書評の楽しみを考える Book Japan

 
 
 
トップページ > おすすめ本書評一覧 > TOKYO BLACKOUT

TOKYO BLACKOUT

東京全域が大停電に見舞われる物語。人間ドラマも綿密に描き込まれたクライシス・ノベルの傑作。

福田和代
東京創元社ミステリー] 国内
2008.10  版型:A5
>>書籍情報のページへ
レビュワー/酒井貞道

現代文明は電気にその全てを頼っている。しかしその電気は今の日本ではあまりにも簡単に手に入り、ありがたみが常日頃意識されていない。本書『TOKYO BLACKOUT』のある登場人物は言う。「いつでも使えて当たり前だと思い込むほど、僕らは電気に生活を依存していた」。まさにおっしゃるとおり。電気、それはもはや空気なのである。しかし、ひとたび大規模な停電が起きたら、特に大都会はただでは済まない。
福田和代『TOKYO BLACKOUT』は、首都圏に電力を供給する電線がテロで寸断され、東京全域が大停電に見舞われる物語である。作中では非常に精緻な停電シミュレーションがおこなわれているが、同時に人間ドラマも綿密に描き込まれ、非常に味わい深い小説となっているのが特徴だ。

8月24日午後7時から9時にかけて、アジア系の青年たちが、首都圏に電力を供給する重要な電線を3箇所で爆破する。うち1箇所では、たまたま居合わせた保守要員を殺害して罪を重ね、もう1箇所では爆薬を積んだヘリコプターで突っ込み、脱出に失敗した仲間を1名失った。テロを仕掛ける地点が非常に効率的に選ばれていることから、電力供給体制を知悉する者が背後にいることは明白であった。
このテロにより電力供給量が急減した首都圏では、当日夜に1時間半の停電が起きる。しかしこれはより大規模な停電の幕開けに過ぎなかった。需要量がピークを迎える翌日以降の日中に電気がさらに不足することは必定で、このままでは首都圏全域が一斉に停電し復旧にも時間がかかる「ブラックアウト」現象が起きてしまう。焦った東都電力は国と協議し、首都圏を何区域かに分けて、2時間程度の停電を順繰りに実施していく「輪番停電」を計画する。最近導入された新集中制御システムを使えば、この輪番停電も容易なはずだった。
一方警察は、ヘリ爆破現場にあったテロ実行犯の死体の身元を特定する。彼は失踪中のベトナム人研修生・ファンで、数ヶ月前、同僚のグエンと共に受け入れ先の町工場で作業長を殺害し、指名手配を受けていた。殺人容疑者が電力テロに加担していたことで謎は深まったが、その矢先、25日午前9時前、東京全域でブラックアウトが発生してしまう! 東都電力の新システムがうまく機能しなかったのだ。システムには巧妙な罠が仕掛けられており、設計者のシステム会社社員・安西が関与を疑われる。しかし彼は既に姿を消していた。やがて、安西には東京を憎む事情があると判明し……。

本書で出て来る電力会社・東都電力は東京電力株式会社をモデルとしている。作者は電力会社の業務内容を相当取材した模様で、停電への対応が非常に生々しく描かれている。電力会社だけでなく、官公庁・企業・病院・鉄道会社等、各種機関の対応も丹念に書き込まれており、加えて、停電した都内各地の様子も随所に挟まれる。大トラブルが発生した東京を巨視的にも微視的にも活写しているわけで、読者は真に迫った停電模様を味わうことができるはずだ。
しかし一方で、先述のとおり、登場人物が織り成すドラマもなかなか印象的である。テロ事件の顛末を多面的に描くべく、作者は多数の登場人物を視点として用いるが、彼らはほぼ全員、血肉をもった人間として丹念に性格付けされている。数ページしか視点を担当しない人物にも固有の人生と内面があるのだ。本筋であるテロ事件と直接関係のないエピソードでも、作者は全く手を抜かず、各キャラクターを鮮やかに立ち上げており、読者を飽きさせない。たとえば、たまたま東京に観光に来ていたアメリカ人夫婦は、野次馬根性を丸出しにして笑いを誘う。戦争時の体験を活かし、嫁と孫を指導して電気抜きで食事を作るお婆ちゃんもたくましく、いい味を出している。この2例は愉快なエピソードだが、最初に殺害される鉄塔保安要員が家族を思いながら死にゆく場面など、深刻なエピソードもあって、硬軟軽重織り交ぜて読者を物語に引き込むわけである。

