藤田嗣治「異邦人」の生涯
-
-
著
近藤史人
講談社
/講談社文庫
[アート・カルチャー]
[ノンフィクション]
国内
2006.01 版型:文庫 ISBN:9784062752923
価格:730円(税込)
ピカソ、モディリアニ、マチス…世界中の画家が集まる一九二〇年代のパリ。その中心には日本人・藤田嗣治の姿があった。作品は喝采を浴び、時代の寵児となるフジタ。だが、日本での評価は異なっていた。世界と日本の間で、歴史の荒波の中で苦悩する巨匠の真実。第34回大宅壮一ノンフィクション賞受賞作。
第1章 修行時代(名門の子;東京美術学校 ほか);
第2章 パリの寵児(狂乱の時代;絶賛された裸婦像 ほか);
第3章 皇国の画家(数奇な運命の絵画;十七年ぶりの帰国 ほか);
第4章 さらば日本(GHQからの使者;不毛な論争 ほか);
第5章 「美の国」へ(ニューヨーク;寂寥のパリ ほか)
Internet Explorerをご利用の場合はバージョン6以上でご覧ください。