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埋蔵金伝説を歩く―ボクはトレジャーハンター

いまだに成果はゼロ。それでも、日本のエル・ドラドを求めて、細心、周到、大胆に…あとひと堀り。

八重野充弘
角川学芸出版ノンフィクション] 国内
2007.11  版型:B6
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レビュワー/櫻井漠然

何年ごとの周期か判らないが、ブームが再来しては騒がれる埋蔵金や沈没船の黄金秘宝伝説というものが世界中に存在する。著者の八重野充弘は、埋蔵金を始めとしてこの分野における研究・調査の第一人者として知られ、また旅行作家にして科学ジャーナリストでもある。かつて日本の埋蔵金研究の泰斗、畠山清行氏との出合いから幾つかのプロジェクトで薫陶を受け、「日本トレジャーハンティングクラブ」を結成している。因みに「埋蔵金」という言葉をその著作で創ったのも畠山氏で、いまだに『広辞苑』にも単語としては記載されていないと聞く。
これまでに、著者がトレジャーハンターとして日本各地の埋蔵金伝説を求めて全国約30ヵ所を歩き、発掘を実際に行った場所は10ヵ所以上に及ぶ。しかし、いまだに成果はゼロ。小判どころかビタ銭一枚掘り当てた事が無いと書いている。なぜそのような浮世離れした事を凝りもせず長く続けてきたのか。他人にこれまでの成果を尋ねられて返答に窮す、この様な自己の存在についての自問自答から本書の執筆動機は始まっている。

著者が最初に心を引かれた埋蔵金伝説は、大学卒業直後に知り得た「天草切支丹の秘宝」だと言う。この「天草四郎の秘宝を求めて」の章で扱うのは、1637年に起こった天草・島原の乱の一揆軍が鎮圧される前に、軍用金の一部を天草島内の秘境「三角池」に沈めて隠したと言われるものである。大判・小判のほか重さ6キロの黄金の十字架や金銀の燭台二十基、宝石をちりばめた王冠など、キリシタン関係の宝器類があったと伝えられている。
この三角池探検記では地元に何回も足を運び実地検証した後、友人たちを結集して発掘調査に臨む3年間のレポートが面白い。回を重ねるうちにこのプロジェクトの存在が知られて、まだ三角池発掘の途中段階で新聞社や雑誌社やテレビ局が嗅ぎつけて、人気のモーニングショーなどで紹介されてしまう。地元では町長や警察署長のお歴々の三角池表敬訪問など町を上げての大騒ぎになり、後へは引けない事態となる。第1次~7次にわたる発掘調査隊の顛末は本書を読んでのお楽しみではあるが、著者は今でも「あの時掘った穴を、あと10センチ南の方へ広げれば黄金の十字架が姿を現したのに…」と夢に見るそうである。このプロジェクトをきっかけに「宝を発見する事は難しい事にちがいないが、その存在を100%否定するのは、それ以上に難しい」を以降の基本理念としているのが妙に納得させられる。

「日本のエル・ドラド、上州永井宿」は、過去にも話題になったことがある徳川幕府の御用金である四百万両の埋蔵金の発掘プロジェクト・レポートとして大いに興味深い。幕末に官軍との決戦に備えて用意したという軍用金説と、大老井伊直弼が開国により日本の金銀が海外に大量流出するのを避けるための一時疎開説と二つの上州埋蔵金伝説があるものだ。巷間定説となっている赤城山麓周辺ではなく、同じ群馬県でも猿が京温泉と三国峠の中間地点「永井宿」に発掘場所が絞られる。尊敬する埋蔵金研究の先駆者である畠山清行氏との調査により、幕末に猿が京の手前にある海円寺に大量の荷駄が馬で運びこまれた事実があり、目撃者が昭和初期まで生きていたと言う。こうして綿密な事前調査から、昭和16年当時に軍用道路として計画された国道17号工事中に偶然発見された永井の蛇原山腹の横穴に焦点が当てられる。
いろいろな発掘許可の公的手続きを経て「関係者以外立ち入り禁止・永井史蹟学術調査団」の看板の下、国道17号の道路下を走る地下トンネルを掘り進む。途中のコース変更では建設省工事事務所とのトラブルや、発掘技術の稚拙さから地元土建会社の穴掘りプロの協力者が現れるなど、この辺りの当事者の悪戦苦闘振りとは裏腹に、見物人感覚の読者としては無責任な興味本位の視点で読み進められる。

また、「四百年ロマン、結城家の黄金探し」の章では、栃木県にある領主結城晴朝の隠居所である会之田城にあると言う財宝の発掘を手がける。関東きっての名門として北総一帯を治めてきた結城氏は、その始祖が奥州藤原氏の討伐の時に先陣を務め将軍源頼朝の信頼を得た。その功績によって栄華を極めた藤原三代の財宝を恩賞として受け取った事実がある。鎌倉幕府編纂の歴史書『吾妻鏡』にも記載されている時価にして数千億から数兆といわれる金の延べ棒、砂金の樽など藤原氏の莫大な財宝が結城氏の手元に残ったと言う。当時有数の穀倉地帯を四百年に亘って治めてきたことから、実際の禄高は十万石だったにもかかわらず、人々は「結城百万石」と、その富裕を讃えたと伝わっている。
時代が変わり時の権力構造も変わって、十七代当主の晴朝は徳川家康が結城家の財宝に目をつけている事を知る。晴朝の不安は関が原の戦の直後に現実のものとなる。家康は関が原での功績を理由に、家康の実子であり結城家の養子でもある十八代秀康の越前その他六十七万石への転封を命じてきた。一見、大栄転だが狙うところははっきりしていたと言う。晴朝は結城郊外の会之田城に引きこもり、理由をいろいろ並べ立てて居座って一年以上も越前への出発引き延ばしを謀り、その間に財宝の埋蔵工事が行われた模様だと言う興味深い伝承がある。

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埋蔵金伝説を歩く―ボクはトレジャーハンター
八重野充弘
角川学芸出版ノンフィクション] 国内
2007.11  版型:B6
価格:1,575円(税込)
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