日本近代文学評論選 昭和篇
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編
千葉俊二
編
坪内祐三
岩波書店
/岩波文庫
[文学研究]
国内
2004.03 版型:文庫 ISBN:9784003117125
価格:840円(税込)
昭和二年、金融恐慌、山東出兵と、時代は大きく動いてゆく。一方、この時期に円本や文庫の創刊により、日本の近代文学は広く世の中に普及していった。文学批評がそれ自身「作品」としての価値を持つ本格的な批評の時代の始まりでもあった。
文壇ギルドの解体期(大宅壮一); 饒舌録(抄)(谷崎潤一郎); 文芸的な、余りに文芸的な(抄)(芥川竜之介); プロレタリヤ・レアリズムへの道(蔵原惟人); 誰だ?花園を荒らす者は!(中村武羅夫); 政治的価値と芸術的価値(平林初之輔); 「敗北」の文学(抄)(宮本顕治); 様々なる意匠(小林秀雄); 新心理主義文学(伊藤整); 文芸評論家群像(抄)(杉山平助)〔ほか〕
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