端役でこれなのだから、主要登場人物は当然、さらに濃密なドラマを展開している。
周防刑事は、家庭崩壊の危機に瀕しながらも、主犯の安西を追う。中央給電指令所のメンバーは、名誉も賞賛も求めず、停電トラブルに電力マンとしての誇りをかけて取り組む。ベトナム人青年グエンは、中小企業の困窮と外国人差別という日本社会の歪みに翻弄され、いつの間にか人の道を踏み外してテロに走ってしまう。彼らは自らが担当するパートで、それぞれ異なったテーマを浮き彫りにしている。
そして最も重要な登場人物は、事実上のテロ主犯・安西である。ネタばらしになるので詳しく書けないが、安西は東京という街に運命を狂わされたのだ。そしてその復讐のため東京にブラックアウトをもたらした……のかどうかは、読んで確認して欲しい。ただしこれだけは言っておこう。今まで縷々述べてきたように、本書では様々な出来事が描かれる。しかし雑多という印象は全く受けない。大停電という話の幹が終始ぶれていないからでもあるが、一番大きいのは、終盤が近付くにつれ安西の犯行動機が物語の焦点になってくることだ。灯りの消えた東京において、人の情が鮮やかに浮かび上がる――最後に提示されるこの情景に、多くの読者が感銘を受けるのではないだろうか。

というわけで、首都圏を狙ったテロというスケールの大きな事件を扱いながら、本書は人間の心をしっかりと捉えており、各エピソードを通して、大都会東京で懸命に生き抜く一人一人の顔が見えて来るのである。もう少しポリティカルな要素を強めても良かったと思うが、まあそれはないものねだり、あるいは単に読者の好みの問題である。いい出来に仕上がっていることは間違いない。
停電とテロが醸し出すサスペンス、そして人間ドラマの情という両面から、『TOKYO BLACKOUT』は読者を魅了する。完成度の非常に高い傑作クライシス・ノベルとして、強くおすすめしたい。

なお作者の福田和代は、2007年に『ヴィズ・ゼロ』(青心社)でデビューした作家である。この処女作『ヴィズ・ゼロ』は、関西国際空港を舞台としたハイジャック事件をリアルに描く力作だったが、残念なことにあまり注目されなかった。出版社を変えての『TOKYO BLACKOUT』で、今度こそ福田和代が正当に評価されることを願う。

おすすめ本書評・紹介書籍

TOKYO BLACKOUT
福田和代
東京創元社ミステリー] 国内
2008.10  版型:A5
価格:1,680円(税込)
>>詳細を見る

新着情報

2013/08/16[新着書評]
『きことわ』朝吹真理子
評者:千三屋

2013/08/15[新着書評]
『テルマエ・ロマエⅥ』ヤマザキマリ/「1~3巻は大傑作、4~6巻は残念な出来」
評者:新藤純子

2013/06/19[新着書評]
『高円寺 古本酒場ものがたり』狩野俊
評者:千三屋

2013/06/18[新着書評]
連載「週末、たまにはビジネス書を」第11回
『くまモンの秘密 地方公務員集団が起こしたサプライズ』熊本県庁チームくまモン

評者:蔓葉信博

2013/05/12[新着書評]
『フィフティ・シェイズ・ダーカー(上・下)』ELジェイムズ
評者:日向郁

2013/04/04[新着書評]
『クラウド・アトラス』デイヴィッド・ミッチェル
評者:千三屋

2013/03/15[新着書評]
【連載】 蔓葉信博「週末、たまにはビジネス書を」
第10回 『投資家が「お金」よりも大切にしていること』藤野英人
評者:蔓葉信博

