ひらがな日本美術史 3
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著
橋本治
新潮社
[アート・カルチャー]
国内
1999.12 版型:B5 ISBN:9784104061037
価格:3,360円(税込)
“元祖バブル”の安土桃山時代は、枯淡あり絢爛あり妙なものあり。ジャズの聴こえる水墨画を残した天才もいた。彼らには、失われたセンスと矜持があった。日本および日本人を考える批評のライフ・ワーク。
スペクタクルなもの―「日光東照宮」;
絢爛たるもの―「能装束」;
遊んでいるようなもの―「変り兜」;
身分の低かったもの―「辻が花小袖」;
女のもの―「高台寺蒔絵」;
カッコいいもの―「泰西王侯騎馬図屏風」;
安土桃山時代的なもの―狩野永徳筆「唐獅子図屏風」;
美しいもの―長谷川等伯筆「楓図襖」と長谷川久蔵筆「桜図襖」;
ジャズが聞こえるもの―長谷川等伯筆「松林図屏風」;
空間を作るものの変遷―狩野探幽筆「二条城二の丸御殿障壁画」〔ほか〕
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