコ
評者:長坂陽子

2012/09/20[新着書評]
『銀の匙』中勘助
評者:藤田祥平

2012/09/18[新着書評]
『最初の人間』アルベール・カミュ
評者:新藤純子

2012/09/14[新着書評]
『その日東京駅五時二十五分発』西川美和
評者:相川藍

2012/09/13[新着書評]
『無分別』オラシオ・カステジャーノス・モヤ
評者:藤井勉

2012/09/12[新着書評]
『鷲たちの盟約』(上下)アラン・グレン
評者:大谷暁生

2012/09/11[新着書評]
『ラブ・イズ・ア・ミックステープ』ロブ・シェフィールド
評者:日向郁

2012/09/10[新着書評]
『嵐のピクニック』本谷有希子
評者:長坂陽子

2012/09/07[新着書評]
『本当の経済の話をしよう』若田部昌澄、栗原裕一郎
評者:藤井勉

2012/09/06[新着書評]
【連載】 蔓葉信博「週末、たまにはビジネス書を」
第5回 『戦略人事のビジョン』八木洋介・金井壽宏
評者:蔓葉信博

2012/09/05[新着書評]
『ひらいて』綿矢りさ
評者:長坂陽子

2012/09/04[新着書評]
『失脚/巫女の死 デュレンマット傑作選』フリードリヒ・デュレンマット
評者:藤井勉

2012/09/03[新着書評]
『かくも水深き不在』竹本健治
評者:蔓葉信博

2012/09/01[新着書評]
『残穢』小野不由美
評者:挟名紅治

2012/08/31[新着書評]
『わたしが眠りにつく前に』SJ・ワトソン
評者:長坂陽子

2012/08/28[新着書評]
『芸術実行犯』Chim↑Pom(チン↑ポム)
評者:相川藍

2012/08/27[新着書評]
『ぼくは勉強ができない』山田詠美
評者:姉崎あきか

2012/08/16[新着書評]
『オカルト 現れるモノ、隠れるモノ、見たいモノ』森達也
評者:長坂陽子

2012/08/10[新着書評]
『セックスなんか興味ない』きづきあきら サトウナンキ
評者:大谷暁生

2012/08/08[新着書評]
『深い疵』ネレ・ノイハウス
評者:挟名紅治

2012/08/07[新着書評]
【連載】 蔓葉信博「週末、たまにはビジネス書を」
第4回 小林直樹『ソーシャルリスク』
評者:蔓葉信博

2012/08/03[新着書評]
『はまむぎ』レーモン・クノー
評者:藤井勉

2012/08/02[新着書評]
『清須会議』三谷幸喜
評者:千三屋

2012/07/31[新着書評]
『岡崎京子の仕事集』岡崎京子(著)増渕俊之(編)
評者:相川藍

2012/07/30[新着書評]
『月と雷』角田光代
評者:長坂陽子

2012/07/28[新着書評]
『ことばの食卓』武田百合子
評者:杉江松恋
2012/07/18[新着書評]
『図説 死因百科』マイケル・ラルゴ
評者:大谷暁生

2012/07/13[新着書評]
『最果てアーケード』
小川洋子
評者:長坂陽子

2012/07/12[新着書評]
『なぜ戒名を自分でつけてもいいのか』橋爪大三郎
評者:千三屋

2012/07/05[新着書評]
『少年は残酷な弓を射る』(上・下)
ライオネル・シュライヴァー
評者:長坂陽子

2012/07/04[新着書評]
『未解決事件 グリコ・森永事件~捜査員300人の証言』NHKスペシャル取材班
評者:挟名紅治

2012/07/02[新着書評]
『女が嘘をつくとき』リュドミラ・ウリツカヤ
評者:藤井勉

2012/06/29[新着書評]
連載 蔓葉信博「週末、たまにはビジネス書を」
第3回 三浦展『第四の消費』
蔓葉信博

2012/06/27[新着書評]
『シフォン・リボン・シフォン』近藤史恵
評者:相川藍

2012/06/26[新着書評]
『湿地』アーナルデュル・インドリダソン
大谷暁生

2012/06/22[新着書評]
『話虫干』小路幸也
長坂陽子

2012/06/20[新着書評]
『彼女の存在、その破片』野中柊
長坂陽子

2012/06/15[新着書評]
『新人警官の掟』フェイ・ケラーマン
日向郁

2012/06/14[新着書評]
『俳優と超人形』ゴードン・クレイグ
千三屋

2012/06/13[新着書評]
『毒婦。 木嶋佳苗100日裁判傍聴記』北原みのり
長坂陽子

2012/06/12[新着書評]
『WOMBS』白井弓子
大谷暁生

2012/06/11[新着書評]
『21世紀の世界文学30冊を読む』都甲幸治
藤井勉

2012/06/08[新着書評]
『愛について』白岩玄
評者:相川藍

2012/06/06[新着書評]
『柔らかな犀の角ー山崎努の読書日記』山崎努
挟名紅治

2012/06/04[新着書評]
『夜をぶっとばせ』井上荒野
長坂陽子

2012/06/01[新着書評]
「七夜物語』川上弘美
長坂陽子

2012/05/30[新着書評]
連載 蔓葉信博「週末、たまにはビジネス書を」
第2回 高畑哲平『Webマーケティング思考トレーニング』
蔓葉信博

2012/05/23[新着書評]
「ピントがボケる音 OUT OF FOCUS, OUT OF SOUND』安田兼一
藤井勉

2012/05/21[新着書評]
「飼い慣らすことのできない幻獣たち」
『幻獣辞典』ホルヘ・ルイス・ボルヘス
藤田祥平

2012/05/16[新着書評]
連載「長坂陽子 ロマンスの神様願いを叶えて第18回」
「その名は自己満足」
長坂陽子

2012/03/30[新着書評]
連載「長坂陽子 ロマンスの神様願いを叶えて第17回」
「そのプライドが邪魔をする」
長坂陽子

2012/02/28[新着書評]
連載「長坂陽子 ロマンスの神様願いを叶えて第16回」
「恋のリスクマネジメント」
長坂陽子

2012/02/15[新着書評]
連載「長坂陽子 ロマンスの神様願いを叶えて第15回」
「非華奢女子の生きる道」
長坂陽子

2012/02/02[新着書評]
連載「長坂陽子 ロマンスの神様願いを叶えて第14回」
「パターン破りの効用」
長坂陽子

2012/01/31[新着書評]
『最高に美しい住宅をつくる方法』彦根明
評者:相川藍

2012/01/20[新着書評]
『ペット・サウンズ』ジム・フジーリ
評者:藤井勉

2012/01/17[新着書評]
連載「長坂陽子 ロマンスの神様願いを叶えて第13回」
胸だけ見ててもモテ期はこない
長坂陽子

2012/01/11[新着書評]
連載「長坂陽子 ロマンスの神様願いを叶えて第12回」
「恋で美しくなる」は本当か
長坂陽子

2012/01/10[新着書評]
「旧式のプライバシー」
『大阪の宿』水上滝太郎
藤田祥平


Internet Explorerをご利用の場合はバージョン6以上でご覧ください。
お知らせイベントBook Japanについてプライバシーポリシーお問い合わせ
copyright © bookjapan.jp All Rights Reserved.