2013/02/18[新着書評]
『はぶらし』近藤史恵
評者:日向郁

2013/01/31[新着書評]
『知的唯仏論』宮崎哲弥・呉智英
評者:千三屋

2012/01/30[新着書評]
【連載】 蔓葉信博「週末、たまにはビジネス書を」
第9回 『思考の「型」を身につけよう』飯田泰之
評者:蔓葉信博

2013/01/25[新着書評]
『醤油鯛』沢田佳久
評者:杉江松恋

2013/01/18[新着書評]
『秋田寛のグラフィックデザイン』アキタ・デザイン・カン
評者:千三屋

2013/01/17[新着書評]
『空白を満たしなさい』平野啓一郎
評者:長坂陽子

2013/01/15[新着書評]
『箱根駅伝を歩く』泉麻人
評者:千三屋

2013/01/11[新着書評]
『世界が終わるわけではなく』ケイト・アトキンソン
評者:藤井勉

2012/12/21[新着書評]
【連載】 蔓葉信博「週末、たまにはビジネス書を」
第8回 『ネンドノカンド 脱力デザイン論』佐藤オオキ
評者:蔓葉信博

2012/12/19[新着書評]
『デザインの本の本』秋田寛
評者:千三屋

2012/12/12[新着書評]
「さしたる不満もなく私は家に帰った」第2回「岸本佐知子『なんらかの事情』と近所の創作系ラーメン屋」
評者:杉江松恋

2012/11/28[新着書評]
『ニール・ヤング自伝I』ニール・ヤング
評者:藤井勉

2012/11/22[新着書評]
『日本人はなぜ「黒ブチ丸メガネ」なのか』友利昴
評者:新藤純子

2012/11/21[新着書評]
『私にふさわしいホテル』柚木麻子
評者:長坂陽子

2012/11/19[新着書評]
【連載】 蔓葉信博「週末、たまにはビジネス書を」
第7回 『老舗を再生させた十三代がどうしても伝えたい 小さな会社の生きる道。』中川淳
評者:蔓葉信博

2012/11/15[新着書評]
『格差と序列の心理学 平等主義のパラドクス』池上知子
評者:新藤純子

2012/11/09[イベントレポ]
兼業古本屋のできるまで。とみさわさん、なにをやってんすか

2012/11/08[新着書評]
『機龍警察 暗黒市場』月村了衛
評者:大谷暁生

2012/11/02[新着書評]
『なしくずしの死』L-F・セリーヌ
評者:藤田祥平

2012/10/31[新着書評]
『エコー・メイカー』リチャード・パワーズ
評者:藤井勉

2012/10/30[新着書評]
『文体練習』レーモン・クノー
評者:藤田祥平

2012/10/25[新着書評]
『生きのびるための建築』石山修武
評者:千三屋

2012/10/24[新着書評]
『占領都市 TOKYO YEAR ZERO Ⅱ』デイヴィッド・ピース
評者:大谷暁生

2012/10/23[B.J.インタビュー]
「この翻訳家に聞きたい」第3回 藤井光さんに聞く「アメリカ文学の"音"って?」(後編)
インタビュアー:石井千湖

2012/10/22[B.J.インタビュー]
「この翻訳家に聞きたい」第3回 藤井光さんに聞く「アメリカ文学の"音"って?」(前編)
インタビュアー:石井千湖

2012/10/19[新着書評]
『最後の授業 ぼくの命があるうちに』ランディ・パウシュ、ジェフリー・ザスロー
評者:日向郁

2012/10/18[新着書評]
『イタリア人と日本人、どっちがバカ?』ファブリツィオ・グラッセッリ
評者:相川藍

2012/10/17[イベントレポ]
ミステリー酒場スペシャル ローレンス・ブロック酒場Part1

2012/10/16[イベントレポ]
ブックレビューLIVE:杉江VS米光のどっちが売れるか!?

