定かではないがアンチエイジングという言葉が世に氾濫してきたのは4、5年前ぐらいでしょうか。
そしてわたしのほうれい線(口元横のしわ。若いころにはなかったやつ)も目立ちはじめ、顔の輪郭のゆるみを見てとれるようになったのもその頃…。
はじめに話題になったのはプチ整形。
ヒアルロン注射などをほうれい線に打ち込めば消える、というわけ。しかし維持するためには打ち続けなくてはならず、もちろんお金もかかるのだ。
こういう費用をかけるのではなく、日々の努力でお金をかけずにアンチエイジングができる、この本はその指南書といえそうです。
勝田小百合さんはカイロプラクター。内容はまずそれらしく、骨格、姿勢を正すことから始まり、顔トレ、スキンケア、食等々多岐にわたり、1~6章の構成。
ひとつひとつの内容は、簡潔ながら濃い。
第1章だけでも姿勢の正しかた、顔のゆがみ矯正、首のストレッチ、マッサージ、股関節ストレッチ、美脚トレーニング、チベット体操…、すべて写真解説つきなのでわかりやすい。合間にはなぜそれが必要か、どんな衰えに有効かの説明がはいる。丁寧なのだ。
ただしそれだけあるということは、それだけやることがあるということ。
これだけでまだ1章だよ、、、さすが鬼。
読後、本に沿ってストレッチや体操もやってみた。正直なとこ全部やるのは無理。私は鬼にはなれない、ただ小鬼ぐらいはめざしたい。
顔筋トレはほぼ毎日お風呂で湯舟につかった時間にするのが習慣になってきた。そのせいか、先日久々に会った知人2人にたて続けに「やせた?」と聞かれたのだ。1キロもやせていないのに~。顔がすっきり見えると言うのだ。これはもう顔筋トレの成果なのではっ。
それ以外にも実践できそうなことはとりいれている。やることいっぱいだけどできることから少しずつでも続けようと前向きな気持ちにさせてくれる本。鬼の真摯さと愛情を感じました。
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