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勇気凛凛ルリの色(シリーズ全4巻)

涙も笑いもギュッと濃縮。エッセイも濃い浅田ワールド。

浅田次郎
講談社講談社文庫随筆・エッセイ] 国内
1999.07  版型:文庫
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レビュワー/柳沢有紀夫

『勇気凛凛ルリの色』というエッセイ集のシリーズ全4巻を読み返したのは、これが確か7回目である。私は元来、同じ本を何度も読むタチではない。クリスチャンだというのに、史上最大のベストセラーかつ空前絶後のロングセラーである『聖書』は、たった一度斜め読みしたきりだ。大学生のとき「他人がしていないことをやりとげよう」と、ある分厚い書物を読破することを夏休みの課題にしたのだが、登場人物のあまりの多さに辟易し、途中から完全な飛ばし読み状態になったこともある。ちなみにこの書物とはドフトエフスキーの『カラマーゾフの兄弟』でもなければ、山岡荘八の『徳川家康』でもない。「江戸川区電話帳」である。

そういうくだらない話はどうでもいいとして、普通の本に関しても私は滅多に再読しない。そう書くと「ものすごく記憶力のいい人なのだろうな」と思われるかもしれないが、忘却癖には自分でもあきれるくらいである。妻が熱狂的、というよりもミーハー的なファンである東野圭吾の本を、嫉妬心を覚えながらも浮気調査のために尾行する夫の気分で、三冊連続で読んだことがある。『秘密』『百夜行』『トキオ』だ。既読の方はご存知だと思うが、いずれも一度読んだら忘れられないほどおそろしく印象的な設定かつストーリー展開である。

ところが私と来たら、三冊ともそろそろ中盤に差し掛かかろうかというあたりで、「あれっ、同じような話、どこかで読んだことがある」。物語の大詰めでようやく、「あっ、読んだことがあるのは、この本だった」。既読であることすらすっかり忘れていたという不始末ぶりである。しかも三冊連続! というわけで、再読をほとんどしないのは記憶力が抜群にいいからではない。読みたい本がたくさんあるが、人生の持ち時間は限られている。同じ本を何度も読むヒマなどないのだ。

ではなぜ、浅田次郎さんの『勇気凛凛ルリの色』シリーズは七回目なのか。もともと彼の書くものが好きだというのはある。彼の本で再読していないものはほとんどないくらいだ。浅田次郎さんは極めて「濃い」作家である。くどいくらいに笑わせ、しつこいくらいに泣かせる。喜怒哀楽が一冊の中にぎゅうぎゅうにつまっている。読後には、中学生や高校生のころの「クラス対抗スポーツ大会」を終えたときのような、心地よい疲れと昂揚感の残り香が味わえる稀有のストーリーテラーだ。決してさらさらっと読める小説ではないが、これぞ「物語」の王道だと思う。

だが、「好きな作家」だという理由だけで、週刊誌連載をまとめた全4巻のエッセイ集を7度も通読するわけがない。私がこの本に戻ってきてしまうのは、そのタイトル通り、「勇気」をくれるからである。

最初のエッセイのタイトルは「こうなった経緯について」である。〈目下のところ売れない小説家の標本である私のあてに、「週刊現代」から執筆依頼があったのは、しとしとと不吉な雨の降る夕まぐれであった〉がその書き出し。そう、まだ『蒼穹の昴』がベストセラーになっておらず、『鉄道員』で直木賞を受賞もしておらず、「極道作家」として一部の人にのみ知られていた時期だ。メジャーな雑誌での連載エッセイの依頼に驚愕しながらも、〈もしや私に恨みを持つ男が、講談社社員を騙って私をおびき出そうと企んでいるのではないかという疑念が、フト頭をかすめた〉。というのは、〈かつて旨い話に乗せられて待ち合わせ場所から拉致された経験があった。その逆も何度かやった〉という、かなりイレギュラーな半生を送られてきたからである。そして、いよいよ待ち合わせ当日の喫茶店。〈男は講談社の名刺を差し出した。少しホッとしたが、たちまち私が以前逆の立場から伊藤忠商事の名刺を差し出したことなんぞを思い出し、まだ油断ならぬと考えた〉。

こんなおっかなびっくりの状態から、本人曰く〈無名の物書きが小説家になるまでのサクセス・レポート〉が始まる。そして最後のエッセイを書き終えるまでの4年間に、直木賞をはじめ数々の賞を受け、ベストセラーをものにし、予言通り当代きっての人気作家となる。

いや、「人気作家」という呼び方は失礼にあたるかもしれない。おそらく浅田次郎さんは後世にも読み継がれ、「平成時代の文豪」と称せられる、数少ない作家の一人であろう。その「サクセス・レポート」は、決して高みから見た視線ではない。自虐ギャグや爆笑失敗談満載で、「あの浅田先生でもこんなにアホなところもあるんだな」と思わせてくれる。

そして、ときおり入る「泣かせ」のエッセイも秀逸である。家計を助け、自らの学費を稼ぐために、深夜、国道沿いのレストランでウェイトレスのアルバイトしていたときに、強盗の持つ拳銃の暴発が原因で20年の生涯を閉じた女性を描いた「サチコの死について」(『勇気凛凛ルリの色』)。3人の米兵に車で拉致され、強姦されながらも、「私のような犠牲者を二度と出したくないから、きちんと訴えます」と捜査員に語った沖縄の12歳の少女が主人公の「ふたたび鬼畜について」(『勇気凛凛ルリの色 四十肩と恋愛』=2巻目)。心臓発作で死んだ作者のいとこと、そのちょうど二十四時間後に、まるで愛する父についていくように心臓を止めた彼の次女(生まれながらにして重度の障害を持ち、17歳の享年まで歩行もできず言葉も話せなかった)の話である「ヒロシの死について」(『勇気凛凛ルリの色 福音について』=3巻目)。これら以外にも、読み返す度に涙腺が緩む話がいくつもある。

笑いあり、涙あり。浅田次郎さんの手にかかれば、エッセイも濃くなる。じつは私、ちょうど作者がこのエッセイを書いたころの年齢に達した。まだまだ頑張れる。そして、まだまだ頑張らなければいけない。

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