2012/10/15[イベントレポ]
ミステリ酒場スペシャル ローレンス・ブロック酒場三連発 PART2~泥棒バーニー、殺し屋ケラー編&ブロックおもてなし対策会議~

2012/10/15[新着書評]
『犬とハモニカ』江國香織
評者:長坂陽子

2012/10/10[新着書評]
『Papa told me cocohana ver.1 丘は花でいっぱい』榛野なな恵
評者:千三屋

2012/10/08[イベントレポ]
“その日”が来てからでは遅すぎる! あなたの知らないお葬式のすべて?ボッタクリの秘密から納得のエコ葬儀プランまで

2012/10/04[新着書評]
【連載】 蔓葉信博「週末、たまにはビジネス書を」
第6回 『本気で売り上げを伸ばしたければ日経MJを読みなさい』竹内謙礼
評者:蔓葉信博

2012/10/03[新着書評]
『青い脂』ウラジーミル・ソローキン
評者:藤井勉

2012/10/02[イベントレポ]
松本尚久さん、落語の楽しみ方を教えてください!

2012/10/01[新着書評]
『ヴァンパイア』岩井俊二
評者:長坂陽子

2012/09/27[新着書評]
『A Life of William Inge: The Strains of Triumph』ラルフ・F・ヴォス
評者:新藤純子

2012/09/25[新着書評]
『鬼談百景』小野不由美
評者:挟名紅治

2012/09/24[新着書評]
『ここは退屈迎えに来て』山内マリコ
評者:長坂陽子

2012/09/20[新着書評]
『銀の匙』中勘助
評者:藤田祥平

2012/09/18[新着書評]
『最初の人間』アルベール・カミュ
評者:新藤純子

2012/09/14[新着書評]
『その日東京駅五時二十五分発』西川美和
評者:相川藍

2012/09/13[新着書評]
『無分別』オラシオ・カステジャーノス・モヤ
評者:藤井勉

2012/09/12[新着書評]
『鷲たちの盟約』(上下)アラン・グレン
評者:大谷暁生

2012/09/11[新着書評]
『ラブ・イズ・ア・ミックステープ』ロブ・シェフィールド
評者:日向郁

2012/09/10[新着書評]
『嵐のピクニック』本谷有希子
評者:長坂陽子

2012/09/07[新着書評]
『本当の経済の話をしよう』若田部昌澄、栗原裕一郎
評者:藤井勉

2012/09/06[新着書評]
【連載】 蔓葉信博「週末、たまにはビジネス書を」
第5回 『戦略人事のビジョン』八木洋介・金井壽宏
評者:蔓葉信博

2012/09/05[新着書評]
『ひらいて』綿矢りさ
評者:長坂陽子

2012/09/04[新着書評]
『失脚/巫女の死 デュレンマット傑作選』フリードリヒ・デュレンマット
評者:藤井勉

2012/09/03[新着書評]
『かくも水深き不在』竹本健治
評者:蔓葉信博

2012/09/01[新着書評]
『残穢』小野不由美
評者:挟名紅治

2012/08/31[新着書評]
『わたしが眠りにつく前に』SJ・ワトソン
評者:長坂陽子

2012/08/28[新着書評]
『芸術実行犯』Chim↑Pom(チン↑ポム)
評者:相川藍

2012/08/27[新着書評]
『ぼくは勉強ができない』山田詠美
評者:姉崎あきか

2012/08/16[新着書評]
『オカルト 現れるモノ、隠れるモノ、見たいモノ』森達也
評者:長坂陽子

2012/08/10[新着書評]
『セックスなんか興味ない』きづきあきら サトウナンキ
評者:大谷暁生

2012/08/08[新着書評]
『深い疵』ネレ・ノイハウス
評者:挟名紅治

2012/08/07[新着書評]
【連載】 蔓葉信博「週末、たまにはビジネス書を」
第4回 小林直樹『ソーシャルリスク』
評者:蔓葉信博

2012/08/03[新着書評]
『はまむぎ』レーモン・クノー
評者:藤井勉

2012/08/02[新着書評]
『清須会議』三谷幸喜
評者:千三屋

2012/07/31[新着書評]
『岡崎京子の仕事集』岡崎京子(著)増渕俊之(編)
評者:相川藍

2012/07/30[新着書評]
『月と雷』角田光代
評者:長坂陽子

2012/07/28[新着書評]
『ことばの食卓』武田百合子
評者:杉江松恋
2012/07/18[新着書評]
『図説 死因百科』マイケル・ラルゴ
評者:大谷暁生

2012/07/13[新着書評]
『最果てアーケード』
小川洋子
評者:長坂陽子

2012/07/12[新着書評]
『なぜ戒名を自分でつけてもいいのか』橋爪大三郎
評者:千三屋

2012/07/05[新着書評]
『少年は残酷な弓を射る』(上・下)
ライオネル・シュライヴァー
評者:長坂陽子

2012/07/04[新着書評]
『未解決事件 グリコ・森永事件~捜査員300人の証言』NHKスペシャル取材班
評者:挟名紅治

2012/07/02[新着書評]
『女が嘘をつくとき』リュドミラ・ウリツカヤ
評者:藤井勉

2012/06/29[新着書評]
連載 蔓葉信博「週末、たまにはビジネス書を」
第3回 三浦展『第四の消費』
蔓葉信博

2012/06/27[新着書評]
『シフォン・リボン・シフォン』近藤史恵
評者:相川藍

2012/06/26[新着書評]
『湿地』アーナルデュル・インドリダソン
大谷暁生

2012/06/22[新着書評]
『話虫干』小路幸也
長坂陽子

2012/06/20[新着書評]
『彼女の存在、その破片』野中柊
長坂陽子

2012/06/15[新着書評]
『新人警官の掟』フェイ・ケラーマン
日向郁

2012/06/14[新着書評]
『俳優と超人形』ゴードン・クレイグ
千三屋

2012/06/13[新着書評]
『毒婦。 木嶋佳苗100日裁判傍聴記』北原みのり
長坂陽子

2012/06/12[新着書評]
『WOMBS』白井弓子
大谷暁生

2012/06/11[新着書評]
『21世紀の世界文学30冊を読む』都甲幸治
藤井勉

2012/06/08[新着書評]
『愛について』白岩玄
評者:相川藍

2012/06/06[新着書評]
『柔らかな犀の角ー山崎努の読書日記』山崎努
挟名紅治

2012/06/04[新着書評]
『夜をぶっとばせ』井上荒野
長坂陽子

2012/06/01[新着書評]
「七夜物語』川上弘美
長坂陽子

2012/05/30[新着書評]
連載 蔓葉信博「週末、たまにはビジネス書を」
第2回 高畑哲平『Webマーケティング思考トレーニング』
蔓葉信博

2012/05/23[新着書評]
「ピントがボケる音 OUT OF FOCUS, OUT OF SOUND』安田兼一
藤井勉

2012/05/21[新着書評]
「飼い慣らすことのできない幻獣たち」
『幻獣辞典』ホルヘ・ルイス・ボルヘス
藤田祥平

2012/05/16[新着書評]
連載「長坂陽子 ロマンスの神様願いを叶えて第18回」
「その名は自己満足」
長坂陽子

2012/03/30[新着書評]
連載「長坂陽子 ロマンスの神様願いを叶えて第17回」
「そのプライドが邪魔をする」
長坂陽子

2012/02/28[新着書評]
連載「長坂陽子 ロマンスの神様願いを叶えて第16回」
「恋のリスクマネジメント」
長坂陽子

2012/02/15[新着書評]
連載「長坂陽子 ロマンスの神様願いを叶えて第15回」
「非華奢女子の生きる道」
長坂陽子

2012/02/02[新着書評]
連載「長坂陽子 ロマンスの神様願いを叶えて第14回」
「パターン破りの効用」
長坂陽子

2012/01/31[新着書評]
『最高に美しい住宅をつくる方法』彦根明
評者:相川藍

2012/01/20[新着書評]
『ペット・サウンズ』ジム・フジーリ
評者:藤井勉

2012/01/17[新着書評]
連載「長坂陽子 ロマンスの神様願いを叶えて第13回」
胸だけ見ててもモテ期はこない
長坂陽子

2012/01/11[新着書評]
連載「長坂陽子 ロマンスの神様願いを叶えて第12回」
「恋で美しくなる」は本当か
長坂陽子

2012/01/10[新着書評]
「旧式のプライバシー」
『大阪の宿』水上滝太郎
藤田祥平


Internet Explorerをご利用の場合はバージョン6以上でご覧ください。
お知らせイベントBook Japanについてプライバシーポリシーお問い合わせ
copyright © bookjapan.jp All Rights Reserved.